漫画全話レビュー「めぞん一刻 第015話「複雑夜(ふくざつや)……」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1981年09月30日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1981年秋 五代裕作、七尾こずえと再会、デートをする

 

この頃の出来事
  • 9月1日 – 郵便個人年金法施行。
  • 9月1日 – ジョナスがファミリーマートに改称、コンビニエンス事業を開始。
  • 9月1日 – ユニードがダイエーグループの九州ダイエーと合併、新生ユニードが発足。
  • 9月5日 – 三和銀行オンライン詐欺事件が発覚(発生日は当年3月25日)。
  • 9月8日 – 日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹が死去。
  • 9月18日 – フランス、死刑を廃止。
  • 9月21日 – ベリーズ独立。
  • 9月23日 – セ・リーグで巨人が4年ぶりに優勝。
  • 9月25日 – フジテレビの長寿番組「スター千一夜」が22年半の歴史に幕(放送回数6417回)。
  • 9月27日 – フランス・パリ〜リヨン間で、高速鉄道TGV運行開始。
  • 9月30日 – 第24回夏季五輪(1988年)の開催地がソウルに決定。名古屋市は招致に失敗。
  • 9月30日 – アジア共石が共同石油グループから離脱し、大協石油に経営権譲渡(1989年10月、コスモ石油と合併)。

 

あらすじ

響子さんをデートに誘おうと映画のチケットを握りしめ、一刻館に急いで帰る五代君。ところが目の前で三鷹さんの車に乗り込み、デートに行く響子さんを目撃してしまいます。映画のチケットを無駄にしたくない五代君は、友人を誘うも断られるのですが、そこに以前酒屋のバイトで一緒だった七尾こずえちゃんが現れ、一緒に映画に行くことになります。

 

 

みどころ

  • 七尾こずえ登場
  • こずえちゃんの天然
  • 響子さんの理不尽な嫉妬

 

初登場人物

  • 七尾こずえ

 

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はじめに

今回は最後まで物語を引っ掻き回すこずえちゃんが初登場する話です。こずえちゃんの天然ぶりは初登場から全開です。また、響子さんの理不尽な嫉妬が初めて出た回でもあります。

 

こずえちゃん

アニメではこの回の登場を踏まえ、前に酒屋でバイトをしているときに姿だけは出ているのですが、漫画ではこの回が正真正銘こずえちゃん初登場回です。

 

響子さんの理不尽な嫉妬

こずえちゃんに押し切られた形で、一緒に映画に行くことになった五代君。三鷹さんとデートする響子さんとばったり会うのですが、響子さんは何故かこずえちゃんとデートする五代君に怒り爆発です。響子さん自身は今まさに三鷹さんとデートをしているのに…です。

 

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一応響子さんの理屈としては、「自分のことを好きだと言ったのにデートして!」とのことなのですが、それならその五代君の気持ちを知って、三鷹さんと着飾ってデートする響子さん自身はどうなんだと…。また、これも響子さん独自理論なのですが、「あれはデートじゃないから」と言うのも頻繁に使います。着飾ってお互いに連絡を取り合い食事や映画に出かけても、響子さん的にはデートじゃないらしいです。響子さん的にデートとはどんなものを言うんでしょうか…。

 

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「響子さんは面倒くさい女」と言うのは、愛も込めてめぞん一刻好きの間ではよく言われるのですが、こういうところがそうなんです。しかし人間の感情は理屈で全部割り切れませんからね。かわいさ余って憎さ百倍なんて言葉も昔からあるわけで、人間ってこういうもんなんでしょう。それにしても面倒くさいですけど…。

 

五代君も響子さんも思わせぶり

響子さんは三鷹さんに「あなたとお会いしてると楽しいんです」と言いますし、五代君はこずえちゃんに「きみかわいいし」なんて、それぞれが相手に期待させることを言っちゃいます。基本的にこれずっと続くんですよね。だからこそ、三鷹さんもこずえちゃんも期待して7年近く待っていたわけで…。正直恨まれても仕方の無い引っ張り方かなと…。

 

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おわりに

今回で五代君、響子さん、三鷹さん、こずえちゃんと、五代君と響子さんを取り巻く恋の人間関係は一旦出来上がりました。中盤で八神が出てくるので、また関係性は少し変わるのですが、しばらくはこの4人でめぞん一刻の恋模様は描かれていきます。

 

ただ、こずえちゃんは響子さんをライバルだと思っていない(気付いていない)ので、四角関係にはならないんです。基本的に響子さんを頂点とした、五代君と三鷹さんの響子さん奪い合いの三角関係です。

 

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