「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第07話「タタリ騒動の元凶」」解説・考察 評価はまだありません

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今回解説・考察するのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO の第07話「タタリ騒動の元凶」です。

 

原作をやっていない方はいまいち分からないこともあると思うので、原作の話を降りませながらアニメを1話1話追い、その都度出てきた謎やわかったことを解説したり考察したりしていきます。

 

原作のゲームがとっくの昔に出ているので、その先のことやどうなるかは全て分かっているのですが、あくまでアニメの『その時点まで』をネタバレなしで記載してます。ネタバレが気になる方も読んで問題ありません。

 

それでは早速解説・考察を書いていきたいと思います。

 

ちなみに、YU-NOの全話レビューは別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。

 

未視聴の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

無実を証明し、亜由美を救ったたくやであったが、カオスの矯正により再び新しい並列世界へ。
澪・結城とともにタタリ騒動の噂がある龍蔵寺学長の家を尋ねる。
そして龍蔵寺は、たくやと2人で話がしたいと申し出る…

 

今回の謎(★)とわかった(☆)ところ

  • ★因果律とは?
  • ☆最初に戻った
  • ☆記憶が残っている
  • ★タタリ騒動とは?
  • ☆400年周期説
  • ★神奈のネックレスはなに?
  • ★絵理子先生の脱ぎ捨てられた服はなに?
  • ☆最近龍造寺が変わってしまった
  • ☆龍造寺は香織以外に探偵を雇っている
  • ☆龍造寺の家に行く理由は遺品を届けるため
  • ☆龍造寺の家には澪と結城も付いてきた
  • ★改築したのに土蔵だけ古びているのはなぜ?
  • ★梅さんの言っていたことわざはなに?
  • ★梅さんは認知症?
  • ☆龍造寺は家の者をほぼ全て処分してしまった
  • ★タペストリーはなに?
  • ☆タペストリーは400年前の物
  • ☆龍造寺と有馬広大の関係がわかった
  • ★高ノ天原民族とは?
  • ☆今川由利香博士の顔が分かった
  • ★何故有馬広大博士は学会から追放された?
  • ☆有馬広大博士の研究テーマは不老不死
  • ☆ケイティア(恵子)の話が出てきた
  • ★龍造寺に見つめられてよろめいたナイアーブとはなに?

 

解説・考察

★因果律とは?

度々YU-NOで出てくる因果律ですが意味としては下記のようになります。

 

いんがりつ【因果律】 (類語の調べ方)
原因のない事象はなく、同一の原因があれば同一の結果が生ずるという法則性。
「―に従う」

三省堂類語新辞典 (C) Sanseido Co.,Ltd. 2014

 

つまり、リフレクターデバイスでこの因果律を観測できるので龍造寺は欲しがっているんです。

 

☆最初に戻った

前回最後にカオスの矯正が発生し、たくやは物語の最初の地点…つまり、謎の少女と出会い、龍造寺に銃を向けられた地点に戻ってしまいました。しかし今回は龍造寺や亜由美、神奈はその場におらず、カオスの矯正中に出てきた有馬広大が言うとおり、『少しだけ違った世界』になっていました。翌朝龍造寺と亜由美を訪ねても銃を突きつけられた事実はありませんでした。

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☆記憶が残っている

カオスの矯正で最初に戻ったたくやは、「三角山?またここからスタートか」と呟いていました。また、補習授業に向かう途中、カオスの矯正中に出会った父親の助言を思い出していました。つまり、アニメではカオスの矯正でも完全に記憶を維持する設定のようです。原作ではカオスの矯正が発生すると記憶は完全に消えていました。

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★タタリ騒動とは?

タタリ騒動について触れていましたが、以前たくやの家に澪と結城と一緒に帰ったとき出てきたあのタタリ騒動のことです。龍造寺の家の近くに人を食いちぎるネコ科の化け物が出るとか、体と頭が分かれた死体が出たとか、ちょっとした都市伝説みたいな事件が近辺で発生しているとのことです。

 

☆400年周期説

今回も400年週季節の話が多く出てきました。有馬広大博士の仮説で、日本では400年ごとになにか大きなでき事は起きると言うもの。舞台設定が1996年なので、次の400年周期は2000年です。これ結構重要なんです。

 

★神奈のネックレスはなに?

前回も出てきましたが神奈が大事そうにネックレスを仕舞うシーンがありました。また、たくやの母親も同じようなネックレスをしていた思い出がフラッシュバックしていました。ネックレスがなんなのか、母親が同じような物をしていたのは何故なのかはいずれ分かりますが、母親がネックレスをしている描写はアニオリです。

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★絵理子先生の脱ぎ捨てられた服はなに?

たくやが保健室に行ったら絵理子先生の脱ぎ捨てられた服がありましたが、何故こんな状況になっているのかはこの美月ルートでわかります。美月ルートとは銘打っているのですが、絵理子先生の謎もどんどん判明するので、絵理子ルートと言っても差し支えないくらいです。

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☆最近龍造寺が変わってしまった

以前(別の世界線)でもありましたが、美月から最近龍造寺が変わってしまったと相談を受けていました。原作のゲームでは、この美月の相談を無視すると亜由美など別ルートへ、この相談に乗るよう行動すると美月ルートへ入りました。今回は前回と違い、この美月からの相談を真面目に受けたので美月ルートに入ったんです。ここがルート分岐点だったんです。

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☆龍造寺は香織以外に探偵を雇っている

前回までの別ルートで、龍造寺が香織を雇っていることはわかっていましたが、今回美月の話から龍造寺は香織以外に探偵を雇っていることが明かされました。この探偵はのちに出てきて話に絡んできます。

 

☆龍造寺の家に行く理由は遺品を届けるため

アニメでは龍造寺の家に行く理由は親父の遺品を届ける目的になっていました。原作では屋敷の周りをウロウロしていたら龍造寺に見つかったことが切っ掛けでした。

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