今回レビューするのは、Mpowさんのゲーミングヘッドホン『EG10』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【50MM径のドライバーを搭載し、没入感のあるサウンドを実現】カスタムチューニングされた50mm径の大型ドライバーを採用し、バーチャルサラウンドに対応。臨場感のあるサウンドを鳴らしてくれます。ゲーム内の空間を精確に再現する完全な立体音響により、音の位置と距離をピンポイントに把握できます。⚠⚠⚠ご注意:7.1chサラウンドサウンド機能は対応しない、2.1chサラウンドサウンドのみ対応します。
- 【調整可能なノイズキャンセリングマイク】マイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されており、周囲の騒音を拾って、明瞭な音声でボイスチャットを行うことができます。自分の声が、背景の雑音にかき消されることなくクリアに伝わります。声だけを拾うようにマイクを調整すれば、チームメイトとのミスコミュニケーションを減らせます。LEDインジケーターが搭載されているので、お好みの位置に調整可能、不要なときは簡単に取り外せるので便利です。また、自動調整ヘッドバンドと、完璧なフィット感とストレスフリーの快適さを実現します。
- 【一つのヘッドセットで、すべてのデバイスに接続】USBと3.5mmステレオミニプラグを搭載しているので、PCやPS4など多くの機器で使用できます。パソコン、モバイルデバイス、iPad、iPhone、Mac、スマートフォン、ゲーム機(Nintendo Switch、PS4、Xbox Oneなど)を自由に組み合わせることができます。※ご注意:一部のXbox OneコントローラーにはXboxアダプタ(別売)が必要な場合があります。
- 【ケーブルで操作&インラインコントロール付き】 音量調整、LEDライトとミュートを瞬時に実行。2.2mのケーブルにオーディオ コントロールが搭載されているので、手を伸ばさずに素早く操作できます。※※※ご注意:USBケーブルはLED ライト電源供給のみで、3.5mmケーブルはヘッドセット電源供給のみです。
- 【快適な着け心地と軽量性を実現&安心できる保証】圧縮タイプのイヤークッションを採用しているので、めがねをかけたままでも痛みや圧迫感を感じにくいので安心です。また、蒸れや暑さを抑えてくれるレザーレットを採用しているので、暑い季節でも快適に使用できます。ヘッドバンド部分には、柔軟性の高いボーキサイト制アルミフレームを採用。軽量ながらも優れた耐久性を備えています。
長所と短所
- ○可動型マイクで集音性が良い
- ○大きめのイヤーカップで耳への負担が少ない
- ○青色LEDが綺麗に点灯する
- ○ケーブル途中に簡単なリモコンがある
- ○音質は必要十分
外観
パッケージ外観
![A1D1DC8C A1D1DC8C](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/A1D1DC8C.jpg)
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![9E1120EB 9E1120EB](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/9E1120EB.jpg)
ヘッドホン。
![021F68E7 021F68E7](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/021F68E7.jpg)
AUX分岐ケーブル。
![576D06B6 576D06B6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/576D06B6.jpg)
FAQカード。
![3648BC98 3648BC98](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/3648BC98.jpg)
説明書。日本語ページあり。
![BF5EADD8 BF5EADD8](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/BF5EADD8.jpg)
動画
使用した感想
○可動型マイクで集音性が良い
オーソドックスなゲーミングヘッドホンですが、特徴としてはマイク部分がスティック状になって独立していることです。使用しないときは左の画像のように上げておき、ほぼヘッドホンと一体型にすることにより邪魔になりません。見た目もスマートになります。マイクを使用するときは右の画像のように口元の部分にまで降ろすと集音性が高くなります。
![2ECAF54D 2ECAF54D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/2ECAF54D.jpg)
スティックタイプのマイクは硬いプラスチックではありません。硬めのシリコンです。そのため、右の画像のようにグニャリと曲げることがで来ます。ある程度好きな位置でこの形状が記憶される適度な硬さ。正確に口元にマイクを持ってくることができます。
![D12624E6 D12624E6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/D12624E6.jpg)
マイクは細かい位置調整ができるので、ゲームで音声通話をする方や、ゲーム実況動画なんかをアップする方には便利だと思います。
![19ADBCE6 19ADBCE6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/19ADBCE6.jpg)
○大きめのイヤーカップで耳への負担が少ない
ヘッドホンのタイプは耳たぶをイヤーパッドで圧迫するオンイヤータイプ。耳たぶの上にイヤーパッドが乗るタイプです。オンイヤーにしてはイヤーカップは大きめでゆとりがあります。耳が小さい方は、イヤーカップの中にすっぽり耳たぶまで収まってしまうかもしれません。
![5697C5DE 5697C5DE](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/5697C5DE.jpg)
成人男性でも、装着をする際に耳たぶを少し内側に折るようにすると、イヤーカップの中に耳たぶまで全て入ります。装着するときに一手間掛かりますが、耳たぶがイヤーパッドで圧迫されることが嫌な方はこんな使い方もできます。
![A638CAE3 A638CAE3](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/A638CAE3.jpg)
イヤーパッドは分厚く柔らかいです。クッション性があり、側圧もきつくはないので、オンイヤーでもそれほど耳たぶが圧迫される感じはありませんでした。
![442BF639 442BF639](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/442BF639.jpg)
ヘッドパッドもイヤーパッドと同じく肉厚。他のヘッドホンと比較しても随分分厚いです。頭に触れる部分が少なくなるので、頭頂部の違和感はありませんでした。
![436CEAB0 436CEAB0](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/436CEAB0.jpg)
アジャスターはクリック感のあるタイプ。伸縮するとガリガリと音が出ます。任意の位置で止めることができるので、頭の大きな方でも余裕です。また、側圧が強いと思ったら、アジャスターを広げるとある程度緩くなります。
![EA64CB60 EA64CB60](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/EA64CB60.jpg)
イヤーパッドが分厚く柔らかいので耳や頭に密着します。隙間がなくなるので遮音性が高く、周囲の音はかなり遮ります。音楽を聞くにも没入感が高いです。また、逆に音漏れもほとんどありませんでした。大音量で聴く人でも安心です。
![D09E4F96 D09E4F96](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/D09E4F96.jpg)
イヤーパッドは前述のように厚いので、頭に乗っかる部分は最小限になっています。頭頂部になにか乗っている感は全くありませんでした。
![334401CC 334401CC](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/334401CC.jpg)
頭に負担が掛からないのもそのはずで、重さはケーブルを抜いた状態で245.5gと軽量です。
![078E81D7 078E81D7](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/078E81D7.jpg)
○青色LEDが綺麗に点灯する
ゲーミングヘッドホンらしい部分はイヤーカップが水色に光るところ。しかし、派手にピカピカ光るわけでも点滅するわけでもないので、ゲーミングヘッドホンとしてはかなり地味です。逆に派手なゲーミングヘッドホンが苦手な方は良いのではないでしょうか。
![76E90F04 76E90F04](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/76E90F04.jpg)
イヤーカップが光る電力はUSBケーブルを差し込むことで給電されます。USBケーブルはこれだけのためにあるので、光らせる必要がない場合には、USBケーブルをPCに差し込む必要はありません。音声はあくまでAUXケーブルからのみから取ります。
ケーブルは二重皮膜になっており、1番外側にはメッシュ生地がカバーされています。引っ掛けて破れたりすることはまずありません。
![C3D9DFA9 C3D9DFA9](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/C3D9DFA9.jpg)
○ケーブル途中に簡単なリモコンがある
ケーブルの途中には簡単なリモコンがあります。できる操作はマイクのオン、オフとボリュームコントロールだけです。簡単な物ではありますが、ボリュームを手元で変えられるのは便利です。このボリュームはPCなどの接続先とは連動しておらず、このヘッドホン自体で音量を調整します。最小にするとミュート(消音)にもなります。
![DD59C409 DD59C409](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/DD59C409.jpg)
マイクのオンとオフもここで切り替えられるのは便利です。いちいちマイク端子からケーブルを抜く必要はありませんし、1つの端子でヘッドホンとマイクが使える物だと、便利ではあるのですが、こちらの音声を聞かれたくないとき、PCなどを操作しなければなりません。しかし、このリモコンのおかげで、音声を聞かれたくない場合は簡単に手元でオフにできます。
○音質は必要十分
音質は有線なので遅延もなければホワイトノイズもありません。クリアな音が聞けています。音質としては加工や癖のないそのままの音です。やや軽い感じがしますが私は好みです。
付属でAUXの分岐ケーブルがあるのですが、接続先によってはAUXケーブル1本ではヘッドホンとマイク両方が使用できません。その場合、ヘッドホン端子とマイク端子が別になっています。その場合は画像のように、付属の分岐ケーブルを使用してそれぞれに差し込むと、ヘッドホンとマイク両方が使用できるようになります。
![497E0A72 497E0A72](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2020/03/497E0A72.jpg)
総評
オーソドックスなゲーミングヘッドホンです。マイクがスティック状になっている以外、特にユニークの機能はありません。ただ、その分安いですし、頭や耳の負担にならない軽い装着感を実現しています。
こんな人にお勧め
- オーソドックスなヘッドホンが欲しい人
- 安いゲーミングヘッドホンが欲しい人
- マイクがスティックタイプで口元に持ってこられるヘッドホンが欲しい人
- 軽いヘッドホンが欲しい人
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