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ドラゴンクエストのチープな実写化(褒め言葉)
このドラマはざっくり言うと、ファミコンの超有名ゲーム「ドラゴンクエスト」の安い実写化です。ちなみにこれ本気で褒め言葉です。
と言うのも、誰もこんなことを本気やろうなんて考えていなかったですよね?それをやってしまったんです。それって実は凄いことだと思います。下手にお金を掛けて失敗するより、こういうちょっとふざけたドラマでも良いじゃないですか。
テレ東はこういうの作るの上手いなあ
テレ東はこういうドラマ作るの上手いですよね。突き詰めれば予算がないからなのでしょうが、予算がないから頭を使って工夫をして、こういうドラマを作るという社風が、他の民放の画一的なドラマと一線を画し、結果的に興味深いドラマを作ることに繋がっています。
戦闘シーンでも工夫があって、巨大な敵との戦闘なんて、実写で映像化していたら予算がいくらあっても足りないので、そこだけ絵にして凌いだりしています。
これと同じような現象で、バラエティでもいち早く街をぶらぶらしたり、ローカル線の旅だったりを、メジャーなタレントじゃない人を使い、結構スマッシュヒット出ているんですよね。
RPGゲームのあるあるネタ満載
このドラマは、RPGをやったことのある人、好きな人なら、ニヤッとしてしまうようなあるあるネタ満載です。
剣を抜いた者が勇者だとか、スライムの攻撃で受けるダメージが1ポイントだとか、死んだら持ち金が減って棺桶を引きずって歩くとか、転職システムとか。そういったものをパロディにして、結構ふざけて笑いに変えています。そういう面だけでも、RPG好きは一見の価値があると思います。
こんな人にお勧め
- ゲームが好きな人
- 特にRPGが好きな人
- さらに言えばドラクエが好きな人
- チープなドラマを広い心を持って生暖かく見られる人
総評
真面目に熱中して手に汗握って見るドラマではないですし、次の展開が気になるような謎やサスペンスがあるわけではないのですが、RPG好きからすると非常に面白いドラマです。
低予算ぶりも凄くて、同じような森の中を歩いていて、敵に出会って戦闘と言うのが基本的な流れで、明らかにお金が掛かっていません。しかしこれでドラマと成立させてしまうんですから凄いです。
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