アニメ全話レビュー「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第12話「白衣の下の秘密」」

今回レビューするのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの第12話です。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

ちなみに、YU-NOの解説・考察は別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。

 

先の展開のネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

再びカオスの矯正により新しい並列世界へ移動するたくや。
本格的に龍蔵寺を調べようと絵里子に協力を依頼しに行くが、そこには普段と違う様子の絵里子が…
そして龍蔵寺の家へ協力者に会いに忍び込んだ二人の前に現れたものとは…

 

みどころ

  • 絵理子先生の正体
  • 龍造寺の正体

 

初登場人物

  • アーベル(イメージのみ)

 

感想

まさか美月ルートをラス2に持ってくるとは

サブタイトルから絵理子先生エピソードのように見えますが、これはれっきとした美月ルートです。原作のゲームでもそうでしたが、絵理子先生のルートはないんです。ただ、この美月ルートは美月よりも絵理子先生や龍造寺の正体にスポットが当たっており、美月ルートとは言え美月の影は薄かったです。

 

前回まで美月ルートの序盤を少しやってから澪ルートに完全に飛んでしまったので、梅さんの思わせぶりなセリフだったり、土蔵だけが古びている謎など、ここ数話放り投げた形になってしまいましたが、やっとこの話に戻りました。

 

前回、澪ルートのエンディングで例の如くカオスの矯正が発生し、スタート地点の三角山に戻りましたが、やはり完全に記憶保持する設定なんですね。以前も書きましたが、原作のゲームだとうっすら心の奥底に前の世界線での感情があるかな…程度で、記憶は完全になくしていました。

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今回は亜由美の時と違い、美月を心配して電話を掛けていました。記憶を保持していたら前回悲惨な目に遭った人の心配をするのは当然で、それが亜由美の時なかったのが不自然だと思ったのですが、今回はその反省から電話を掛けたのでしょうか。ちなみに、公衆電話はもうすっかり街中でも見なくなりました。ただ、学校前には今でも災害時のためにあるところが多いようでよく見掛けます。

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タタリ騒動

タタリ騒動はアニメ初見の皆さん覚えていますかね。美月ルートと思わせてここ数話澪ルートになってしまったので、記憶の彼方になっているかもしれません。タタリ騒動は澪と結城との単なる雑談かと思いきや、物語の核心に迫るヒントになります。

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そのタタリ騒動関連では、本来美月ルートなので澪や結城の出番はほぼなくります。しかし、ちょくちょく澪や結城を出してきました。原作はゲームなので、各ヒロインルートに入ると、その他のヒロインがさっぱり出てこなくなってしまうので、この辺り話忘れられないようにちょくちょく出す工夫が伺えます。しかし、公衆電話に続いてVHSビデオが出てきましたが、使ったこともない人がもう多いのでしょうね。

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梅さん再登場

数話前に梅さんが思わせぶりな言葉を残し、その後ほったらかしでしたが、今回ようやく再登場。ただ、梅さんのたくやたちに龍造寺のことを忠告するとの役割はもう既に終わっているので、出てきたと思ったらもう後半では首吊り自殺…。息子が『別の何か』に変わってしまい、それをなんとか別の何かに気付かれないように外部に伝えようとするも失敗し、自殺見せ掛けられて殺される。報われません。

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梅さんは正体不明の何者かに軟禁されている。そのことを外部に危険を承知で必死で伝えようとする。これだけの要素を見るとヒロインか主人公かってくらいの立ち位置なんですけどね。

 

絵理子先生の正体

絵理子先生はこれまでも保健室に脱ぎ捨てられた衣服だったり、街中で見掛ける絵理子先生似の派手な女性が出てきていたので、なにかあるだろうなと視聴者も分かっていましたが、やっとあの派手な女性=絵理子先生と言うことが確定しました。また、学校を抜け出してなにかやっていそうな感じでしたが、それも今回龍造寺近辺を探っていると判明。

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龍造寺と同じように固い床の下で寝るのが好きだとか、アーベルとの謎の人物の名前を呟いていましたが、これは現代編で明かされることはなく、このあとの異世界編で解き明かされます。

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ちなみに、もうだいぶ前に話に出てきたので忘れているかもしれませんが、絵理子先生が普段学校で何故あんな派手な格好をしているのかと言うと、たくやにそう教えられたからです。この世界のことをよく知らない絵理子先生は、たくやの言うがまま信じたんです。

 

原作のゲームでは、たくやが偶然『喫茶イブニング』でどこか見覚えのある派手な女性を見掛け、話しているうちに絵理子先生だと気付くのですが、アニメでは自らたくやを呼び出して正体をばらしていました。たくやに問い詰められてもしらを切ろうとする原作の絵理子先生も面白かったんですけどね。しかし、ここでまたまた香織が話に絡んできました。以前、たくやは亜由美ルートで超念石を手に入れることが出来ませんでしたが、香織が出てくると言うことは…。

 

神奈ルートも混ぜるかも

前回は美月ルートと澪ルートを混ぜましたし、その前は亜由美ルートと香織ルートを混ぜていました。神奈が「龍造寺がこのネックレスを欲している」と言っていたので、今回も美月ルートと神奈ルートを混ぜるかもしれません。ただ、この神奈のセリフは原作にはありませんでした。だからこそ、ここでその情報を出すと言うことは、神奈ルートも並行してやるのかなと思った次第です。

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龍造寺の家に侵入

最後に絵理子先生とたくやが龍造寺の家に侵入し、土蔵を探っていました。アニメではだいぶカットされましたが、どうやって入ったかと言うと、強引に壁を登って…です。

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土蔵で梅さんの死体を見付けた後、車の発進する音を聞き、絵理子先生が脱兎の如く様子を見に行ったら美月先生が事故を起こして…とのところで今回は終了。梅さんの死体がある。美月が逃げる。そして美月はナイアーブに掛けられている。梅さんは誰が殺したのか…。わかりますよね。

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総評

今回は美月ルート…もとい、絵理子ルート、龍造寺ルートとでも言うべきエピソードの導入部分だったため、色んな謎を提示して終わりました。冒険している感覚や三角山や超念石という『物の謎』が解けてくので澪ルートが好きですが、美月ルートも絵理子先生や龍造寺の『人物』の謎が解明されていくので面白くて好きです。

 

こんな人にお勧め

  • タイムトラベル、タイムリープものが好きな人
  • 異世界ものが好きな人
  • 壮大な話が好きな人

 

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