目次
あらすじ
1987年09月02日放送。
前回三友商事の面接に行けなかった五代君。落ち込んで一刻館に帰り、一人で自己嫌悪(自己批判)に浸りたかったのですが八神が襲来します。そしてそこに八神部長も現れ混沌状態になってしまいます。
五代君が助けた妊婦の夫もこの場にお礼に訪れ、三友商事の面接に行けなかった理由が分かるのですが、それでも面接に来なかった五代君を八神部長と言えどもどうすることもできず、激怒した八神は一刻館に籠城してしまいます。
八神部長一刻館に立つ
今回八神部長が初めて一刻館を訪れました。
原作漫画では、八神部長が会社に電話を掛けて、面接のエントリー情報から五代君の住所を部下から聞き出し、一刻館へ自分の車を運転して行ったのですが、アニメでは誰にも何も聞かず、タクシーで一刻館に行っていました。アニメの中で五代君の家の場所とか名前って、八神部長知ってましたかね…。
まあそれはいいのですが、これで八神の一刻館の籠城が確定的になってしまいました。
八神ママの説得
男親ではどうにもならないとのことで、八神ママが一刻館に説得に行っていましたが、八神ママはおっとりしていて良いキャラです。八神部長は52歳前後ですが、この八神ママはそれより随分若く見えるので、下手をしたら10歳くらい年齢が離れているのかもしれません。だとすると、きっと八神ママは八神部長と付き合うとき、結婚するときに、親とこんな風に揉めたのかも知れませんね。そういう経験から、娘のこの行動にでんと構えていたのかもなんて想像もしちゃいます。
男親では娘の恋する気持ちなんてわかりっこないのですが、女親なら八神が今どういう気持ちで、どう着地するのかとかその辺の気持ちは大分分かるんでしょう。親が思う以上に八神は本気で五代君に惚れていて、しかも八神部長に似て非常に頑固だったので説得に失敗してしまいましたけども。
本気で惚れている?
八神ママの説得にも応じず一刻館に籠城を続ける八神。自分が働いて五代君を食べさせる(ヒモOK宣言!)と言っていましたが、本気で五代君に惚れているんですね。確かに恋に恋する乙女、恋する自分が好き、恋愛ごっこの感は否めませんが、結果的にこのあと数年たって、女子大生になっても五代君を思い続けますからね。
いつまでも恋愛ごっこが続いていると言う見方もできますが、ここまで続く恋愛ごっこなら本気なんでしょう。
原作漫画では
八神籠城エピソードは楽しい
八神の出てくる話は、すっちゃかめっちゃかに周りを引っ掻き回すので、見ていて物凄く楽しいのですが、その中でもこの八神籠城エピソードは最も楽しい話です。
八神のキャラ自体特攻型で何をするか分からないので、次はどうなるんだろうと続きが気になるのですが、その八神の話の中でも特に先が読めない展開で、原作漫画を読んでいるときは、次の話が無茶苦茶楽しみで、ページをめくる手が止まりませんでした。
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