「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第22話「採掘場からの脱出」」解説・考察

今回解説・考察するのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO の第22話「採掘場からの脱出」です。

 

原作をやっていない方はいまいち分からないこともあると思うので、原作の話を降りませながらアニメを1話1話追い、その都度出てきた謎やわかったことを解説したり考察したりしていきます。

 

原作のゲームがとっくの昔に出ているので、その先のことやどうなるかは全て分かっているのですが、あくまでアニメの『その時点まで』をネタバレなしで記載してます。ネタバレが気になる方も読んで問題ありません。

 

それでは早速解説・考察を書いていきたいと思います。

 

ちなみに、YU-NOの全話レビューは別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。

 

未視聴の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

潜入していたレジスタンスのメンバーや収容所の捕虜とともに蜂起するたくやとアマンダ。
バズクの妨害を止めるためガーゼルの塔で戦う2人であったが、塔の崩落により頂上に取り残されてしまう。
逃げ場のなくなった2人の前に空から現れたのは…

 

今回の謎(★)とわかった(☆)ところ

  • ☆脱走計画を練る
  • ☆アマンダの右目が潰れた理由はバズク所長の折檻
  • ☆「死なない限り望みがある」はループ構造
  • ★バズクの言う大事な儀式とは?
  • ★デオはバズクの内通者?
  • ☆龍造寺の屋敷にあったタペストリーがバズクの寝室にあった
  • ☆ガーゼルの塔が崩壊した
  • ☆たくやとアマンダが成体になったクンクンに救い出される
  • ★囚人や看守、所長はどうなったの?
  • ☆帝都の近くまでクンクンが運んでくれる
  • ☆クンクンを食べることになる

 

解説・考察

☆脱走計画を練る

今回、収容所の脱走計画を練り、実際に囚人が暴動を起こしていましたが、これは完全にアニオリです。原作では大地震が起きて塔も収容所も全壊し、たくやとアマンダ以外は囚人も看守側も全員死亡しました。

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☆アマンダの右目が潰れた理由はバズク所長の折檻

アマンダの右目にバズク所長のムチの一部かなにかが突き刺さり、怪我をして隻眼になってしまいました。この描写は原作にはありませんでした。原作だと、たくやが入れられた懲罰房にアマンダが突然入れられ、その時既に右目に包帯をしている状態でした。この右目を失った経緯をアニメで補完したのでしょう。

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☆「死なない限り望みがある」はループ構造

たくやはアマンダに「死なない限り望みはある」と言っていましたが、これは神奈が母親から言われた言葉と同じで、これを支えになんとか生きていました。このことをたくやは聞いていたので、励ますためにアマンダに言ったのですが、その言葉をアマンダは将来神奈に言い聞かせることになり…。そして神奈はその言葉をたくやに…。たくやはアマンダに…。タイムリープもので良くある威ループ構造です。

 

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★バズクの言う大事な儀式とは?

バズクの言うもうすぐ来る大事な儀式とは、神帝が執り行う400年に1度の儀式のことです。この儀式に巫女の棺が必要とのこと。巫女の棺は収容所で作っており、それを運び出すためにガーゼルの塔の機能を一時停止していました。原作では収容所兼採掘場なだけで、超念石の精製や巫女の棺は作っていませんでした。

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★デオはバズクの内通者?

デオはバズクに食事で召使いのようなことをしていましたが、デオはバズクの内通者なのでしょうか。実際はバズクを倒したので内通者ではないようです。巫女の棺を運び出す日程などを知っていましたし、アマンダが言うレジスタンスの潜入者とのことなので、バズクに取り入って色々情報を聞いていたのだと思われます。

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☆龍造寺の屋敷にあったタペストリーがバズクの寝室にあった

バズクの部屋に龍造寺屋敷にあったタペストリーがありました。アニメではガーゼルの塔と三角山が同じ物なので、タペストリーも現代編と関連付けるために出したようです。ちなみに、原作ではガーゼルの塔と三角山は別物でした。このデラ=グラントには、このような収容所兼採掘場がいくつもあり、たくやが収容されたこの場所はそのうちの1つに過ぎませんでした。

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☆ガーゼルの塔が崩壊した

ガーゼルの塔が崩壊してたくやとアマンダは脱獄出来たのですが、原作ではこのような流れではなく、大地震が起こって塔も収容所も全壊との流れでした。原作だと収容所が全壊したので、生き残ったのはたくやとアマンダのみで、所長を初め全看守、囚人が死亡してしまいました。

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☆たくやとアマンダが成体になったクンクンに救い出される

たくやとアマンダがガーゼルの塔最上階に取り残されてピンチの時、成体のクンクンが空から来て助けてくれました。クンクンは98版から2017年に発売したPS4版では中性的になり、肌の露出も減りましたが、アニメ版では更にそれが進み、肌色部分がほぼなくなっていました。

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★囚人や看守、所長はどうなったの?

アニメでは原作と違い塔が倒壊しただけなので、看守や囚人がどうなったのかはまだわかっていません。原作では全滅だったのですが、囚人がレジスタンスに入ったようですし、今後出てくると思われます。所長も死んでいないようなので再登場するかも?

 

☆帝都の近くまでクンクンが運んでくれる

クンクンはたくやとアマンダを運んで帝都近くで力尽きて倒れてしまいました。原作では帝都の景色は全く見えず、まだ歩いても2,3日掛かるところでした。ところが、アニメはもう目の前が帝都です。しかし、それでもアマンダは帝都に行くまでにまだ距離があると言っていました。どう見ても帝都まで数百メートルか、遠くても1,2kmと言ったところなのですが…。

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