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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第096話「産後の腹立ち」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1985年2月15日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1985年1月 八神いぶき、一刻館五号室に籠城する

 

この頃の出来事
  • 2月1日 – マンダムが「ギャツビー ヘアスタイリングフォーム」を発売。
  • 2月6日 – スティーブ・ウォズニアックが米アップルコンピュータを去る。
  • 2月13日 – 改正風俗営業法施行、正式名称変更。ノーパン喫茶が姿を消す
  • 2月16日 – 台湾、中華航空006便急降下事故。太平洋で墜落寸前になるも全員生還。
  • 2月16日 – イスラエル軍がレバノンからの撤退開始。
  • 2月20日 – ミノルタが世界初のAF一眼レフカメラ「α-7000」を発売。
  • 2月20日 – 本田技研工業が「クイント インテグラ」を発売。
  • 2月27日 – 元首相・田中角栄が脳梗塞で倒れ入院。以降、政治活動の一線から姿を消すことに。

 

あらすじ

三友商事の面接へ行けなかった五代君。八神はそれを知り、事情を聞きに一刻館へ行くのですが、五代君は塞ぎ込んで話してくれません。娘が心配になった八神部長も一刻館へ訪れ、五代君が面接に行けなかった理由を知るのですが…。

 

みどころ

  • 五代君と八神部長初対面
  • 八神籠城

 

 

はじめに

今回は八神が籠城し始める話です。八神編にもいくつか大型エピソードがいくつかあり、五代君の「教育実習エピソード」に続いての八神の大型エピソードで、今回は八神の「籠城エピソード」です。この後は皆さんご存じのように、「家庭教師エピソード」、そして最後の響子さんとの「対決エピソード」へと繋がっていきます。

 

八神襲来

妊婦の罠にはまり、三友商事の面接に行けなかった五代君ですが、それを知った八神は一刻館へと向かいます。

 

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めぞん一刻の舞台は東久留米駅周辺なのは有名な話ですが、八神は脱兎の如く家から飛び出して一刻館へ向かっていました。走って行ける距離に八神の家と五代君の家はあるみたいです。この時の八神は電車に乗ったのかも知れませんが、のちの家庭教師エピソードでは、五代君が裸足で八神の家から一刻館まで移動出来ていたので、遠くても一駅分の距離ってところでしょう。

 

 

五代君は流されすぎる性格の自分を反省し、敢えて静かに自己嫌悪に陥りたかったようですが、一刻館の状況はそれを許すはずも無く、住人は皆集まり、八神は騒ぎ立て、挙げ句の果てには二階堂がドアを壊そうとしていました。静かに何かをするには全く以て向いてない住居です。

 

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八神部長と初対面

夜10時前になっても戻らない娘を心配した八神部長は、三友商事にある五代君のエントリー情報を調べてもらい一刻館へ向かいました。八神部長は五代君の家を知らないので、細かい描写ですがこのような一刻館に行ける理由をきちんと描いてくれるのは、めぞん一刻のリアリティが増すので嬉しいです。アニメではこの過程が変更され、説明も何も無くタクシーに乗って一刻館へ辿り着いていました。

 

八神部長はここで五代君に初めて会うので、当然五代君の人となりを知らず、「娘を使ってコネを作ろうとする卑怯者」、「面接をすっぽかすいい加減な奴」と思っており、さぞや悪い印象だったでしょう。そして一刻館に来てみたら、「娘を人質に取る悪漢」との誤解までしてしまい…。

 

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この時、一の瀬さんと朱美さんは八神部長の五代君を侮辱する発言に怒り、「カナヅチ投げてやろうか。」と言っていましたが、これは読んでいて地味に嬉しいことでした。一の瀬さんも朱美さんも、五代君が他人に侮辱されれば怒るほど五代君のことを好きだってことです。四谷さんは…ふざけた顔をしていたので、良く取れば五代君を侮辱されたことにカチンと来て、八神部長を馬鹿にしていたのかなと。

 

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八神籠城

五代君、八神、八神部長の三つ巴…と言うか、八神と八神部長の親子喧嘩に巻き込まれた形の五代君。そんな中、昼間助けた妊婦の旦那が菓子折を持ってお礼に訪れ、その様子を見ていた八神部長は、五代君が面接に来られなかった理由を知り、人柄を見直していました。…が、だからと言って面接に来られなかった五代君を、人事部長と言えどうすることも出来ず…。これに怒った八神は五代君の部屋に立て籠もり、籠城作戦を始めてしまいました。

 

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おわりに

今回は五代君と八神部長が初対面し、八神が籠城を開始する回でした。この話は結局八神と八神部長の親子喧嘩でしかありません。

 

五代君にとっては数多い就職希望先のひとつですし、そもそもこんな大企業に、八神のコネで少しは浮かれた物の、五代君が受かるとは本人も周りも思っておらず、落ちたら落ちたで次の会社を目指すだけの通過点のはずでした。ところが八神と八神部長で勝手に話が進められ、親子喧嘩に巻き込まれる構図に…。

 

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