アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第19話「ランバ・ラル特攻!」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

アムロが食事をとっていたレストランに、ランバ・ラルが兵を率いて入ってきた。ラルがアムロに好感を持ち始めたとき、フラウが歩哨に捕らえられ店内は緊張に包まれる。アムロは、自分のおかげで放免されたフラウが後をつけられたと気づき、ホワイトベースに急行する。そして、ガンダム対グフの壮絶な一騎討ちが始まる!

 

見どころ

  • アムロとランバ・ラル対面
  • アムロとランバ・ラル戦闘で認識
  • アムロ独房入り

 

初登場人物

ジオン軍
  • ザグレド
  • マイル(名前のみ)
  • ゼイガン

 

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死亡登場人物

ジオン軍
  • スティッチ(ホワイトベースのエンジン噴射で爆死)

 

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はじめに

今回はアムロとランバ・ラルが偶然砂漠の店で出会い、戦っている相手の生身を初めて知ることになります。

 

ガルマ&イセリナと戦っていたときには、相手の顔の名前も知らず、勿論対面したこともなかったのですが、それでも憎しみの連鎖が生まれ衝撃を受けていましたが、それとは実に対照的な出来事です。

 

放送内容

アムロとランバ・ラル対面

アムロは家出放浪中ですが、食事に寄った店で敵であり、今まさに戦っているその相手、ランバ・ラル、ハモンと対面します。

 

こんな砂漠のど真ん中ですから、人家どころかお店はここくらいしかないんでしょう。フラウものちに現れますが、この店にあっさり全員集合です。

 

ここではまずハモンがアムロにちょっかいを出し、気に入ったから奢ると言い、ランバ・ラルは「あんな子が欲しいのか?」と、それほど驚いた様子もなく聞いていましたが、ハモンは毎度こういうことをしてたんですかね…。そしてそれを認めているランバ・ラル。ただれた関係の予感が…。

 

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ちなみにここで、アムロが見ず知らずのハモンに奢って貰うことを断るとき、「僕は乞食じゃありませんから」と断るのですが、これはBDやDVDだと、そのままノーカットで収録されていますが、放送に乗る場合、スカパーでも地上波でもここは無音処理が成されています。「僕は…じゃありませんから」と一拍空白が出来るんです。

 

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ガルマ&イセリナとは対極の話

フラウが捕まったことによって、尾行されてホワイトベースが見付かり戦闘が始まるのですが、結果的にこれでなし崩し的にアムロはホワイトベースに戻れたことになります。

 

ここでガンダムグフが戦うのですが、両機のコックピットが傷ついて操縦席が露出したため、ガンダムにアムロが乗り、グフにランバ・ラルが乗っていることをお互いが認識します。これは何回か書いていますが、ガルマ&イセリナの時とは全く逆の展開となっています。

 

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ちなみにこのコックピットが露出したシーンでは、ビームサーベルで開かれてしまった目の前の熱々の鉄を、ランバ・ラルはグニョリと押し退けていました。

 

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ガルマ&イセリナとは、戦ってはいてもお互いの名前や顔も最後まで知らず、それでも憎しみが連鎖していく戦争の現実を描いた話でした。一方、今回のランバ・ラル&ハモンでは、お互いの顔も名前も認識し、どのような人物かまでおおよそ把握しているんです。そのお互い顔も名前も人格もわかった上での戦いなので、以前のガルマ&イセリナの戦いとは対極になっていて興味深いです。

 

アムロ独房入り

アムロは問答無用で独房入りです。言い訳も一切聞いて貰えませんでした。

 

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アムロが増長しないために敢えて凹ませたんでしょう。まあ今までも散々ブライトの言葉などにより凹まされてて、そしてその結果の脱走だと思うのですが…。アムロをどう取り扱うのかを相談の結果、増長させないためにもっと凹まそうとなったみたいです。

 

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アムロは「僕がガンダムを一番上手く使えるんだ」と言っていたように、自信過剰で「自分がいなければ戦えないだろ」と思っています。要は天狗になっていたので、このような対処方法にしたと思われます。

 

あの人に勝ちたい

富野監督は、アムロに実質いなかった父に代わり、このランバ・ラルが父親の役割をしたと言っています。

 

敵であるジオンにも関わらず、実際生身で接したら気さくな上官で、部下から慕われている気の良い人間でした。アムロはホワイトベースで立場が悪く、良い上官もアムロにとってはいません。父は研究に没頭してほとんど会話もなく、ずっと頼れる人がいない状況だったので、部下に慕われる頼れる上官が羨ましかったんでしょうね。また、それが敵であり悪だと思っていたジオンの人間だったので、更に衝撃だったんだと思います。

 

おわりに

アムロは今まで流されて戦闘に参加したり、嫌々戦闘をしていたのですが、今回初めて自ら戦って勝ちたいと思っていました。目の前の大人の人格者で強い相手に勝ちたい、乗り越えたい。この気持ちが富野監督が言う父に該当するんでしょう。

 

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