アニメ全話レビュー「めぞん一刻 第09話 「謎のコーチは恋のライバルです!」」

あらすじ

1986年05月21日放送。

 

三鷹さん初登場回です。

 

前回の「響子さん好きじゃ~!」事件から何日かたち、一の瀬さんと近所の奥さん連中が通っているテニススクールに響子さんが誘われ、そこで三鷹さんと出会います。

 

一方五代君は、氷運び(?)のバイトをしていたのですが、偶然通りかかったテニスコートで響子さんを見かけ、金網にへばり付いて嫉妬しているうちに、氷が全部溶けてバイトをクビに。

 

後日、一刻館連中と三鷹さんで茶々丸へ行き、五代君は「響子さん好きじゃ~!」が冗談ではないと、三鷹さんへの対抗心から響子さんに激白。三鷹さんは偶然響子さんの胸を触り、逃げた響子さんを追いかけて行きアタック宣言。そんな話でした。

 

三鷹さん登場前に「好きじゃ~!」事件を起こしておいた勝利

三鷹さんが登場する前に、五代君が響子さんに「好きじゃ~!」と叫ぶ事件を起こしておいたのは、なにげに大きい気がします。

 

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五代君の勘違いによる言い訳で、この回まで響子さんは酒の上の不埒、本気ではないと受け取っていましたが、そうであろうとこの事件を切っ掛けに、五代君を「駄目な弟」から、一応「男」として意識するようになりました。実際この事件のあとは、「弟」と言う表現は使わなくなりました。

 

惣一郎さんが死んだ日

この回では、惣一郎さんに操を立てているとか、それは健康に良くないとか、そんな話が出てきましたが、惣一郎さんが亡くなってからまだ1年ちょっとなんですよね。

 

原作漫画だと第7話「春のワサビ」。アニメだと第6話「春はショッキング!響子さんの秘密!!」で、惣一郎さんの1周忌お墓参りをしていましたが、原作のタイトルからもわかように、その季節は春でした。

 

五代君が大学生になったあとで、大学の一般的な入学式は4月第1か第2月曜日なので、これは過ぎています。

 

めぞん一刻「年齢考察」でも書きましたが、惣一郎さんが死んだのは、1980年です。1980年秋に響子さんが管理人になり、翌年1981年の4月に惣一郎さん1周忌のお墓参りに五代君も一緒に行ったので、この1981年のカレンダーを見ると、4月第1月曜日は4月5日です。普通に考えると、4月5日が五代君の大学の入学式です。このことから考えて、惣一郎さんの亡くなった日は、4月5日以降であることが推測出来ます。

 

お墓参りに行ったのは、原作漫画でもハッキリ日曜日と言っていたので、1981年で4月5日以降の日曜日で、桜がまだ咲いていることを考え、原作漫画の「絵」を見て、これらの条件に当てはまる日と言うのは、4月12日の日曜日以外に当てはまりません。

 

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惣一郎さんが狙って日曜日に死んだわけではなく、この時のお墓参りは、都合の良い日曜日にしたのは間違いないので、正確に1980年4月12日と言うわけではなく、惣一郎さんが死んだのは4月12日前後で間違いないと思います。

 

氷屋と言う商売

私はめぞん一刻の原作漫画を、完結してから大分たって読んだので、五代君がやっていた氷屋、氷を運ぶ仕事というのがピンと来ませんでしたが、昭和50年代中盤にはあったんですね。

 

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しかし「氷を運ぶ」と言う単純で簡単な仕事すら出来ない五代君。このあとも色々バイトを失敗したり怒られたりする描写が出てきますが、正直有能ではないですよね…。

 

金網オチ

五代君はバイトに勤しんでいるはずなのに、テニスコートの金網にへばり付いて、顔に金網型の日焼け跡が出来てしまい、顔を見れば一発でバイトをさぼって、ずっとテニスコートを見ていたことがわかるのですが、そのときの五代君と一の瀬さんの会話のオチはさすがです。面白いです。

 

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「好きじゃ~!」が本気だと言うことの激白

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先にも書きましたが、五代君の「好きじゃ~!」を、響子さんはこの時点では酒の上の不埒、冗談と受け取っていました。しかし一刻館の面々と三鷹さんで茶々丸へ行ったとき、三鷹さんへの対抗心から、五代君があれは冗談じゃない、本気だと言ってしまいます。

 

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三鷹さんしか見えていなかったので、照れもなく言ったのですが、これって実は重要で、この回がなければ、ずっと響子さんはあれを冗談と受け取っていたんですよね。この回の激白であれは本気だと言うことがハッキリ響子さんに伝わり、更に強く五代君を弟ではなく男と意識することになったのだと思います。

 

原作漫画では

 

多分三鷹さんはまだ本気じゃなかった

おそらく三鷹さんはこの時、響子さんを思う気持ちは本気じゃなかったでしょう。

 

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三鷹さんはガールフレンドが多く、デートもテニスを教えている女子大生と順番でしているなど、作中何度も三鷹さんがプレイボーイであることが描写されます。この時も響子さんに対しては、そんな数多くいる女性と同じく、美人だし取り敢えずちょっかい出したいとかそんな感じだったんでしょう。

 

一般的に考えると、プレイボーイの自分が押しても引いてもなびかないので、意地になっているうちに本気で好きになっちゃったとか、まあそんなところでしょう。

 

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のちに三鷹さんは五代君が入院している病院にわざと骨折して押し掛けてきて、五代君と響子さんの仲を邪魔しますが、さすがにこれだけのことをするのは本気だと思うので、この回からその入院話までの間のどこかで響子さんに本気になったはずなので、今回はその辺も注意しながら見ていこうと思います。

 

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