新作が始まったので読んでみた「アウターゾーン/光原伸」レビュー

あらすじ

アウターゾーン

現実と隣り合わせに存在する、「アウターゾーン」と呼ばれる不思議な世界に巻き込まれる人々の姿を描く。本作の原点であるSFテレビドラマミステリー・ゾーン」と同様に基本的には各話完結であり、ホラーオカルトを主な題材としているが、第32話「時間をとめる機械」に代表されるSF的ガジェットなども頻出する。また、女性陣のヌードなどのお色気要素も盛り込まれていた。

 

あれ?こんなに面白かったっけ

近年昔ジャンプで連載していた漫画が、続編や別世界の話として連載されていますが、このアウターゾーンアウターゾーン リ:ビジテッドとして、新たに連載が再開されたのを最近知ったので、昔読んでいた記憶はあるのですが、この機会に旧アウターゾーンを読んでみました。

 

そうしたら面白いじゃないですか…。当時、アウターゾーンはジャンプ黄金期の中で異色作だったので、記憶はしていたものの、内容の詳しいところまでは覚えておらず、新鮮な気持ちで読んだのですが、予想以上に面白かったんです。

 

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当時のジャンプはどうだったかと言うと

ジャンプ黄金期は、一般的に1985年から1995年辺りと言われていますので、このアウターゾーンが連載していた、1991年~1994年までは黄金期ですね。当時どんな漫画が連載していたかというと…。

 

1991年の週刊少年ジャンプ

■週刊少年ジャンプ1991年14号

アウターゾーン:光原伸:新連載
■ドラゴンボール:鳥山明
■ろくでなしBLUES:森田まさのり
■DRAGON QUEST ダイの大冒険:三条陸・稲田浩司・堀井雄二
■SLAM DUNK:井上雄彦
■超機動爆発蹴球野郎リベロの武田:にわのまこと
■花の慶次-雲のかなたに-:原哲夫・隆慶一郎
■まじかるタルるートくん:江川達也
■魁男塾:宮下あきら
■シティーハンター:北条司
■珍遊記:漫画太郎
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:秋本治
■電影少女:桂正和
■新ジャングルの王者ターちゃん:徳弘正也
■エース!:高橋陽一
■燃える!お兄さん2:佐藤正
■幽遊白書:富樫義博
■ジョジョの奇妙な冒険:荒木飛呂彦
■ひかる!チャチャチャッ!!:みのもけんじ

 

蒼々たるメンツです。アウターゾーン リ:ビジテッドで作者が語っていますが、この新連載の時、人気投票で2位だったそうです。1位は勿論ドラゴンボール。これは凄いです。その後は上がったり下がったりしながら、常に10位前後に落ち着いたそうです。

 

 

ショートストーリーのメリットを存分に生かしている

当然このアウターゾーンは、基本的にショートストーリーの一話完結なのですが、このメリットが生かされていました。

 

ショートストーリーは、毎回話を考えるのは大変でしょうが、つまらなくてもそのつまらない話は一話で終わるので、すぐに方向の修正だったり切り替えが出来るんですよね。極端な話、一話完結の話を描いて、人気があれば同じような方向で話を進め、人気が無ければ全く別の話にするなんて事も可能です。

 

また、読者側から見ても、今回つまらなくても次回は面白いかもと言う、こちらも切替が出来るので、「取り敢えず読んでみるか」の動機には十分なんですよね。

 

世にも奇妙な物語

これを読めば確実に、「世にも奇妙な物語」が頭に浮かびますが、それはタイミング的に偶然の一致で、更にそれより昔の、アウター・リミッツ、ミステリー・ゾーンが元ネタだそうです。とは言え、どんな漫画かと言われれば、世にも奇妙な物語みたいな話と言うのが一番わかりやすく、簡単なんですけどね。

 

 

マジックドール

アウターゾーンはショートストーリー形式の一話完結が基本なのですが、いくつか続編があったり、三話連続物になったりしていました。その中でも、このマジックドールの話は覚えていました。人気だったらしく、結局8エピソードやっていました。

 

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こんな人にお勧め

  • 世にも奇妙な物語が好きな人
  • Xファイルが好きな人
  • 不思議な話が好きな人
  • ショートストーリー形式の漫画が好きな人

 

さすがジャンプ黄金期の漫画

ジャンプ黄金期の中の連載だったからか、再度読む前までの評価は余り高くなかったのですが、読んでみたら意外に面白く、そして話がしっかりしていて驚きました。さすがにあのジャンプ黄金期の中で連載して、15巻まで続いただけはあります。

 

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