名人戦、クイーン戦開始「ちはやふる/末次由紀」(第23巻)レビュー

収録内容

原田先生と新の名人挑戦者決定戦の決着から始まり、名人戦、クイーン戦の朝、近江神宮にお参りに行くまでが、この23巻の収録内容です。

 

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まさかの原田先生勝利

名人挑戦者決定戦は、まさかの57歳の原田先生が勝利。いや良いんですけどね。この漫画は、ちはや、太一、新(あらた)が中心の話なので、新が勝つものとばかり思っていました。ただ逆に、新が勝ってしまうと、名人と言う最高位に、早くもこの三人のうち一人が王手を掛けたことになり、物語の終わりまで一気に加速する可能性があったんですよね。

 

そういう意味では、新が負けたことにより、ちはやふると言う漫画の寿命はおそらくかなり伸びたのではないかなと思います。逆に23巻でまだ頂点が見えないので、どこまで続くんだろうとの疑問も湧いてきますけどね。

 

しかし、こういう漫画は唐突に「俺たちの冒険はこれからも続く!」って終わらせ方もあるので、はっきりとしたことは言えませんね。

 

唐突に恋愛色が出てきた

今までこのちはやふるでは、少女漫画とは思えないくらい、恋愛の話は出て来ない、もしくは進展しない、かるたのスポ根一直線だったのですが、新が千早にあっさり好きだと言ってしまったことから、急にに恋愛の話が…。

 

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まあこの三人の関係性、物語を描くと、どうしてもここは避けて通れないことなので、いつかはやらなければならないことだったのですが、ここまでは太一が千早を一方的に好きってくらいしか、恋愛の話が出て来なかったので、びっくりしました。

 

周防名人vs千早

中盤では、周防名人からの誘いで、周防名人が在学中の東京大学に出向き、千早と太一が周防名人と練習で対戦していました。

 

周防名人のかるたは、相手のミスを誘い、取る枚数までコントロールするいやらしいかるただとか。実際にそんなことあるんですかね。

 

次巻はついに原田先生が主役の巻

良いんでしょうかこれで。

 

少女漫画で57歳のおっさんが主人公…。前代未聞では。

 

原田先生は良いキャラしていますし、こういうサイドストーリーが面白いと、話に広がりや深みが出て、本編も面白くなるので、私は大歓迎なのですが、少女漫画でこれは、正直冒険ですよね。

 

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