アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第14話「時間よ、とまれ」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

襲撃を受けたマチルダのミデア輸送機を脱出させることに成功したガンダム。だが、それは敵パトロール部隊のクワラン曹長たちの計略であった。小型飛行兵器ワッパでガンダムに接近し、爆弾を取りつけていく兵士たち。シールドの爆発で仕掛けに気づいたアムロは帰投し、周囲の見守る中で爆弾を解除すべく孤軍奮闘するが…。

 

見どころ

  • MS対人間
  • ジオンの時限爆弾驚異の威力

 

初登場人物

ジオン軍
  • クワラン
  • ギャル
  • ソル

 

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初登場メカ

ジオン軍

 

 

はじめに

今回、ザクと戦闘に気を取られるガンダムに、ジオン兵が人力で時限爆弾をセットするもの凄く地味な話です。ザクマシンガンでもシャアの攻撃でも装甲が壊れなかったガンダムですが、この時限爆弾はもの凄く高性能な爆弾のようで、1個の時限爆弾でガンダムのシールドをいともたやすく破壊してしまいます。

 

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時間との闘いで爆弾を取り外すアムロ。それを見るジオン兵。そしてアムロの頑張りに賛辞を送るジオン兵。またしてもジオンの気の良い人間の話でもあります。

 

放送内容

地味な話

今回も前回同様、MS同士の戦闘がほとんど無い地味~な話です。ガンダムと言うよりも、戦争の物語と捉えた方が良いかもしれません。

 

ジオン軍前線基地のひとつに所属する青年クワランは、ギャルにザクで陽動を掛けながら、時限爆弾をワッパで仕掛ける作戦を立案。この作戦が成功すれば、この地球の危険な地域からジオン本国に帰れると踏んだようです。

 

一応ザクが陽動としてガンダムと抗戦するものの、そのシーンはオマケ程度で、ワッパでガンダムに時限爆弾を仕掛ける事がメインの作戦です。この時限爆弾は取り付けに時間が掛かると思い、30分に設定していたのですが、思いの外簡単に取り付けられてしまい、結局それがアムロがガンダムから時限爆弾を取り外せた要因にもなっています。

 

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ちなみにクワラン達の話は漫画になっています。全2巻なのでさくっと読めるのでお勧めです。しかしこんなマニアックな1部隊の話が漫画になるとは…。ガンダムの漫画は何でもありですね。それだけガンダムという名前で買う人がいるので儲かるって事なんでしょう。私も人のことは言えませんが…。

 

 

ホワイトベースの立場

一応今のところ最終目標は、ホワイトベースを連邦軍本拠地ジャブローに送り届けることなのですが、それにしてもホワイトベースには援軍も救援物資もほとんどなく、孤立無援状態なのですが、マチルダが言うには、本来ブライト達は連邦の最新兵器を無断で使用しているので死刑でもおかしくないとのこと。無茶苦茶ではありますが…。しかしトップのレビル将軍がホワイトベースを擁護しているので、かろうじてマチルダが救援物資を届けに来たり、罪に問われずに済んでいるようです。

 

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しかしこの「ホワイトベースを連邦軍本拠地ジャブローに送り届けること」の任務以外に、今最も重要な任務は「データ収集」であることが、マチルダの口から漏らされていました。ジオン軍がニュータイプの研究に力を入れていて、実戦にも投入され多大な戦火を収めているとの情報は連邦も知っていたので、素人集団のホワイトベースがここまでの戦果を挙げていますし、特にガンダムの目覚ましい活躍を知り、ニュータイプの格好の研究材料と見たことが窺えます。このデータ収集の伏線が、のちに開発されるジムに、アムロとガンダムの戦闘データを移植することに繋がります。

 

また、今回ブライトは少尉に階級が上がりました。今まで単なる士官候補生でしかなかったのですが、跳躍昇進で一気に少尉です。ちなみに劇場版では大尉になっていました。

 

時限爆弾驚異の威力

クワラン達が取り付けた時限爆弾は小さいのですがもの凄い威力で、1個でガンダムのシールドを破壊出来ることは前述しましたが、これを5個全てガンダムから取り外し、ジープで遠くへ運んで爆発させたところ、なんとキノコ雲が出来ていましたよ…。ジオンのこの時限爆弾の性能は恐ろしいです。これを量産すれば連邦に勝てるような…。

 

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またこのエピソードは少し作画がおかしくて、時折ガンダムと人の縮尺がおかしくなったり、ミライがやたらと太っていたりしていました。この頃は作画がかなりアバウトですね。

 

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ジオン兵は良い人が多い

まだ第14話なのですが、本当ににジオン兵は良い人って話が多いです。これまで何回そんな話があったでしょうか。

 

今回もガンダムから時限爆弾を取り外す様子を遠目に見守りハラハラするクワラン達だったり、時限爆弾取り外しに成功したアムロを称えに、わざわざ民間人を装って出向いたりと、人間味溢れるジオン兵でした。

 

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おわりに

このエピソードは劇場版では完全にカットされているので、テレビ版だけで見られる貴重な話です。また、そのプレミア感もあってか、ガンダムファンの間でも人気が高いエピソードでもあります。派手さは全くなく地味な話なのですが、それだけに映画的なストーリーになっていて、ジオンの気の良い兄ちゃんたちもあり人情話でもありました。

 

こんな人にお勧め

 

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