アニメ全話レビュー「めぞん一刻 第22話 「大ショック五代くん!響子さんの引退宣言」」

あらすじ

1986年08月20日放送。

 

響子さんのお母さん律子さんが、娘の響子さんに無断で一刻館の管理人を辞めますと、一刻館の住人に宣告する話です。

 

響子さんの家族関係

この回では響子さんの実家が初登場で、響子さんの旧姓千草家の家族関係が明らかになります。

 

お父さんは響子さんの結婚に反対していたこと。今でもそれを引きずっていて、男関係に敏感であること。管理人を辞めて戻ってきて欲しい。奥さんの律子さんには頭が上がらないことなどがわかります。まあいわゆる過保護、親バカですね。ちなみにアニメでも原作漫画でも名前は出てきません。お母さんは律子という名前が出てきたのに不憫です。一の瀬さんの夫も名無しです。めぞん一刻で夫は不遇です。

 

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お母さんの律子さんは強引な性格で、響子さんの了解を取らずにどんどん事を進めてしまいます。女同士なだけあって、素でバシバシ意見をぶつけ合っていますね。

 

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律子さんの性格を引き継いで、響子さんの素、実家での言動はかなりがさつで厳しい物がありますね。

 

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会話のテンポが素晴らしい屈指の回

今回はめぞん一刻の中でも、会話のテンポが素晴らしく、思わず引き込まれてしまう回でした。

 

一刻館の修理に来た大工が「寄席よりおもしれぇや!」と言うとおり、会話のテンポが非常に素晴らしいです。例のオナペット発言での五代君と四谷さんの会話や、響子さんが一刻館は良い所と思い込む度に、それに水を差す住人の言葉や、響子さんとお母さんの会話などが素晴らしくテンポが良いんです。

 

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この辺の会話の掛け合い、テンポの良さ、会話の妙って計算して考えて出来る物だとは思えないんですよね。高橋留美子さんの感性、感覚が突き抜けているんだと思います。

 

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響子さんは寛大

四谷さんの「五代君は響子さんをオナペットにしているー!」発言を響子さんは聞いてしまったわけですが、響子さんはこのあと何事もなく五代君と接しているんですよね。強いというか寛大と言うか。

 

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自分をオ○ニーのネタにされているって知って女の人はどう思うんでしょうね。大嫌いだと思っている相手にこんなことされてると知ったら間違いなく嫌悪感が来ると思うので、五代君のことはこの時点で、既に結構な好感を持っていたことは間違いはないと思うのですが。

 

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こずえちゃんが誤解するのも無理はない

今回「も」こずえちゃんに五代君は思わせぶりな質問を浴びせてしまいます。これじゃあこずえちゃんが誤解するのも無理はありません。

 

「もしお父さんが結婚を反対したらどうする?」

 

響子さんの親子関係について一般論を聞きたかっただけなのですが、まあ十分誤解される要素ありますよね。

 

定期的に五代君こんなことやっているんです。

 

もしこの回で管理人を辞めていたら…

もしこの回で本当に管理人を辞めていたら、五代君はジ・エンドですよね。なにせ接点がなくなるわけですから。

 

五代君と響子さんの唯一の接点であり、最強の接点が一刻であり、三鷹さんにはどうしても越えられない壁であり、勝因だったわけです。これがなくなったら、五代君と三鷹さんの勝負の行方も分からなかったかもしれません。寧ろ三鷹さんが有利になったかも…。三鷹さんは響子さんが一刻館の管理人をやめても、テニススクールで定期的に会えますからね。

 

原作漫画では

 

この親子関係が最後までベースになる重要回

実はこの話って結構重要な話で、この響子さんと親の特殊な関係性が、最終回までずっと続くんですよね。この親子関係がめぞん一刻の響子さんのバックボーンでは重要になるわけです。勿論この時はそんな事を知る由もなく見ていたわけですが、最後を知ってこの回を見ると、また感想も違ってきます。

 

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