目次
長所と短所
- ○頭脳戦が良くできている
- ○狭い範囲での細かい物語
- △ジョジョの奇妙な日常である
- △ストーリーとは関係ない話が結構ある
はじめに
今回は遂に山岸由花子のエピソードです。
このエピソードは本当に変わっていて、他のパートでは考えられない話で物凄く印象的です。
あらすじ
同級生の山岸由花子から好きだと告白された康一。はじめは告白に嬉しさを隠せなかったが、突然キレたり、しおらしくなったりする由花子の姿に引いてしまう…。さらに翌日には、1日で編んだという手編みのセーターや手作り弁当などを用意してきて、康一はそんな彼女の好意に異常さを感じ始める。思い込みの激しい由花子の行動はますますエスカレート。ついにとんでもない行動に出る。
原作では
- 第029話「山岸由花子は恋をする①」
- 第030話「山岸由花子は恋をする②」
- 第031話「山岸由花子は恋をする③」
- 第032話「山岸由花子は恋をする④」
ミザリー
この山岸由花子のエピソードって映画のミザリーにそっくりですね。
ミザリーも大ファンである小説家を監禁して自分の思い通りのストーリーを書いて貰おうと画策。それが敵わないとぶち切れて折檻。しかし本人はそれは愛情だと思い込み、相手も分かってくれると自分勝手な行動原理でどんどんエスカレート。監禁された小説家はあの手この手で脱出を試みる物の…と言う話です。今回の康一と山岸由花子の関係性に似ています。
ミザリーでもそうでしたが、自分に好意を持って接してくれていた人が突然豹変して自分を攻撃してくるのは怖いですね。しかもそれは相手のためだと本気で思っているので罪悪感の欠片すらありません。なのでどんなに言葉で説得したところで無駄なんです。
髪の毛のスタンド
山岸由花子のスタンド能力は髪の毛を自在に操るとの物。これは前回のエピソードで出てきた間田のサーフェイスと同じく、背後霊のようなスタンドがあるわけでもないので変わっていますね。しかしこれってスタンドなんですかね。スタンドとはなんなのかって話になってしまいますが…。
総評
今回の山岸由花子の話は漫画で全9話あるのでアニメ1話に収めるのは無理だとは思っていましたが、案の定前後編になりました。そしてこの中途半端な第7話で特殊EDの使用。また、OPでも曲調が変わっていました。
こんな人にお勧め
- 頭脳戦が好きな人
- 日常系が好きな人
- 狭い範囲での細かい物語が好きな人
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