今回解説・考察するのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO の第12話「」です。
原作をやっていない方はいまいち分からないこともあると思うので、原作の話を降りませながらアニメを1話1話追い、その都度出てきた謎やわかったことを解説したり考察したりしていきます。
原作のゲームがとっくの昔に出ているので、その先のことやどうなるかは全て分かっているのですが、あくまでアニメの『その時点まで』をネタバレなしで記載してます。ネタバレが気になる方も読んで問題ありません。
それでは早速解説・考察を書いていきたいと思います。
ちなみに、YU-NOの全話レビューは別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。
未視聴の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。
目次
あらすじ
再びカオスの矯正により新しい並列世界へ移動するたくや。
本格的に龍蔵寺を調べようと絵里子に協力を依頼しに行くが、そこには普段と違う様子の絵里子が…
そして龍蔵寺の家へ協力者に会いに忍び込んだ二人の前に現れたものとは…
今回の謎(★)とわかった(☆)ところ
- ★龍造寺が別の何かとは?
- ★絵理子先生が服を脱ぐ理由は?
- ★アーベルとは?
- ★絵理子先生とたくやはどうやって龍造寺の家に入ったの?
- ★土蔵だけどうして古いの?
- ★梅さんは自殺?
- ★絵理子先生がやたら身体能力高い理由は?
- ★美月の事故はなに?
解説・考察
★龍造寺が別の何かとは?
この時点でもうわかっていると思いますが、龍造寺は本来の人間・龍造寺ではありません。姿形こそ同じですが、中身は全く別の物になってしまっています。このことは今後の現代片でもある程度明かされますが、本格的に全容が解明するのは異世界編でも終盤になります。
★絵理子先生が服を脱ぐ理由は?
絵理子先生は作中、何度も衣服を保健室に脱ぎ捨てていましたが、理由は2つあります。1つは龍造寺を探るために『変装』して出掛けるため。もう1つはひんやりした固い床で寝ることが好きだからできるだけ服を脱ぐとのもの。
何故ひんやりした固い床で寝ることが好きなのか。龍造寺と同じようなことをしているのか。この辺りは異世界編で解明されます。
★アーベルとは?
絵理子先生はアーベルと言う男性の夢を見て、側にいたたくやに抱きついていましたが、アーベルが何者かは異世界編で判明します。悲しい感情を表に出したり、「戻ってきてくれたんだ」と言ったことから、なんとなくアーベルが今どうなっているのか想像が付くと思います。
★絵理子先生とたくやはどうやって龍造寺の家に入ったの?
絵理子先生とたくやは龍造寺の屋敷にあっさり侵入していましたが、どうやって入ったかと言うと、強引に壁をよじ登って…です。原作では成人ゲームらしく、ここですったもんだあり、絵理子先生の下着が…お尻を押して…などありました。
★土蔵だけどうして古いの?
半年前に屋敷をリフォームしたのに、土蔵だけどうして古いのかはこの現代編でわかります。つまり、半年前はまだ人間。龍造寺だったんです。その後龍造寺の中身が変わってしまい、土蔵は龍造寺がしたあることによって古くなってしまいました。
★梅さんは自殺?
梅さんが首吊り自殺をしていましたが、本当に自殺なのでしょうか。今回最後に、龍造寺の屋敷から急発進する車。その車に乗っていた美月。ナイアーブを掛けられている美月。これらのことを考えると、梅さんが自殺なのか他殺なのか。誰が殺したのか。わかりますよね。
★絵理子先生がやたら身体能力高い理由は?
絵理子先生は美月が来るまで逃げるところを脱兎のごとく追い掛け、とても高い身体能力を示していました。何故こんなに身体能力が高いのかは職業柄です。その職業とは、当然保健の先生ではありません。これも異世界編まで謎の解明は持ち越しです。
★美月の事故はなに?
美月は龍造寺にナイアーブを掛けられているので、一時は愛したたくやですら殺そうとするわけで、梅さんを手に掛けることくらいなんでもありません。しかし、時折頭痛が発生していたように、運転中に頭痛が発生して事故…と言うことのようです。
総評
今回は各ルート序盤と同じく、伏線を張るだけ張りましたね。あとはこんぽルートで徐々にこの伏線が改修されていきます。ただ、絵理子先生と龍造寺の招待に関しては、異世界編でも終盤での話に繋がるので、しばらくは謎は謎のママで宇。最後まで見ればそう言うことかと納得します。
こんな人にお勧め
- タイムトラベル、タイムリープものが好きな人
- 異世界ものが好きな人
- 壮大な話が好きな人
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