アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第21話「激闘は憎しみ深く」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

ラルの亡き後、ハモンは使命を完遂することで、その想いに応えようと出撃を決意する。そして、ハモンたちは乏しい兵力で弱い部分を一点突破する「錐の戦法」を開始した。接近するカーゴの自爆を察知して阻止を試みるアムロ。そのカーゴを押し返そうとするガンダムの背中に、ハモンはマゼラ・トップの砲口の狙いを定めた!

 

見どころ

  • リュウの特攻
  • 劇場版とは違うリュウ死亡後のシーン

 

初登場人物

ジオン軍
  • タチ
  • トルガン
  • ミサキ
  • イリューシン

 

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死亡登場人物

連邦軍
  • リュウ・ホセイ(ハモンのドップに特攻を仕掛けて死亡)

 

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ジオン軍

 

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民間人

 

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はじめに

今回は内縁の夫であるランバ・ラルの仇を討つため、ハモンがホワイトベースガンダムに特攻を仕掛ける話です。

 

また、リュウ死亡後のホワイトベースクルーのリアクションが劇場版とは真逆となっており要注目です。

 

そして、今回からガンダムの空中換装…いわゆる「販促」が無くなりました。

 

放送内容

ハモン謎の権力

ハモンがジオンの軍人に発破を掛けていたのですが、ハモンは軍人ではないのに何故こんなに偉そうで、しかも実際に権力を持っているんでしょう…。謎です。

 

立場としては、ガルマの婚約者であったイセリナと何ら変わりはないはずなんですけどね。しかし完全にジオンの兵士から上官として扱われており、指揮権も完全にハモンにあります。

 

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ランバ・ラル存命の頃は、その権力の傘の下だったので、まだわからなくはないのですが、今回は既にランバ・ラル死亡後ですからね。本当に謎なんです。

 

白いアムロ

前回までアムロは、捻くれまくっていた黒いアムロだったのですが、今回は冒頭からもの凄く素直で、ブライトのことも恨んでいないと明言する程の白いアムロでした。

 

一応理由としては、ランバ・ラルの死を目の前で見たことにより、心境の変化著しかったのかなとは思うのですが、それにしてもあれだけ怨み節を言っていたブライトのことまで、全く恨んでないですよとまで言ってしまう変化には驚きました。

 

ハヤト&ジョブ・ジョンコンビのガンキャノン

リュウが現在負傷しているため、今回はガンキャノンの腹部に、ホワイトベース部隊随一のユーティリティプレイヤー、ジョブ・ジョンが搭乗していました。しかしこのコンビの頼りないことと言ったらもう…。

 

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リュウ特攻

リュウは怪我を押してコア・ファイターで出撃し、ハモンのドップに体当たりするのですが、ミサイル撃てなかったんですかね。この辺説明無いんですよね。また、ガンダムの背後に回ったドップの空中静止能力も凄いです。今までドップはそんなことが出来る様子は1度たりとも見せなかったのですが、完全に空中で静止していました。

 

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リュウ死亡後のリアクション

リュウが死んだ後のホワイトベースクルーのリアクションは興味深かったです。

 

劇場版ではリュウが何故死んだのか、出撃を誰かが止めていれば助かったのに、誰の責任だとの流れで、アムロとハヤトが殴り合いを始め、周りも阿鼻叫喚の図だったのですが、テレビ版ではこの様子と全く逆の展開となっていました。

 

責任のなすりつけあいだった劇場版とは違い、皆が皆自分のせいだ、いや俺のせいだ、許してくれリュウの大合唱でした。

 

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いつも劇場版ばかりを見ていて、テレビ版のこの展開は忘れていたので、この真逆の展開に驚きました。

 

一応劇場版のフォローをしておくと、仲間が死んだとき人はここまで壊れるってことの悲しさの表現だったと思います。また、その後自分たちの内輪もめを反省してもいたので、別に救われないようなシーンではありませんでした。

 

これと比べると、テレビ版は随分人間の綺麗な部分のみを描いたんだなと感じました。どちらが良いかはそれこそ好みになりますね。

 

また、今回最後に「ジオンを潰すために戦うしかない」と皆が決意していましたが、戦争に本気で取り組む覚悟を決めた切っ掛けがこのリュウの死だったんですね。それまでは、なんだかんだ言いながら自分は軍人じゃないからとか、戦争を直視するのを避けていたのですが、リュウの死を切っ掛けにこのジレンマはなくなっていきます。

 

おわりに

リュウ死亡後のリアクションが、劇場版とテレビ版では真逆になっており、非常に興味深かったです。

 

どちらも最大限の悲しみと、どうしてこうなったのか自責の念から来る同じ行動原理なのですが、発露する形は真逆にもなるんですね。

 

以前に何回か書いていますが、ガルマ&イセリナの戦いとは、もの凄く関係性が似ているのですが、その実全く違う対極のエピソードでした。

 

ガルマ&イセリナ ランバ・ラル&ハモン
アムロからの認識 顔も名前も知らない 顔も名前も性格も把握
相手からの認識 顔も名前も知らない 顔も名前も性格も把握
接触 なし あり
指揮官の最後 特攻 自爆
恋人の最後 特攻 特攻
恋人の立場 民間人のご令嬢 民間人だが隊の副官
怨みの連鎖 顔も生も知らない人の仇に 顔も名前も知っている人の仇に

 

ガルマ&イセリナのエピソードと、このランバ・ラル&ハモンのエピソードを比較すると興味深いです。

 

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