あらすじ
1987年03月25日放送。
久しぶりの原作漫画の回です。
惣一郎さんの三回忌で響子さんと両親、音無老人がお墓参りをする話です。
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時間の経過
響子さんは両親の再婚しろ攻撃を必要以上に警戒して、惣一郎さんのお墓参りそっちのけでした。しかしそのことで響子さんは、自分が惣一郎さんを段々と忘れていることに気付いて愕然とします。
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めぞん一刻はこう言う心の変化をしっかりゆっくりやってくれるから良いんですよね。
突然何の前触れも無く新しい人を好きになるとか、前の旦那を吹っ切るなんてことはなく、こういう本来あまり触れられない、忘れていく変化の過程もやってくれるので、人生の良いところも悪いところも全て視聴者が見ていて、実に感情移入がしやすい物語です。
今回も勘違いの話
めぞん一刻は勘違いで話の7割ができています。そして今回も勘違いの話でした。
- 響子さんが両親に再婚しろ攻撃をされるかも知れないと思っていた「勘違い」
- 四谷さんが響子さんは包丁を持ってお墓参りに行ったと誤解する「勘違い」(まあこれは四谷さんが面白がってわざと五代君に誤解させようと伝えたと思いますが)
- 五代君が響子さんは思い詰めてお墓参りに行ったと思う「勘違い」
- 寺の住職が、五代君が何か思い詰めてお墓にいると思い、自殺を辞めるように説得する「勘違い」
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少しの勘違いでできている漫画は良くあるのですが、ここまでったた1話に勘違いを詰め込んで来る漫画はめぞん一刻以外記憶にありません。
惣一郎さんの死因
今回の話では、惣一郎さんが亡くなった時の状況が少し描かれていましたね。これはファンの間でも諸説あって、ひとつは事故死、もうひとつは病死です。惣一郎さんが亡くなったのを知らされた響子さんのシーンを纏めると以下のような感じです。
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- 響子さんが買い物から帰ってきた
- 玄関で音無老人が狼狽して惣一郎が亡くなった(もしくは命が危ない)と響子さんに伝える
- 突然の知らせに呆然とする響子さん
- 病院のベッドで顔に布を掛けられた状態の惣一郎さんに泣きつく響子さん
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この状況を考えると、突然の「事故死」が最も当てはまるのですが、のちの話で音無老人が、「もっと丈夫に生んでればなあ」と言うシーンや、響子さんのお父さんが「今度は若くて丈夫な男を…」言っているシーンがあるので、これが「病死」の根拠になっています。この件に関しては、惣一郎さんが事故死なのか病死なのか、ハッキリ明言されているシーンはないのですが、私は病死かなと思っています。
響子さんが呆然とする突然の知らせのシーンを見ると、突発的な事故死が思い浮かぶのですが、突発的な死は何も事故死だけではなく、心臓発作でも脳溢血でもありますし、なにより入院して安定していたけど死亡なんて場合も普通にありますからね。
原作漫画では
(エンディングはオリジナル)
暗黒期終了
さて、暗黒期とも言える第2期が終わりました。次回から第3期であり、そして遂に八神登場です。
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