漫画全話レビュー「めぞん一刻 第074話「湯治者たち」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1984年3月15日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1984年2-3月 一刻館住人、温泉へ行く

 

 

この頃の出来事
  • 3月4日 – 東京、大阪に続く国内3番目の国際女子マラソン大会、名古屋国際女子マラソンの第1回(厳密には前身の20kmロードレース時代から通算して第5回)が開催される。東海テレビによる全国ネット中継もこの時開始。
  • 3月11日 – スタジオジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督)が公開。
  • 3月12日 – 高松地方裁判所は財田川事件で再審無罪の判決。
  • 3月14日 – 宇都宮病院事件発覚。
  • 3月18日 – 江崎グリコ社長・江崎勝久が何者かに誘拐される。3日後の21日に無事発見(一連のグリコ・森永事件の発端、なお、一連の事件は2000年に未解決のまま時効に)。
  • 3月23日 – 宝塚歌劇団によって「風と共に去りぬ」(第70期生の初舞台公演)が上演される。
  • 3月28日 – 阪和自動車道の海南IC – 吉備IC間が開通。
  • 3月28日 – 朝日麦酒の「三ツ矢サイダー」が発売100周年。

 

あらすじ

入院で一刻館住人にお世話になった五代君は、お婆ちゃんの好意で一刻館住人と温泉へ行くことになります。三鷹さんも当然のように付いてきて、女湯を覗こうとしたり、宴会で騒いだり、いつものようなドタバタが温泉宿で繰り広げられます。

 

みどころ

  • 一刻館を離れた騒動

 

はじめに

今回は入院後の後日談的話ですが、閑話休題と言っていい程番外編的な話です。長いエピソードが続いた後に、このように単発で一刻館の日常から離れ、恋愛などのストーリーからも離れた楽しい話があるのは良いですね。肩肘張らずに気楽に読め、それでいて楽しい気持ちになれるので一休み出来る回も大事です。

 

お婆ちゃんのお礼

今回、温泉旅行に行った理由は、五代君の入院生活でお世話になった人たちへの、お婆ちゃんのプレゼントでした。お婆ちゃんがへそくりを数えているところなんかほっこりしてしまいます。

 

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近所付き合いや親戚付き合いをしない人は気付かないのですが、こうやって周りがフォローしてくれているんですよね。温泉旅行をプレゼントされたからだけではないのですが、こうやってお婆ちゃんに感謝されるのなら五代君の世話もしますよね。

 

女湯を覗く

温泉に行ったら女湯を覗くエピソードはもはや必須科目と言っていい程入ってくるエピソードですが、このめぞん一刻でも当然のようにありました。なんだかんだでいつもこの手の響子さんへの覗きは成功しないんですけどね。

 

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いつもの一刻館といつもではない一刻館

温泉旅行に来たと行っても、メンツはいつもの通りでやることもいつもの通り。結局部屋代を浮かしてまで酒代を捻出し宴会をしていました。

 

ここまではいつもの一刻館と同じ展開なのですが、一刻館では出来ない響子さんと同じ部屋で寝る事が、温泉旅行と言う特別な行事のため可能になり、夜中に五代君は、響子さんの近くで寝る事だけに執心し四苦八苦していました。

 

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おわりに

今回は入院エピソード後の後日談であり閑話休題でした。めぞん一刻は長期エピソードが終わった後は、大抵こうやって閑話休題的楽しく笑える話で、アクセントと区切りを付けます。

 

長いエピソードを真剣に肩肘張って読んでいたため、その後こう言った単発の閑話休題で楽しく落としてくれるのは、楽しい気持ちでそのエピソードを締めくくれるのでありがたかったです。

 

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