今回レビューするのは、HUAWEIさんのスマートフォン『P30 lite』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
動画
スペック(クリックで拡大)
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- 液晶画面が6.15インチの大画面
- 超狭小ベゼルの最先端のデザイン
- ノッチが最小限しか液晶が面内に飛び出ていない
- 通知ランプがきちんと上にある
- 内蔵ROMが64GBで格安スマホとしては大容量
- 認証が抜群に良い
- 持ち上げ起動+顔認証が物凄く便利
- カメラが凄く綺麗
- カメラがピンボケや手ぶれに強い
- 超広角カメラが面白い
- タスクキルの全て削除が便利
- ova lite 3とかなりの部分で似ている
液晶画面が6.15インチの大画面
液晶画面は6.15インチの大画面です。しかし、昨今流行の縦長で、18:9よりさらに縦が長い19:9に近い形をしているので、片手で持っても余裕です。
成人男性の私の場合、片手で持って親指が逆サイドまで届きます。ただ、縦は非常に長いので親指が上か下のどちらかまでは届くのですが、逆には届かず。持つ位置によって上か下までは届くのですが、上に届くようにすれば下に届かず、下に届くようにすれば上に届かずと言った感じ。
画面解像度は2312×1080でフルハイビジョン以上の高精細。非常に綺麗で文字も見やすいです。
超狭小ベゼルの最先端のデザイン
ベゼル(額縁)は昨今流行の超狭小で、画面占有率が非常は84.1%と大きいです。全面を見て約15%しかベゼルがありません。ぐるっと四方に細い額縁があるだけです。目に入る部分のほとんどが液晶画面なので見やすくなっています。
ノッチが最小限しか液晶が面内に飛び出ていない
インカメラはノッチ(液晶が面内に飛び出している形状)で最近流行りのしずく型です。このためノッチによる邪魔も最小限となります。これも画面占有率を高める結果となっています。
通知ランプがきちんと上にある
通知ランプはノッチの左上にあります。狭小ベゼルの場合、通知ランプを配置する場所がなく、下に配置されるスマホもあるのですが、こちらはオーソドックスな位置です。これまでのスマホに慣れている方も安心。
内蔵ROMが64GBで格安スマホとしては大容量
内蔵ROMは64GBあります。この価格帯のスマホで64GBある物は珍しいです。画像は私が使用しているアプリを入れただけで、それほどデフォルトから容量が変わっていない状態です。24GBほほど使用し、残りが40GBほどになっています。
認証が抜群に良い
指紋認証と顔認証の精度や速度は素晴らしかったです。指紋認証は触って1秒たたずに画面が点灯してロックが外れホーム画面になります。顔認証も多少正面からズレたり、暗闇に液晶画面くらいの明かりしかなくても問題なく認識しました。
持ち上げ起動+顔認証が物凄く便利
スマホを置いた状態から持ち上げると画面が自動点灯する機能があるのですが、それに加えて顔認証にし、ダイレクトロック解除を設定すると非常に便利になりました。スマホを見たげて画面を見るだけでロックが外れホーム画面になります。
カメラが凄く綺麗
カメラの画質は非常に綺麗です。おそらく4万円以下の格安スマホのカメラの中ではトップクラスです。また、拡大も6倍までできるのですが、デジタルズームとは言え、6倍ズームしてもかなり綺麗でした。このあたりは次回の記事で作例を載せます。
カメラがピンボケや手ぶれに強い
先日購入したnova lite 3でもそうだったのですが、最近のHUAWEIのスマホカメラはピンボケや手ぶれを自動的に補正してくれます。ピンボケが発生していないときはそのまま撮影は終了し、もしピンボケが発生している場合、それを自動的に検知して内部のソフトウェアで補正してくれます。
カメラでボケ味がきちんと出る
スマホカメラで弱い部分は、単体のカメラの味であるボケ味が出づらいことなのですが、こちらのカメラはピントを合わせたところ以外はきちんとボケ味が出ていました。ピントを合わせた対象物が際立つので、食べ物などを撮影する際などのブツ撮りに効果的です。
1つだけ作例を掲載すると、この画像はプラモの後ろにあるAmazon Echoにピントを合わせているので、その前にあるプラモにボケ味が出ています。ちなみに、ピントは画面内をタップすることで自由に選べます。
超広角カメラが面白い
P30 liteのカメラは超広角カメラも搭載しています。撮影画面で簡単にタップして切り買えることができます。前述の写真と同じ位置で超広角カメラに切り替えた画像がこちらです。左右が非常に広く撮影できていることがわかると思います。
タスクキルの全て削除が便利
最近は何故かタスクキルで、『全てをクリアする』ボタンが左右か上下に最後までスクロールしないと出てこないスマホが多いです。しかし、こちらは画像のように最初の画面で下にゴミ箱ボタンがあり、そこをタップすると全てタスクをすぐに終了させられます。
ova lite 3とかなりの部分で似ている
先日、nova lite 3も購入したのですが、かなりの部分でこのP30 liteと似ています。ファーストインプレッションで感じた最も大きな差はカメラです。P30 liteのカメラは4万円程度のスマホと比べても遜色ないどころか勝っていると思います。
nova lite 3と似ているところ、違うところは次回の記事で書きます。ザックリ言うと、P30の廉価版がP30 liteで、さらにその廉価版がnova lite 3と言った感じ。novaもシーリーズとしては独立してるのですが、nova lite 3はこのP30 liteと非常に似ていました。
総評
とにかくカメラの画質が素晴らしかったです。前述もしましたが、4万円くらいのスマホよりも良いくらいです。格安スマホの中でカメラ画質を重視する方は、2万5千円程度で購入できますし、P30 liteで良いのではないでしょうか。
2,3年前からすると信じられないくらい格安スマホの質が良くなっていて驚きます。
第1回と第3回の記事
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