アニメ全話レビュー「寄生獣 セイの格率 第19話 「冷血」」

全体のあらすじ

寄生獣 セイの格率

平凡な高校生である泉新一は、ある日突然飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まることに―。周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。

 

しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。新一の同級生・里美にも危険が迫る。その中で、高校教師として目の前に現れた田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。 「われわれはなぜ生まれてきたのか?」

 

地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。「果たして生き残るべきはどちらなのか?」それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。

 

今回のあらすじ

アニメ「寄生獣 セイの格率」公式サイト

パラサイトによる一連の事件に新一が深く関与していると睨んだ平間は、特別な感性を持つ囚人の浦上と引き合わせる。なんとか容疑が晴れ、高校生活へと戻った新一の元へまたしても現れる神妙な面持ちの平間!そしてついに政府による広川たちへの掃討作戦が幕を開ける!!

 

原作漫画だと

  • 第50話 「凶器」
  • 第51話 「針路」
  • 第52話 「包囲」

 

サブタイトルの元ネタ

サブタイトルは書籍名から取っているのですが、今回はこちら。

 

 

原作漫画との違い

山岸二佐が自衛隊じゃなくなった。

 

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山岸二佐の一部の発言。

 

自衛隊はNG?

今回初登場した武闘派の山岸ですが、原作漫画では山岸二佐、つまり自衛隊員でした。アニメでは「山岸君」と呼ばれていましたね。その後の制服を見ても、どうもパラサイト掃討作戦を担当するのは、自衛隊ではなく警察の特殊部隊との設定に変えられているようです。

 

個人的には、自衛隊が出てくると言うことは、「警察の手に負えない事態」を表していて、いかにこの作戦が危険で、パラサイトが強いのかを示唆する良いメッセージだったんですけどね。残念です。

 

ただこれも見方によって、自衛隊が突然市役所に出張ってくる事は不自然とも受け取れるので、もしかしたらそこを考慮して、より現実的にするため、自衛隊を警察の特殊部隊に変えたのかも知れません。

 

舞台は神奈川県

今回の舞台は、架空の東福山市市役所でした。ここはおそらく神奈川県です。

 

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原作漫画第1話の最初のパラサイト事件が起きた場所が、新一の家から10km離れたところと書いてあり、続く第2話でその事件をテレビのニュースでやっていて「神奈川県」と言っています。厳密に考えると、県境を越えているかも知れませんが、まあ普通に考えて神奈川県だと思います

 

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1時間に2匹

この浦上の「パラサイトは人混みの中を1時間見ていて2匹」を考えてみたいと思います。

 

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「人混み」の定義には色々あって曖昧なのですが、取り敢えずざっくり1時間で1,000人行き交うとします。10分で100人行き交う訳ですから、新宿や渋谷はともかく、適当な繁華街は大体こんなもんじゃないでしょうか。まあパラサイトと人数を導き出すための仮定なので、この辺は本当にざっくりと言うことで。

 

で、仮に1時間1,000人行き交う人混みを浦上が見て、パラサイトが2人くらいいるとの頻度だとすると、日本の人口は約1億3千万人なので、パラサイトは日本に2万6千人いることになります。1,000人に2人なので、割合としては0.2%ですね。人数にして2万6千人。これを多いと思うか少ないと思うか…。

 

もう一つわかりやすく例えるために学校を例に出しましょう。1クラス30人で1学年に3クラスの小学校があったとして、その生徒数は540人。パラサイトは概算で500人に1人の0.2%なので、一つの小学校に1人はいることになります。また、中学、高校はクラス編成も違って、私の通っていたところだと、1クラス30人で1学年5クラスくらいだったので、生徒数は450人。500人は若干切りますが、ここでもやはり一つの学校にパラサイトが1人ほどいることになります。学校に1人のパラサイトって多いのか少ないのか…。

 

また、空からパラサイトの幼虫が降ってきたときに、わざわざ人口密度の多い地域に、多くのパラサイトの幼虫が都合良く降ってきたとも考えづらいので、人口密集地ほどパラサイトの確率は少なく、過疎地ほどパラサイトの確率は上がるのかも知れません。そういう意味で、新一の両親が田舎に行ったのは失敗だったんですよね。もし満遍なくパラサイトの幼虫が降ってきていたとしたら、田舎ほどパラサイトの確率が高く、遭遇する確率が上がるはずなんですから。

 

ただ、1年~1年半で38人の人間を食料として食べ、これでも仲間では少ない方と田村玲子も言っていたように、パラサイトは結構な人数の人間を食料として食べるので、過疎地のパラサイトも人口の多い都会へ上京してくるしかなくなるとは思いますが。

 

人間vsパラサイト

今回の話は、市役所を警察が取り囲んだという話だけなので、特に何が起こったわけではなく、動きのない話でした。次回からは警察vsパラサイトの全面戦争になります。

 

今回、人間vsパラサイトの戦争の火蓋が切って落とされましたが、これは以前田村玲子が恐れていた、「組織化された人間」vsパラサイトなんですよね。パラサイトは強く完璧に近い生物だけど、負けるとしたら集団になった人間だと行っていましたが、さてどうなるか…。

 

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