「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第10話「重なる想い」」解説・考察 評価はまだありません

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今回解説・考察するのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO の第10話「」です。

 

原作をやっていない方はいまいち分からないこともあると思うので、原作の話を降りませながらアニメを1話1話追い、その都度出てきた謎やわかったことを解説したり考察したりしていきます。

 

原作のゲームがとっくの昔に出ているので、その先のことやどうなるかは全て分かっているのですが、あくまでアニメの『その時点まで』をネタバレなしで記載してます。ネタバレが気になる方も読んで問題ありません。

 

それでは早速解説・考察を書いていきたいと思います。

 

ちなみに、YU-NOの全話レビューは別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。

 

未視聴の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

澪を探しに三角山の洞窟に潜入するたくや。
リフレクターデバイスで数々の危機を回避し、やっと澪の元にたどり着く。
出口を探し続けるたくやの前に現れたのは…

 

今回の謎(★)とわかった(☆)ところ

  • ★洞窟内の謎解き要素はほぼない
  • ★魔人ゲルゲの地下基地似ている
  • ★結城死亡
  • ★結城に変えて美月を連れて行く
  • ★今川教授の探検の様子
  • ★美月錯乱
  • ★澪とは致さない
  • ☆ケイティア(恵子)が登場?

 

解説・考察

★洞窟内の謎解き要素はほぼない

原作のゲームではあっちに行ったりこっちにいったりしアイテムを取っては津勝手を繰り返して少しずつ先に進んでいたのですが、アニメではこのような謎解きはほぼなくなっていました。あったのは目の前の王冠の形をした穴に、目の前に落ちている王冠を填めるという1個のみでした。また、アニメでは棺の底が崩れて地底湖に落下していたのですが、原作のゲームではここに難しいパズルがありました。

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★魔人ゲルゲの地下基地似ている

結城がこの洞窟は『魔人ゲルゲ』(アニメ?特撮?)の地下基地に似ていると言っていましたが、これはアニメオリジナルで原作にはありませんでした。何故出したかを考えると、おそらく奴隷がここにいたとことを視聴者に提示したかったのだと思います。

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★結城死亡

結城が澪を心配する余り錯乱しかけだし、たくやの目の前で落とし穴に落ちて死んでいましたが、原作では全く違った描写でした。原作だと一旦開けた扉が再度閉まり、たくやと結城が別れ別れになり、結城が一旦戻ろうと暗闇の方へ掛けだし、たくやが見えないところで落下していました。

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★結城に変えて美月を連れて行く

結城死亡後、リフレクターデバイスを使用し、洞窟が入る前の時点をロードし、今度は美月を連れて行く選択肢を選んでいました。原作でもこのようにどちらを選ぶかで大きく話が変わる展開がありました。

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★今川教授の探検の様子

今川教授が洞窟内を探検する様子が描かれていました。原作ではこんなシーンはないどころか、顔すら出てきませんでした。アニメになって今川教授の描写が詳しくなされています。

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★美月錯乱

美月が錯乱したくやを銃で脅してリフレクターデバイスを奪おうとしていましたが、龍造寺のナイアーブ(暗示や催眠みたいなもの)に掛けられていたからです。これまでも美月が頭痛になっている描写が何回もあったのでわかりますよね。

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★澪とは致さない

アニメでは澪がどうせ死ぬのだから思い出で抱いてと言うのですが、おでこにキスをするだけに止まっていました。原作では勿論ガッツリ致します。

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☆ケイティア(恵子)が登場?

最後にたくやの母親の恵子ことケイティアが幻のように登場していました。しかし、原作でここに登場したのはケイティアではありませんんでした。

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ネタバレがあるので知りたくない方は飛ばしてください。

 

原作ではたくやの母親のケイティアではなく、この後の異世界編で妻になるセーレスが登場するのですが、アニメではここを完全に別人に変えてきました。ただ、ここに誰が登場するからこの後のストーリーに影響する…という類いのものではありません。

 

ネタバレここまで。

 

総評

ここ数話は比較的原作の沿った話になっていたのですが、今回は至る所にアニオリが入って来ました。そして、徳に驚いたのは最後にケイティアが出てきたところ。思い切ったなと言う印象。

 

こんな人にお勧め

  • タイムトラベル、タイムリープものが好きな人
  • 異世界ものが好きな人
  • 壮大な話が好きな人

 

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