目次
それぞれの個性が分かってくる第4週
第4週まで来ると、人数がかなり絞られ、それぞれの個性が分かってきて、誰に残って欲しいとか結構思い入れが出てきます。
第9チェックポイント「勝利への脱シュートクイズ/サンパウロ(ブラジル)」
アメリカ横断ウルトラクイズ…なのですが、今回はアメリカ大陸縦断ですね。アメリカを脱出してブラジルのサンパウロに上陸です。ブラジルと言えばサッカー。一説によると、今やっているブラジルW杯に関連して、この第12回が放送されたとか何とか。
このチェックポイントの、脱シュートクイズは、回答者がPKの位置からシュートを打って、プロのGKがゴールを守ります。最初にゴールした回答者だけが答えられるというクイズです。
ちなみに放送前にお断りのテロップがありました。「諸事情により一部カットしています」と。その諸事情とは、このGK2人のうち1人がペレの息子だったのですが、そのペレの息子が、放送直前に麻薬取引とマネーロンダリングの罪で、禁錮33年の判決を受けました。
本放送では、ペレの息子の紹介が30秒ほどだったかあったのですが、その部分がカットされていました。ノーカットじゃないのは残念ですが、放送に影響はないですし、特に盛り上がるところでも、思い出に残るような場面でもないのでまあ良いかなと。
ペレ氏の長男に禁錮33年4月 麻薬組織の資金洗浄に関与
ブラジル・サンパウロ州の裁判所は5月31日、「サッカーの王様」ペレ氏(73)の長男で元サッカー選手のエジーニョ被告(43)が麻薬組織のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、禁錮33年4月の実刑判決を言い渡したと発表した。地元メディアが伝えた。
ワールドカップ(W杯)開幕を直前に控えるブラジルでは英雄の家族の不祥事に衝撃が広がっている。被告は麻薬中毒であることは認めているが、組織への関与は否定しており、控訴するとみられる。
エジーニョ被告はペレ氏と元妻との子。ペレ氏が所属した名門サントスで1990年代にゴールキーパーとして活躍し、引退後はコーチを務めていた。(共同)
記事のURLを見れば分かるのですが、6月1日のでき事なんですよね。放送直前になって急遽入ってきたニュース。あと1ヶ月遅ければ…。
クイズの方に話は戻りまして、このクイズ最初はPKだったのですが、中々入らなかったのか、途中からドリブルで近付いてOKの1対1になっていました。それとこれって最初に蹴った人損ですよね。そっちに反応しているうちに蹴れば良いのですから。
落ちたのはサッカー好きの澤野さんでした。この時代に欧州にサッカーを観に行ったり、日本代表を追いかけてアジアに行くとかかなり珍しいです。
澤野さんの脱落で遂に10名を切りました。
第10チェックポイント「大滝びクイズ/イグアス(ブラジル)」
第10チェックポイントは、イグアスの滝の前でのクイズです。
それぞれもうしっかりキャラがわかるようになったので、それぞれのキャラに合ったフレーズを叫んで、既定の音量に達したら回答権を得るというクイズ。
このチェックポイントは罰ゲームがやばかったらしいんです。
アメリカ横断ウルトラクイズの裏話ブログで触れていましたが、ここで落選した古川さんを、イグアス川におんぼろボートで放り出すのですが、なんと2時間以上放置。ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの国境に接しているため、パラグアイの国境警備隊に本当に拿捕される事態に…。
アメリカ横断クイズヒストリー
恐怖の罰ゲーム
(前略)
と、何処からともなく1隻の高速警備艇が現れ、彼女のボートの側に水しぶきが上がたのです。見ると警備艇から機関銃が連射されているではありませんか?しかもその音がパパン、パパンとこだまとなって聞こえてきたのです。驚いたのはスタッフの方でした。そんな演出は何も考えていませんから、「エッ!なんだあれは?」と仰天したのは言うまでもありません。
(中略)
結果的にこのでき事は、警備隊を買収して丸く治めました。その時の対価は、ウルトラクイズのロゴ入りのTシャツ3枚とやはりロゴ入りのキャップ(野球帽)3個。
(後略)
スタッフも焦ったそうです。オンエアーでは機関銃の音に効果音を入れていましたが、本当に威嚇射撃を受けたそうです。本当に威嚇射撃を受けたとなると大問題になるので、効果音で消したんでしょう。
こういう罰ゲームの裏側を知ると、結構ふざけてるように見えて、ガチで罰ゲームをやっているみたいです。
第11チェックポイント「クイズタンゴアルゼンチーノ/ブエノスアイレス(アルゼンチン)」
このチェックポイントはアルゼンチンに移動してのタンゴクイズ。
パートナーとタンゴを踊りながら、少し先にある早押しボタンを押して、一番最初に押した人がクイズに答えるという変わった形式でした。
ここは瀬間さんがかなりピンチでした。ギリギリ抜けです。
ここの罰ゲームは面白くて、ブエノスアイレスの街中で、タンゴを踊ってくれる人を探す、いわゆる晒し者系の罰ゲーム。
そしてなぜかトメさんも踊る。
第12チェックポイント「最南端で災難クイズ、二重音声クイズ/フェゴ島(アルゼンチン)」
南極に最も近い島、フェゴ島でのクイズ。
このクイズは物凄く面白いです。人間性が出るクイズで、誰がクイズを知らないと見られているかが如実に分かります。ちょっとカイジっぽいゲームです。
【条件】
- +5出勝ち抜け
- -12で脱落
【自分が回答する場合】
- 自分が回答して正解した場合+1、間違った場合-1
【指名する場合】
- 指名した人が間違って自分が正解した場合は、自分が+3、指名された人が-3
- 指名した人が答えられた場合、指名された人が+3、自分が-3
- 指名した人も自分も間違った場合、自
分が-3
これを脱落者2名になるまで続けます。ね?カイジっぽいでしょ。
最初に狙われたのは飯田さんでしたが挽回しました。飯田さんが一番下に見られていたと言うことでしょう。
みんな最初は自分で答えるのですが、5ポイントを1ポイントずつ積み上げていくのは遠く、誰かを指名した方が圧倒的に有利と言うことにすぐ気付き、次々と指名していきます。いやあ面白い。
ここで落ちたのは、平田さんと酒井さん(地上げ屋)の女性2人。ちなみにことあるごとに地上げ屋地上げ屋と言われますし、テロップでも出てきますが、自分から冗談で地上げ屋ですと言ったのが切っ掛けとは言え、今じゃ無理でしょうね。
しかし、敗者復活が久しぶりにこの後行われ、酒井さんが復活。地上げ屋しぶとい。
この敗者復活戦のクイズも物凄く面白く、「二重音声クイズ」と言って、トメさんと小倉アナが問題を同時に読んで、両方のクイズに解答したら勝ち抜けと言う無理難題。何回聞いてもわかりません…。
罰ゲームはイマーションスーツを来て南極海に放流。それで帰れと。
こんな人にお勧め
- 最高のクイズバラエティを見たい人
- テレビが一番面白かった時代の国民的番組を見たい人
- バブリーな番組を見たい人
残り6人
いやあ第4週も面白かった。遂にラスト1週です。とうとう残り6人になってしまいました。
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