マフィアのボスを目指して「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風」レビュー

 

目次

第10戦「グイード・ミスタ(セッ●ス・ピストルズ)&ジョルノ・ジョヴァーナ(ゴールド・エクスペリエンス)○-×ギアッチョ(ホワイト・アルバム)/ヴェネツィア」

今回は全身に実体型のスタンドを身にまとうタイプのスタンド使い。この手のスタンドはこれまでも出てきましたが、今回の敵はそこに絶対零度の鎧と言う特性を持っていて、その絶対零度の特性をどう破るかのスタンドバトルです。主に戦うのはミスタで補助がジョルノの形です。ミスタのスタンドは銃を撃つだけなのですが、この第五部ではスタンドバトルを先頭に立ってこなします。

 

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【ギアッチョ(ホワイト・アルバム)】

破壊力:A / スピード:C / 射程距離:C / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:E パワードスーツのように全身に身に纏う形式をとる、珍しいスタンドでもある。
超低温により空気中の水分を凍結して装甲のように纏っており、頚部後方の通気口を除けば弱点といえる弱点はほぼ見当たらない。(その空気穴も塞ぐ事が可能だが、スーツ内の酸素が尽きると呼吸ができなくなってしまう)

 

第11戦「ブチャラティ(スティッキィ・フィンガーズ)×-○ディアボロ(キング・クリムゾン)/ヴェネツィア・サン・ジョルジョ・マジョーレ島」

ボスの指令通り、娘のトリッシュをボスのところに連れてきたブチャラティチーム。娘を保護すると思いきや、実はボスは自分の正体の手がかりとなる娘トリッシュを始末することが目的でした。このことを知ったブチャラティは遂にボスに反旗を翻します。ところが、ボスの未知で強大な能力に破れてしまい…。

 

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またしてもラスボスは時間を操る能力ですね。第三部のディオは時間を止めること、第四部の吉良吉影は時間を繰り返すこと、そしてこの第五部のディアボロは時間を飛ばすことです。皆時間を操る能力なのですがそれぞれに少しずつその能力は違います。

 

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第三部のディオはシンプルで時間そのものを数秒止める物でした。その止めた時間中を自分だけが動けるので最強と言われた所以です。そして第四部の吉良吉影は、自分の正体を探ろうとする者を、第三の爆弾をセットした人物を通して守る物で、自分の正体を探ろうとした者を自動的に爆破し、また元の時間に戻って同じ時間を繰り返します。これを繰り返すことで、自分の正体を探る者を自分の手を汚さず消していく能力。この第三の爆弾を吉良吉影が解除した時点でその歴史は決定され、解除されない限りは延々同じ時間を繰り返します。…複雑ですね。そしてこのディアボロのスタンドの時間を飛ばす能力は、言葉の通り時間を止めるわけでも繰り返すわけでもなく飛ばすんです。四コマ漫画で例えると、2コマ目3コマ目を飛ばしていきなり4コマ目へ飛ぶ能力です。ディアボロには2コマ目3コマ目は見えているのですが、他の人間には2コマ目3コマ目は見えないため、突然オチだけが目の前に現れる事に。弱点としては、時間を止められるわけでもその中を好きに動けるわけでもないので、相手が4コマ目を「こういうオチだろ?」と予想して当たってしまうとギャフン(攻撃される、攻撃が当たる)となってしまうことです。ちなみにディオと同じく数秒しか時間を飛ばせません。…伝わりますかね…。いやあ…時間を操る能力は複雑ですねえ…。

 

【ディアボロ(キング・クリムゾン)】

破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-? 成長性-?

時を「消し飛ばす」能力と未来を予知する「エピタフ」(墓碑銘)を持つ。弱点は射程距離と持続力がないため、複数の人間を相手にすると本体の正体がばれてしまうこと。消された時間の中では全ての物がその間の動きを認識せず、記憶もできない。ディアボロだけが消した時間を理解し行動できる。エピタフを使って「よくない未来が見える→時間消去」ができる。

 

第12戦「ナランチャ(エアロスミス)&ジョルノ・ジョヴァーナ(ゴールド・エクスペリエンス)○-×スクアーロ(クラッシュ)&ティッツァーノ(トーキング・ヘッド)」

ここからは今までの『ボスの指令を忠実に守って信頼を勝ち取る』事が目的では無く、一変してボスと敵対関係にり、『ボスの追っ手から逃げながらボスの正体を探ること』へと変わります。ここではなんとあっさりとフーゴが退場。ブチャラティの打倒ボスの誘いに乗ってきませんでした。このような場合、大抵味方がピンチに陥ったときに突然現れ、「へへ…やっぱりお前らを見捨てられず来ちまったぜ…」的展開になるのですが、本当の本当にこれでフーゴとはおさらばでした。スタンド能力が特異で使えなかったんですかね。ただ、そのおかげでフーゴはマフィアとは関係ない平和な生活に戻った…はず。

 

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今回の敵は完全にコンビで、2人のスタンド能力を駆使してブチャラティチームを襲います。水の中を瞬間移動出来るクラッシュを操るスクアーロ。これは鏡の中を移動出来る第三部のJ・ガイル、この第五部で以前出てきたイルーゾォと被ります。さすがにここまでの長期連載だと多少スタンド能力は被ってしまいます。また、同時に攻撃しているのが対象者の舌に取り憑いて喋ろうとしていることと逆のことを喋らせるトーキング・ヘッド。「右」と言おうとしたら「左」と言ってしまいます。これはドラえもんの『ウソ800』って秘密道具に少し似ていますね。

 

 

ウソ800(ウソエイトオーオー)は、「帰ってきたドラえもん」(てんとう虫コミックス7巻に収録)に登場する。

 

フラスコに 入った飲み薬で、この薬を飲んだ人間の言ったことをすべて嘘とさせ、そのため言ったことと反対のことを現実に起こすことができる道具。たとえば「今日はい い天気だ」と口にすればどしゃぶりの雨が降り、「はげしい雨がふってきた」と言えば、雨はやむ。言った内容を取り消すには「今のは全部本当」と言えばい い。有効時間は75分(言った内容は取り消さない限り永久に続く)。

 

ここではナランチャが主に戦うことに。このように冗談みたいな面白い系統のスタンドバトルは第五部ではナランチャが担当。第三部のポルナレフのポジションですね。

 

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【スクアーロ(クラッシュ)】

破壊力:D / スピード:A / 射程距離:B / 持続力:A / 精密動作性:A / 成長性:C

 

水溜りやコップの水(皿の中のスープ)など液体の中へ潜み、標的に喰らいついて「食い破る」奇襲攻撃を得意とする。液体の外で活動することはできないが、液体のある場所では中々の戦闘能力を誇る。また「液体」から近くの別の「液体」へ瞬間移動をすることも可能であり(たとえば、「スープの入った皿」から「ワインの入ったグラス」へと、液体を介していなくても瞬間移動は可能)、また瞬間移動の際、捕まえたものをついでにつれて行くこともできる。また液体の体積が大きければ大きいほどスタンドも大きくなるようで、作中ではトーキング・ヘッドとナランチャを利用して一行を運河へ誘い込もうとしていた。

 

【ティッツァーノ(トーキング・ヘッド)】

破壊力 – E / スピード – E / 射程距離 – B / 持続力 – A / 精密動作性 – E / 成長性 – E

 

外見は人間の顔の形をしている。 対象の舌に取り付いて、その者が発しようとする事と逆の事、つまりウソだけをしゃべらせることができる。

 

第13戦「ジョルノ一行○-×カルネ(ノートリアス・B・I・G)/ティレニア海上空飛行機内」

今回は本体が死んでいるのに機能するスタンド。これは第四部の乙雅三に似ています。乙雅三のスタンドは本体が死んでも岸部露伴に取り憑いていましたが、今回のスタンドも本体が死んでブチャラティチームを襲っていました。

 

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ここではボスの娘トリッシュにスタンド能力が目覚め新たな戦力に。能力はなんでもゴムのように弾力のある柔らかい物にしてしまうと言う物。物理攻撃はこれでほぼ無効化出来ます。攻撃向きではないものの防御を考えると最強かも。

 

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今回襲ってきたスタンド『ノートリアス・B・I・G』は結局倒せず仕舞い。動く物を自動的に攻撃するスタンドなので、海に放り投げて波を永久に攻撃し続けるという決着の仕方。そしてジョジョのお約束でまたしても飛行機は墜落しました。

 

【カルネ(ノートリアス・B・I・G)】

破壊力-A スピード-∞ 射程距離-∞ 持続力-∞ 精密動作性-E 成長性-A

 

カルネが死ぬことで発現するスタンド。 殺された恨みをエネルギーにし、周囲の肉体を食らってどんどん巨大化する。
本体は既に死んでいるので射程距離はなく、発現時間もほぼ永続的。遠隔自動操縦型スタンドに近い性質を持つ。 また、周囲の中で「最も速く動く物」を優先して襲うという習性がある。

 

【トリッシュ(スパイス・ガール)】

破壊力:A / スピード:A / 射程距離:C / 持続力:B / 精密動作性:D / 成長性:C

 

どんな物でも自在に柔らかくする能力があり、その能力をもって柔らかくした物質はあらゆる物理的ダメージを受け付けなくなるため、絶対に破壊できなくなる。また、能力の範囲もゴムのように弾力を持たせるくらいから、原型を留めない程に自在に変形できるまでに柔らかくするなど調整でき、その物質は柔らかくなっても元の機能を持ち続けている。

 

第14戦「ディアボロ(キング・クリムゾン)○-×リゾット・ネエロ(メタリカ)/サルディニア島」

遂にボスの秘密が眠っていると思われるサルディニア島に上陸。ここではボスの姿が初めて露わになりました。パッショーネのボスのディアボロは実は二重人格で、人格によって体型まで変わってしまいます。本来の人格がディアボロでもう一つがドッピオ。このドッピオがぶっ飛んでいて…。そして今回はそのドッピオとボスの命を狙うもう一つの勢力、パッショーネの暗殺者チームのスタンド使いが対決。ジョジョ一行のスタンドバトルではありませんでした。

 

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本来、ラスボスは圧倒的に強く、絶望を感じるほどの強大な者が多いのですが、この第五部ではドッピオと言う弱い人格がいることで、ラスボスながら簡単にピンチに陥ってしまいます。第三部までのジョジョはまさに前者で、圧倒的に強いラスボスに弱者が挑む展開だったのですが、前回の第四部の吉良吉影からどうも風向きが変わり、弱い部分もあるラスボスに変わったように思います。このあとの第六部のラスボスも普通にピンチに陥りますからね。

 

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皮肉なことに、ここではボスを倒すことで目的は同じはずのブチャラティチームにリゾットはやられてしまいました。ディアボロの作戦勝ちでした。しかしラスボスが主人公のジョジョたち以外にここまで追い込まれるのは読んでいて驚きました。

 

【リゾット・ネエロ(メタリカ)】

破壊力:C / スピード:C / 射程距離:5~10m / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:C

 

鉄分を操作するスタンド。一般的なスタンドと違いスタンドがとても小さな姿で、尚且つ本体であるリゾットの体内に数多く群生しているという珍しい特徴がある。
相手の体内に存在する鉄分を操り、体内で刃物(カミソリ、ハサミ、ナイフ等)へ作り替えスタンドパワーで磁力を発して体内からそれらを飛び出させたり吐き出させる事で相手に接触する事無く直接攻撃が可能という能力。

 

第15戦「グイード・ミスタ(セッ●ス・ピストルズ)&ブチャラティ(スティッキィ・フィンガーズ)○-×チョコラータ(グリーン・ディ)&セッコ(オアシス)/ローマ」

今回のスタンド使いはディアボロが出来れば使いたくなかったと言う最低のスタンド使い。このように出来れば使いたくはないが、追い詰められて仕方なく使う部下ってのはこの手の話ではあるあるですね。大抵その場合、モラルがどうしようもなく悪かったり、能力を制御しきれなかったりなのですが、今回はその両方でした。

 

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チョコラータの能力は無差別に人を殺すカビが広がっていくので、この能力が持続すると世界の危機にもなってしまいます。このように世界規模で影響を与えるスタンド能力は、第六部の後半に複数出てきて、かなり無茶苦茶な展開になるのですが、今回はその世界規模で影響を与えるスタンド初出でしょうか。

 

このスタンドバトルは最後ちょっとグロです…。耐性無い人はキツいかも…。追い詰められたチョコラータが、なんとしてでも勝つために自分の体を自ら切断してしまいます。かなり気持ち悪い戦い方でした。カラー版になって色が付いて更にそれがリアルで…。

 

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【チョコラータ(グリーン・ディ)】

破壊力:A / スピード:C / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:A

 

サボテンを彷彿させる人型の容姿をしており、頭頂部や頚部周辺から数十本突き出たパイプから肉体を腐食させるカビを散布する。カビはその現在位置よりも低い場所へ下ると急速に繁殖し(数センチ程下がっただけでもすぐに繁殖していく)、散布された範囲内の生物の肉体を無差別に腐らせていく。

 

【セッコ(オアシス)】

破壊力:A / スピード:A / 射程距離:B / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:C

 

本体であるセッコがスーツのように全身に身に纏っているスタンド。
触れたものを液体や粘土(泥)のように柔らかく変える能力で、地面を液状化してその中を泳ぐことで地中を自在に移動することができる。地中では視界が利かないものの、セッコ自身の鋭敏な聴力と「原始的な才能」によって地上の音や反響を捕らえる事で、方向を誤る事無く正確に標的を追跡する。

 

第16戦「ジャン・ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツ)×-○ディアボロ(キング・クリムゾン)/ローマ・コロッセオ」

このディアボロ戦では第三部の主要キャラであるポルナレフが味方として登場。ディアボロと面識があり、そのディアボロを倒すためには弓と矢の真の力が必要だと知っていて、それをジョルノたちに託すためにコンタクトを取ってきました。ジョジョは過去の主人公をのちに年を取らせて登場させることはあるのですが、まさかここでポルナレフがここで出てくるとは思いませんでした。そして車椅子生活になってしまったポルナレフには、老いてしまったジョセフと同じ寂しさを感じずにはいられません。

 

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このディアボロ戦では弓と矢の謎が明らかにされました。少年ディアボロが偶然発掘したことが第三部のディオが生まれた切っ掛けになったんです。全てのパートは本当にディオに繋がるように出来ています。そして今回の戦いでポルナレフ死亡…。悲しい。

 

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第17戦「ジョジョ一行○-×ジャン・ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツレクイエム)」

先のディアボロとの戦いで死んでしまったポルナレフですが、シルバーチャリオッツが矢で貫かれたことによりスタンドが進化。死んだポルナレフは自身のこのスタンド能力により亀と魂が入れ替わり固定されてしまいます。スタンドはポルナレフの精神力が衰えているため制御出来ず暴走状態に。弓と矢を守ると言う強い意志を持ったまま死んでしまったため、このスタンドは本体が死んでも弓と矢を守る遠隔操作のようなスタンドになってしまい…。ディアボロを倒すためには弓と矢が必要なジョルノたちと、そうはさせまいとするディアボロとの間で、弓と矢を掛けた奪い合いが始まります。

 

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ここでは、コロッセオ周辺にいた者たちの魂が入れ替わってしまい、おれがあいつであいつが俺で(映画『転校生』)状態に。魂入れ替わり物も映画やドラマでよく見ますね。

 

 

魂が入れ替わってしまったので、誰がディアボロなのかわからず疑心暗鬼に。ここもこの攻防戦の面白いところです。

 

【ジャン・ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツレクイエム)】

破壊力:E / スピード:E / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:A

 

元々はジャン=ピエール・ポルナレフのスタンド「銀の戦車」だったのだが、ディアボロに追い詰められたポルナレフが最期の「賭け」としてシルバーチャリオッツを矢で貫いたことによってさらに先に進化したスタンド。

 

劇中ではコロッセオの近辺にいた生物を無差別に眠らせ、眠りについた者同士の魂を元の肉体と入れ替え、さらに興奮状態にあってか各人のスタンドが強くなっていた。しかし、矢を奪おうとする者に対しては容赦せず、奪おうとした者がスタンド使いであればそいつのスタンド(強化補正付き)で無理矢理襲わせる。逆にそいつがスタンド使いで無い、あるいは攻撃できないようなスタンドを持っていた場合は直接シルバーチャリオッツレクイエムが襲い掛かる。この時のパワーとスピードはただ歩いてた時とは比べ物にならないほど強い。

 

第18戦「ジョジョ一行○×ディアボロ(キング・クリムゾン)/ローマ・コロッセオ」

遂に最終戦のディアボロ戦です。

 

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ジョルノのスタンドゴールド・エクスペリエンスを自ら矢で貫いたことにより、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムと言う新たなスタンドに進化。相手の動作を全てリセットするというチート能力に…。要は気に入らない行動が起きた場合、それをまさしくファミコンよろしくリセット出来てしまうんです。ディアボロの時間を飛ばすキング・クリムゾンも相当にズルいスタンド能力なのですが、それを遙かに上回る能力です。これにより、ディアボロは自分が死ぬ直前から死ぬまでを永遠に繰り返す(リセットのループ)ことに…。第二部でカーズが宇宙に飛ばされ、生きることも死ぬことも出来なくなった状況とどっちがキツいんですかね…。

 

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【ジョルノ・ジョバーナ(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム)】

その能力は「相手の動作や意思のエネルギーを全てゼロに戻す(リセットする)」事。簡単に言い換えれば、自分と本体に対する全ての攻撃や行動、能力(効果)を無効化することで「それらの行動によって発生する『真実』へ到達させない」という能力である。

 

第19戦「グイード・ミスタ(セッ●ス・ピストルズ)○-×スコリッピ(ローリング・ストーンズ)」

遂に第五部のジョジョが終わったあ…と思ったら番外編のような形でもう一つスタンドバトルが始まりました。

 

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これも物凄く変わった話で、なんとなしに読んでいると蛇足と受け取られかねないのですが、第五部のテーマがここに詰まっていて、意味のあるエピソードだったんです。これはちょっと長くなるので後述します。簡単に書くと、ブチャラティの死ぬ運命を彫刻として表してしまった石と、その運命を変えるために石を破壊しようとする話です。

 

【スコリッピ(ローリング・ストーン)】

破壊力:なし/スピード:B/射程距離:A/持続力:A/精密動作性:E/成長性:なし

 

近い将来に死の運命をたどる人物の近くにひっそりと出現するスタンド。その時「石」はその人物そっくりの像に形を変える。また追跡の際には壁や床を通り抜けることもできる。そしてその像に照らされた人物がその石に振れた場合はその触れた人物が安楽死をとげる。