オーソドックスな映画「イーグル・アイ」レビュー

古い!話のひとつひとつのパーツが古い!

 

人違い、出来の良い兄に出来の悪い弟の双子、兄の代わりとしてピックアップされた弟、見知らぬ男女の逃亡、謎の人物に指示されるままの逃亡、コンピューターの人格形成、コンピューターの反乱。

 

大きなストーリーを形成する、部分部分のストーリーが、物凄く使い古されている映画で、どこかで見たような話、シーンばかりでした。20年前にやっていたら凄かったんですけどね。今までの映画の「あるあるネタ」を継ぎ接ぎしたような映画でした。

 

一昔前の想像でありがちな、「近未来ってこんな感じ」と言うようなコンピューター像で、映画を見ながら「う~ん…」と苦笑いしてしまいました。

 

チェイスシーンが売りのようですが、「スピード」や「ボーン・アルティメイタム」に比べると、緊張感や緊迫感が伝わって来ず、一段劣るかなという印象です。チェイスシーンと言うのは、単純な追いかけっこも見どころなのですが、頭脳を使った回避行動や、コンマ何秒差のすれ違いも魅力の重要な要素を担っています。この映画のチェイスシーンは、まず根本的に、相手に指示されるまま、「あっちへ行け」「ほいほい」、「今度はここへ何分後に行け」「OK」、と言う感じで、自分で考えた回避行動が無いので、頭脳を使ったチェイスシーンの魅力はゼロでした。何でもかんでも遠隔操作で逃がしているだけですからね。これをチェイスシーンと言うのは、若干違和感があります。

 

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ありきたりの話の継ぎ接ぎで、チェイスシーンも思ったより魅力が無く、ストーリーに訴えかけてくる部分も無く、少し残念な映画でした。

 

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