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アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第41話「光る宇宙」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

相対するララァとアムロ。サイコミュ誘導されたビットはオールレンジ攻撃でガンダムを包囲するが、アムロはコントロール系を読んで次々に撃破していく。先鋭化する二人の意識は共鳴し、思惟が直結して会話となっていく。思わず二人の間に割って入るシャア。そして、ガンダムがゲルググにとどめを刺そうとした瞬間…。

 

見どころ

  • アムロとララァの邂逅
  • ララァ死亡

 

ジオン軍

 

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はじめに

今回はララァがシャアをかばって死んでしまう回です。

 

アムロとララァのニュータイプ同士の感応が凄く、もはや会話レベルの意思疎通が出来ていました。

 

放送内容

シャアとキシリア

冒頭、シャアとキシリアは会談をしていましたが、そこでキシリアはシャアの正体を見破っていました。つまり、ジオン・ズム・ダイクンの息子、キャスバル・レム・ダイクンだと言うことをわかっていて、それでいて登用していたんです。ザビ家と一括りに言ってもお互い思惑は少しずつ違い、いずれ表だって対立することになるであろうことは、今までの話でもチラホラ出てきていたので、多少危険をはらんでいようと、有能な部下を集めることを優先したみたいです。

 

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キシリアは自分の能力を過信し、シャアくらいなら操れると踏んだのでしょうが、十年越しの親の敵をそうそう水に流すことなど出来ないわけで…。結果的には皆さんご存じの通りの結果になってしまいました。貴族として生まれ、エリート教育を受け経験を積んできたキシリアと、身分を偽ってまで、たった一人でザビ家への恨みを晴らすべく戦ってきたシャア。結果、シャアの方がキシリアよりも1枚上手でした。

 

また、シャアはこの会談で、キシリアに最もらしい理由を付けて、もう恨んでいない、復讐は考えていないと嘘を言い、キシリアを信じ込ませていました。演技派です。まあキシリアも信じたふりをしたのかも知れませんけどね。今のところ、シャアはザビ家の懐に入り込みたい、キシリアは自分の影響力を増すため、有能な部下が欲しいとのお互い利害は一致しているわけですからね。

 

ニュータイプの描写

登場人物の誰がニュータイプかは、目の前にバチバチと雷のような閃光が走るのでわかるのですが、昔はこれらの描写から誰がニュータイプで誰がニュータイプじゃないのか、そして誰の能力が強いのかなど、友人と話のが楽しみの一つでした。この辺はのちに出るギレンの野望で全て明らかになるんですけどね。当時は公式設定などの存在も知らず(あったんでしょうか?)、ただ目の前で見たアニメから想像を膨らませるだけでした。

 

 

今回のアムロとララァの邂逅で、目の前で光が走るような例のニュータイプの描写があったのは、アムロ、ララァ、シャア、セイラ、ミライです。彼らはニュータイプ確定。ミライは地味ですがゴリゴリのニュータイプなんですよね。ニュータイプ覚醒も早くて、アムロの次にニュータイプの描写がありました。

 

邪魔です

前回、ララァはシャアのゲルググに対して、「大佐!邪魔です!」と言い放っていましたが、今回もまたシャアは邪魔になっていたような…。アムロとララァのニュータイプ同士で強烈に感応している中に割って入り乱戦にしてしまい、結果的にララァを死なせる要因となってしまいました。

 

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アムロとララァはニュータイプの能力で相手の存在がわかり、会話のようなコミュニケーションを取っていたのですが、シャアは妹であるセイラの存在に気付かず、ビームナギナタで危うく殺してしまうところでした。

 

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ギレンの野望でもシャアの初期のニュータイプ能力はしょぼいんです。しかし経験を積ませレベルを上げると、アムロに近いニュータイプになります。つまりこの頃のシャアはまだレベルの低いニュータイプだったと言うことでしょう。

 

また、シャアは以前セイラとの会話で、ニュータイプが戦争の道具として利用されているのは許せないと言っていたのですが、そのシャアが自治はララァを戦争の道具として利用し、死なせてしまった張本人になると言う皮肉…。

 

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スプレーガン

ジムの何が弱そうと子供の頃思っていたのかと言えば、ズバリ「スプレーガン」の弱々しさです。

 

スプレーガンは物自体小さく頼りないのですが、また音がシュポーンシュポーンと頼りないこと頼りないこと…。このスプレーガンの見た目の弱々しさと、発射時の音の頼りなさで、子供の頃なんて弱そうな武器なんだ、なんて弱そうなMSなんだ…ダサいとなってしまいました。

 

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言葉のセンス

今回、謎の言葉「ゲルドルバ照準」なんて造語が出てきました。ハッキリ言って意味が分かりません。が、なんか「それっぽく」て格好良くて痺れてしまいます。また、今回のサブタイトル「光る宇宙」も秀逸で、別に宇宙自体は光っていないのですが、ソーレ・レイの事を指しています。更に、敵軍の新兵器の名称はわからないので、「木馬」、「とんがり帽子」、「スカート付き」なんて言い方そしたり、富野さんの言葉のセンスは素晴らしいです。のちに少しわざとらしくなってしまいましたけどね。ただこれは、私たちが富野さんの言葉のパターンを理解したので、「この言い回し富野さんっぽいよな」と、違った見方をするようになってしまったからかも知れません。

 

おわりに

今回、シャアにとっては母親になってくれるかも知れなかった人(20歳が17歳にそんなこと望むのはなんだかなと思うのですが)であり、アムロにとっては運命の人になり得た人が死んでしまいました。まさかこれが作中の時間で20年近くお互いのトラウマにナリ引きずるとは思いもしませんでした。おかげでシャアはのちにロリコンだのマザコンだの部下達の間で噂される始末で…。それにアムロはララァと2回合計10分程度度しか直接会っていないんですよね。まあこれは以前の記事にも書いたとおり、それでも惹かれあってしまうニュータイプの凄さの表れでしょうけどね。

 

やはりソロモン辺りから最後にかけてナレーション量が一気に増えましたね。ソーラ・レイが発射する経緯でもだいぶナレーションですっ飛ばしていました。この辺は急遽打ち切りが決まったことにより、ストーリーを如何に短縮し、それでいて視聴者に伝えるか苦労したことでしょう。結果手金これが物語終盤の密度の濃さに繋がり、この辺りはジェットコースタームービーを枚話見ているようでした。

 

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