アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第22話「マ・クベ包囲網を破れ!」」 評価はまだありません

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あらすじ

過労に耐えきれなくなったブライトは、高熱を発して倒れてしまった。そんな中、マ・クベの兵たちにより、ミノフスキー粒子射出口とECM発信機を爆破されたため、無防備になったホワイトベース。ブライトに代わって不慣れな指揮をとるミライだったが、状況把握と経験の不足から、戦闘に大混乱を招いてしまう。

 

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見どころ

  • 量産されたグフ
  • 謎のジオン軍撤退

 

初登場人物

連邦軍
  • ジュダック

 

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ジオン軍
  • バイス
  • ラング

 

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初登場メカ

ジオン軍
  • ダブデ

 

はじめに

今回、ホワイトベースがマ・クベ部隊に猛攻撃を受け、大型メガ粒子砲に左舷を撃ち抜かれ大ピンチになる話です。しかし何故かジオンはそこで止めを刺さず撤退してしまいます。

 

放送内容

ブライト倒れる

弱冠19歳ながらホワイトベースの艦長をこれまで務めてきたブライトですが、今回は疲労の蓄積とリュウ死亡などの心労がたたって倒れてしまいます。そして何故か艦長代理はつい数週間前まで素人だったミライが…。

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この艦長代理に就任したミライは、艦長代理となった途端、何故か無能化してしまいます。作戦は無茶苦茶で、弱気の心境を吐露し、果ては何も考えられなくなって床へへたり込み、目が虚ろになってしまいます。5924482C

 

そしてこのミライを追い詰めるのが…そう、他人にはやたら厳しいセイラさんでした。突然艦長代理になってパニックになるミライに対し、サポートするどころか責める言葉ばかりですよ…。しかしセイラさんはコズン脱走の件で、なし崩し的に懲罰房から出して貰ってそのままのはず。懲罰房に入るべき日数はまだ残っているような…。

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連邦への策謀

マ・クベは連邦への謀もやっていたのですが、今回連邦の裏切り者ジュダックが登場しました。特に重要な人物ではないのですが、エルラン中将との連絡係です。簡単に言うとジオンに籠絡されたスパイですね。

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エルラン中将の名前も今回初めて出てきましたが、この辺りのエルラン中将関連のエピソードは、劇場版では丸々カットです。スパイや諜報活動は地味ですからね。致し方ありません。

 

サービスシーン

第17話「アムロ脱走」のミライ入浴シーンに続き、今回もサービスシーンが。フラウの入浴シーンでした。

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ちなみにフラウの年齢は15歳です。今だと…大丈夫なんでしょうか。劇場版にこのシーンは出てきません。

 

何故いつもコア・ファイターで出るのだろう

今回も何故か最初はコア・ファイターで出撃していました。そしていつも通り、コア・ファイターでは対抗しきれなくなりガンダムに換装です。そしてガンダムファンの間では玩具を売るための販促と言われている空中換装シーンへ。

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ここでは少し悲しいでき事がありました。それはホワイトベースの中でハヤトへの評価が低いことです。アムロには難しいガンダムの空中換装を指示するのですが、ハヤトには空中換装無理なのだから、一旦ホワイトベースに戻れとの指示。この時点でもう周りの評価はアムロと雲泥の差でした。

 

グフ量産の暁には…

ドズルが乗ったビグ・ザムではないのですが、ランバ・ラルの乗るグフがガンダムを苦しめる程強かったので、グフ量産の暁には…と思ったのですが…。今回そのグフが量産されていてガンダムと戦っていたのですが、これが弱いこと弱いこと…。ガンダムは勿論、ハヤトの乗るガンキャノンにすら撃破される始末。

 

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グフが強かったんじゃないんですね。ランバ・ラルが優秀だったんです。

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装備している武器と言えば、主にヒートロッドとヒート・ホーク。基本接近戦専用のMSで宇宙でも使えず、使い勝手が非常に悪いんです。

 

思い返してみると、ギレンの野望でも大して使いませんでした。

 

ドップはマッハ5

ブライトがいないホワイトベースは、ミライが指揮をしていましたが、ドップ15機に対してコア・ファイター2機を発進させる失策。

 

またこの時、追加で来たドップのスピードはマッハ5とオペレーターが言っていました。この世界的には普通なのかも知れませんが、ドップ意外と凄いんですね。

 

最も早い飛行機を調べてみると、X-43と言う無人飛行機がマッハ9.8だそうです。時速にすると12144lmです。ただこれは無人機であることや、最速記録なので巡航速度ではないことなど、考慮すべき点がいくつかあるみたいです。

 

人が乗る戦闘機で調べてみると、1970年代に活躍した、旧ソ連製のMiG-25フォックスバットが、公式記録としてマッハ2.83を記録したとのこと。旅客機では有名なコンコルドがマッハ2.0だそうです。こう考えると、人が乗る戦闘機で巡航速度マッハ5.0を叩き出すドップは、やはり私たち現実世界からするととんでもない性能のようです。ドップ馬鹿にしてごめんなさい。

 

止めを刺さないマ・クベ

折角ホワイトベース左舷に大穴を開け、不時着するしかなくなる程追い詰めてあと一歩なのに、マ・クベ軍団は引き上げてしまいました。何故なんでしょうか…。このシーンは最後のア・バオ・アクー以外では、最もホワイトベースが追い詰められ、撃破する最大のチャンスだったのですが…。

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一応ホワイトベースのやったことは、発射筒内で発煙弾を爆発させたとのことなので、それで大砲が生き残っていると欺き、敵を撤退させたとのことらしいのですが、いくら艦載武器が生きていようと、不時着して煙を上げまくって、なおかつ動けないホワイトベースから逃げるのはいくらなんでもビビりすぎじゃないかと…。こんなのに騙されてビビって逃げるマ・クベって…。

 

総評

今回はブライトが倒れ指揮官不在になり、ホワイトベースに大穴が開き不時着。作中、ホワイトベース最大のピンチだったのですが、マ・クベが撤退をした事により助かりました。

 

マ・クベのエピソードは劇場版でほとんどカットされているので、テレビ版で久々に見ると新鮮です。

 

こんな人にお勧め

  • ロボットアニメが好きな人
  • 戦争アニメが好きな人

 

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