アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第34話「宿命の出会い」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

湖のコテージで白鳥を見つめる不思議な少女と遭遇したアムロ。父に別れを告げて戻る途中、悪路にバギーを立ち往生させてしまったアムロを救ったのは、サイド6に入港していたシャア大佐だった。横で微笑む湖畔の少女ララァ・スン…。ついにサイド6を出港したホワイトベース。そんな彼らをコンスコンの部隊が待ち受ける!

 

見どころ

  • ララァとの出会い
  • ご覧の通り軍人さ
  • アムロ無双

 

初登場人物

ジオン軍
  • ララァ・スン
  • ジョイス(名前のみ)

 

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死亡登場人物

ジオン軍
  • コンスコン(ガンダムのビームライフルにチベを串刺しにされ死亡)
  • ジョイス(ホワイトベースの弾幕に撃墜され死亡)

 

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はじめに

今回でアムロ無双回とでも言うべき3連話が終わりました。今回明らかに先読みをする描写があるので、完全にニュータイプを示唆しています。

 

また、運命の出会いとなるララァも登場しましたが、ララァとアムロの出会い方や接点、関係は結構不思議なんです。それについては追々。

 

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放送内容

ララァは面倒くさい

今回はなんと言ってもララァとの運命の出会いなのですが…ララァの受け答え面倒くさいです…。アムロはごく普通に会話しようとしているのに、ララァはずれた受け答えをしていて、微妙に会話が成り立っていません。正直この時点で私は「あ、この人面倒くさい」と思ってそそくさ退散していると思います。

 

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ちなみにこれは常識ですが、ララァはシャアが左遷されているときに娼館で出会った元娼婦です。

 

父との決別

アムロは母親とも既に決別していて、天涯孤独の身になっていました。しかし偶然サイド6で父と出会ったことにより、再び家族が出来る希望が生まれたのですが、酸素欠乏症であることや、未だにアムロに対する厳しい態度を見て、今回も父と決別もしました。

 

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アムロと父親の会話が敬語ですからね…。如何にテムが仕事人間で家族を顧みなかったのか、アムロに対して厳しく他人行儀だったのかがわかります。

 

アムロはテムの面倒を見ずに捨てたとの見方も出来るのですが、もはやアムロを息子として扱っておらず、会話の途中にも研究と称する謎道具の設計で机に向かったりと、完全に惚けてしまっているので、15歳で戦争に巻き込まれ、自分が生きていくだけで精一杯のアムロに面倒を見ろと言うのも酷な気がします。

 

劇場版ではガンダムの大勝に狂喜乱舞し、階段から足を踏み外して死ぬと言う、サッカーW杯で自国の勝利にはしゃいで道路に飛び出し車に轢かれて死ぬ(これ実際に毎回アフリカであります)的死に方をしていましたが、テレビ版では死にませんでした。ただこれはこれで、今後もテムはひとりぼっちで酸素欠乏症によりボケ老人のようになったまま生きていかなくてはならないわけで、素直に生きていたから良かったと言えない状況かもしれません。

 

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ご覧の通り変態さ

今回は名シーン盛りだくさんで、シャアのあの有名なシーン「ご覧の通り変態さ」…ではなく、「ご覧の通り軍人さ」がありました。

 

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全身真っ赤な服にヒラヒラのマント。頭にはとんがった帽子、触覚のような2本の角。こんな変態じみた格好をしたシャアが、初めて対面した相手に対して放った言葉。「ご覧の通り軍人さ」。強烈です…。どこをどう見たら軍人に見えると言うのでしょうか。ただこれは子供の頃は何も疑問に思わず流していました。何故かと言えば、小学校1,2年の子供には、軍人とはどう言う物かわからないからです。

 

ちなみにこの時、アムロはシャアに年齢を聞かれ16歳と答えていましたが、これは見栄を張った逆サバで、本当は15歳です。大人に見せようと思ったんですね。

 

ミライを平手打ちするスレッガー

前回はカムランのミライへの言い寄り方に問題があるとのことで、スレッガーはカムランを殴っていましたが、今回はカムランの善意を無碍にするミライに怒って平手打ちをしていました。

 

状況だけ冷静に見ると凄い変なんです。ミライとカムランの痴話げんかを見て、関係ない第三者のスレッガーが突然横から入ってきて、カムランを1発、そしてのちにミライを1発殴るんです。凄く変です…。

 

そして更に驚くべき事に、殴られたミライがスレッガーに対して「ポッ」と惚れたような描写が…。本当にこんなことあるんですかね。「私を叱ってくれるなんて素敵!これは私のことを真剣に考えてくれるからだわ!」的展開。ただカムランが余りにも甘ちゃんで、男としての包容力や決断力がないので、その真逆のスレッガーに轢かれたのかなと。

 

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ニュータイプを示唆

前回と前々回でアムロ無双を描き、完全にアムロがパイロットとして覚醒したのですが、今回は明らかなニュータイプ描写があったので、この時点ではもう完全にニュータイプの構想はあったみたいですね。

 

アムロとララァの出会いのシーンでは、ニュータイプ同士が反応し合う目の前で電気が走るようなピカピカッとの描写がありましたし、ドムやチベと戦っているときにもありました。

 

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コンスコン無能なり

シャアに懇々と説教をしたコンスコンですが、前回はリック・ドム12機を失い、今回はリック・ドム6機を失ってしまいました。ホワイトベースとの戦闘2回で18機のリック・ドムですよ。前回、数で押しても無駄だとあれほど見せ付けられたのですが、今回も無策にリック・ドム6機をぶつけるのみ。まあこの時期のからのアムロは異常なので、コンスコンが有能無能云々ではないかもしれませんけどね。

 

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しかしこのコンスコン、実はもの凄く位が高いんです。ザビ家長女のキシリアと同じ少将なんです。そしてギレン・ザビ腹心の1人です。

 

テレビ中継にわくわく

今回のサイド6宙域外での戦闘はテレビ中継されていました。子供の頃、妙にこのシーンにリアル感があってゾクゾクしました。

 

テレビの中でテレビ中継をやるなんて子供には新鮮で、「自分はテレビを見ているのに、その中でテレビ中継?じゃあぼくが見ているこれは何?ガンダムってテレビ?現実?あれ?」と不思議な気持ちになった記憶があります。

 

子供の頃はこういったことや、ガンダム独特の歴史的事実だったことを語るような言い回し、「○○だったと言う」などのことから、ガンダムが現実なのかアニメなのかよくわからなくなっていた記憶があります。それくらいガンダムの世界にのめり込んでいました。

 

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おわりに

今回ララァと出会ったことにより、最終回へ向けての役者が完全に出揃いました。次回は遂にソロモン攻略戦です。いよいよ終盤ですねえ。

 

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