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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第123話「発覚」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1986年3月30日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1984年3月 五代裕作、響子さんにキャバレーでのバイトがバレる

 

 

この頃の出来事
  • 3月1日 – 渡辺美智雄通産相、野党支持者に「毛ばり」発言。
  • 3月3日 – 埼京線の新宿駅直通運転開始と京葉線の暫定開業。
  • 3月4日 – サントリーが麦芽100%ビール「モルツ」を発売。
  • 3月5日 – 青函トンネルの本州と北海道が結合。
  • 3月6日 – G5[1]、初の協調利下げで合意。
  • 3月8日 – 前年8月19日に打ち上げられたハレー彗星探査機『すいせい』が彗星に最接近(15万km)。
  • 3月16日 – スイスが国民投票で国際連合加盟を否決。
  • 3月23日 – 関東地方の大雪の中、西武新宿線田無駅付近で後続の列車が前方に停車中の列車に追突する事故が発生。
  • 3月25日 – 皇居半蔵門とアメリカ大使館に過激派が火炎弾を発射する事件が発生。

 

あらすじ

坂本の紹介でキャバレーでのバイトを始めた五代君。日銭の確保は出来るようになったとひと安心するのですが、四谷さんに見付かり、一刻館住人に毎晩集られることになってしまいます。一方その頃響子さんは、三鷹さんとのデートの最中、五代君がキャバレーでバイトしている姿を偶然見付けてしまいます。

 

みどころ

  • 久々の二階堂
  • 響子さんが五代君のキャバレーバイト姿を発見する様

 

はじめに

今まで五代君は、保育園をクビになったこと、そしてキャバレーでバイトをしていることを響子さんに話せず、ひた隠しにしていて、それが一刻館住人の集りの呼び水となっていたのですが、今回は響子さんにその知られたくないそのキャバレーでのバイトを発見されてしまう話です。

 

 

本来、保育園を人員整理でクビになったと素直に言えば、そこで何も困ったことにならずに済んだのですけどね。こうやって隠したり嘘を付いていくと、事態が悪い方向へ悪い方向へと行ってしまう好例をめぞん一刻は見せてくれています。中学の頃読んだので、嘘が悪い方向へ転がっていく様はゾワゾワして、嘘は付かないでおこうと思った記憶があります。全く教育的な漫画でも無ければ、作者の高橋留美子さんもそんなことを考えて話を作っていたわけでは無いのでしょうが、何回も本当のことを言うチャンスがありながら嘘を付き、誤魔化し、そして悪い方向へ転がっていく様は少し怖かったんですよね。

 

一刻館住人最悪の集り

前回も書きましたが、この時の一刻館住人の集りは最悪です。そこに愛はあるのかいと問いたくなります。毎晩酒飲み3人がキャバレーで飲み食いする代金を全て五代君が払うんですよ。どう考えても毎晩マイナスでしょう。バイトをすればするほどマイナスです。よくこれで五代君普通にバイトしますね。

 

一応良い方向に考えれば、「五代君、こんなことをいつまでも続けていちゃいけないよ。早く響子さんに本当のことを言うんだ。そのために我々が言わざる終えない状況に追い込んであげよう!」とも取れるのですが…どうなんでしょう。結果的に、一刻館住人の集りに耐えきれなくなり、響子さんに真実を言う気になるので、方向性としては間違っていなかったのですが…。もしかしたら五代君の性格上、どこにでも馴染んでしまい、仕事も選ばず、プライドも高くないので、この一刻館住人の集りが無ければ、なし崩し的にキャバレーのバイトに馴染んでしまい、そのまま保父にはならなかったのかも知れません。

 

また、ここでは久しぶりの二階堂が登場です。今回の二階堂は結構重要な役割で、五代君を追い詰める一役を買っていました。空気が読めず、口が軽い二階堂に目撃されたことが、実は五代君が響子さんに告白する最大の要因だったのです。二階堂に知られてしまった以上もう隠し通せないなと。他の一刻館住人に関しては、秘密にしておけば毎晩ずっとタダ酒飲み放題なので、五代君が耐えさえすれば響子さんに話が伝わることは無いのですが、この論法が二階堂には通じません。色々な意味で二階堂はイレギュラーな存在です。

 

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ラストナイトフィーバー

口が軽い二階堂にまでバレてしまった以上、もう秘密にしておくのは無理だと諦めた五代君は、響子さんに真実を告げることを決心し、強請集りも今宵までですと告げるのですが、それに対する一刻館住人の反応は…「ラストナイトフィーバー!」ですよ。今夜が最後なら思い切り楽しもうって事ですが、この遣り取りには笑ってしまいました。普通ここで残念がったり文句を言ったりするんですけどね。まさかこんな反応が返ってくるとは…。飯岡店長もこの反応には呆れ返っていましたよ…。五代君は良くこんな人たちと5年も一緒に過ごしてきましたね。

 

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そんなラストナイトフィーバーが店内で繰り広げられているとき、五代君は外での呼び込みを再開するのですが、ここで三鷹さんとデート中の響子さんが、五代君を発見してしまい…。しかしこの最後のコマは五代君と響子さん近すぎです。まあ漫画なので面白ければ良いのですが、何故こんな近くに行くまで気付かないのか、そして五代君は何故気付かないのか…。

 

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おわりに

遂に秘密にしておきたかったキャバレーでのバイトが響子さんに発覚してしまいました。正確にはまだ五代君から響子さんに真実を告げたわけではなく、響子さんが発見したとのところで終わったのですが…。

 

しかし就職浪人決定から保育園でのバイト、クビ、キャバレーでバイトと五代君の苦労話が凄いですね。

 

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