「DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件/ドラゴン画廊・リー、鳥山明」レビュー ~凄く面白い!けど短い!~

今回レビューするのは、ドラゴン画廊・リーさんと鳥山明さんの漫画DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』です。

 

遅きに失するにも程がありますが、今回は現実の男子高生がヤムチャに転生する『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』のレビューです。発売当初話題になっていましたが、その時はスルーしており、最近やっと読みました。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

 

ちなみに、未読の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

転落事故をきっかけに男子高生がヤムチャに転生!? ブルマとつき合えると喜んだのも束の間、彼はヤムチャがやがて死ぬ事を思い出す…!! 次々と強敵が訪れるDB世界で生き残る為、今ヤムチャが最強を目指す!!

 

長所と短所

  • ○ヤムチャに転生する面白さ
  • ○絵柄に違和感がない
  • ×バトルが少ない
  • ×短いのであっと言う間に終わる

 

○長所/△人による/×気になるところ

感想

○ヤムチャに転生する面白さ
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いわゆる『異世界転生物』ですね。ただ、一般的な異世界転生物だとファンタジー世界へ転生するのですが、これはドラゴンボール漫画の世界に転生します。しかも普通のドラゴンボールオタクである男子高生がヤムチャになってしまいます。

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ヤムチャと言えば、サイヤ人編で栽培マンに爆死させられたシーンが有名です。…情けない代名詞として…ですが。そのヤムチャに主人公の男子高生が転生し、ドラゴンボールのその先の展開を知っているので、先回りして自分に有利に話を進める…との漫画です。基本的にはヤムチャの死を回避し、ブルマと付き合いたい…という、至って普通の男子高生的行動です。

 

この辺りの、『漫画の世界に入り、先の展開を知っているので自分に有利に話を進める』との漫画は、以前記事にしましたが、『今日からCITY HUNTER』とまるで同じです。

 

今日からCITY HUNTERの方が後発なので、DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件を参考にしたんですかね。DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件が面白いと感じ、シティーハンターも好きなら、この今日からCITY HUNTERもお勧めします。

 

 

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ヤムチャはことあるごとに楽な方を選んでいましたよね。悟空が亀仙人のところに修行に行くと言っても付いていかず、ナメック星にも当然行けませんでした。まずはこの辺り修正し、サイヤ人襲来でベジータたちに殺されないよう、悟空と供に亀仙人の元に修行に行きます。

 

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少しずつドラゴンボールの話と変わり、ヤムチャが地球最強の戦士に…。ヤムチャが地球最強の戦士としてベジータ体を迎え撃つのはワクワクしました。

 

○絵柄に違和感がない

絵に違和感はほぼありません。ドラゴンボールの世界に入る漫画ですからね。このコンセプトで絵柄が本編と全く違ってしまっては、読者が漫画の世界に入りきれません。絵が似ていることは物凄く重要です。ただのスピンオフや外伝なら多少絵が違っても、頭で『別物』と切り替えられるので問題ないんですけどね。

 

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この漫画は『その世界に入る』ことが主題なので、絵が違いすぎると致命的です。その点、このDRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件鳥山明さんと絵柄と非常に似通っていて、読んでいて『別物だなあ…』と冷めることは一切ありませんでした。

 

×バトルが少ない

物凄く面白いので、ドラゴンボール好きならまず間違いなくはまると思いますが、実は結構残念な点もあります。一応前置きしておくと、あくまぜ『残念』な点であって、つまらないってことじゃないんです。ここをもっと見たかったなとか、もっとこうなってればより良かったのにな点ってことです。

 

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その残念な点の1つですが、バトルが少ないことです。ドラゴンボールってバトルシーン重要ですよね。しかし、この漫画にバトルシーンはあまりありません。ちょこっとだけそれらしき物はあるのですが…。

 

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いくらヤムチャが強くなったとは言え、その強くなった部分がいまいち見えてこないんです。ベジータ襲来時点で戦闘力が1万を超えていたとか出てくるのですが、肝心のその『強さが見える』シーンが少ないんです。

 

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バトルシーンが少ない理由は分かります。鳥山明さんのような躍動感のある、そしてドラゴンボール独特の、それだけで1話終えられるようなクオリティのバトルシーンなんて多分描けないんです。

 

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ヤムチャが本編とは違って強くなっているということは、その『ヤムチャのバトルシーン』を新たに考えて描かなければなりません。そうなるとキャラを似せるとかそう言うレベルの難易度ではありませんからね…。バトルシーンが少ない理由は分かるのですがやはり残念でした。ヤムチャがナッパに軽く勝つシーンや、ベジータと互角に戦うシーン、悟空と共闘するシーンを見たかった…。

 

×短いのであっと言う間に終わる

そして2つめの残念な点。それは短いのであっと言う間に終わってしまうことです。

 

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物語の始まりはヤムチャが悟空と出会って暫くし、ピラフ一味に捕まり、悟空が大猿化して牢屋を脱出したところです。そして、1巻しかないこの漫画の最後はセルゲームの所です。たった1巻でここまで行くので、どれだけ駆け足かわかると思います。ドラゴンボールの本編に当て嵌めるとダイジェストと言って差し支えありません。

 

前述したように、このドラゴンボールは凄く面白いんです。発想も面白いですし、絵柄も似ていますし、あのヤムチャが強くなり、地球最強の戦士になるのはたまりません。面白いだけにあっと言う間に終わり、ダイジェストもダイジェストの超駆け足なのが残念でした。もっと1つ1つのエピソードをじっくり見たかったです。

 

総評

残念な点を後半多く書いてしまいましたが、『面白いだけにここが残念』との話なので、決して『つまらない点』ではありません。そこは誤解のないようにお願いします。

 

ヤムチャは本編で不遇の扱いを受けていましたからね。そのヤムチャが強くなるのでドラゴンボール好きなら間違いなくはまると思います。

 

 

お勧めとそうでない人

お勧め出来る人

 

向いていない人
  • 長編が好きな人

 

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