目次
特徴
- 【幅広い互換性】iMac、MacBook、LaptopまたNotebook、Desktop またはPCコンピュータ動作確認済。Windows XP、Windows OSに対応
- 【フルサイズ18キー】デスクトップキーボードに広く採用されている19mmのキーピッチ採用。打ちやすさとコストパフォーマンスに優れたバリューモデル
- 【どこでもすぐ使える】付属のUSBレシーバーを挿入だけで、10mまでの範囲で入力可能
- 【超省エネ設計】省電力設計により、電池交換の手間、無駄なコストを節約可能
- 【オートスリープモード】2分続き使用しない場合、休止状態/スリープモードに入る
長所と短所
- ○無線で取り回しが良い
- ○USBレシーバーが極小
- ○標準的な19mmのキーピッチで打ちやすい
- ○打鍵音が静か
- ×チルトスタンドが無いので高さを変えられない
はじめに
実はテンキー欲しかったんです。何故かは以前の記事でも書いたのですが、キーボードの左に置きたいからです。詳しくは下記記事にも書いているのですが、手の動線を考えるとテンキーが右側にあるのっておかしいんです…。なので、一時はテンキーレスのコンパクトなキーボードを購入し、テンキーは別途購入して左に配置しようかなんて本気で考えた時期もありました。
奇しくも今回、iCleverさんからテンキーをご提供いただいたので、左にテンキーを置くとどんな感じなのだろうかということを実際に試すことができました。ちょっと一般的な使い方や配置ではないとは思いますが、ネットを調べると私のようにテンキーの右側配置に疑問を持っている人や、テンキーを別途購入して左に配置している人もいるようなので、少なくとも私だけが考えることではないみたいです。今回はこの辺りを中心に見ていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。キー部分が見える透明のケースです。
化粧箱裏側。
同梱品はテンキー本体、USBレシーバー、単四電池、サンキューカード、説明書。
テンキー本体。無駄な部分がなくスッキリ省スペースです。
下から見るとこんな感じ。各キートップは若干真ん中に向かって傾斜があり、打ちやすいように工夫されているようです。
横から見るとこんな感じ。手前に向かって傾斜があり、打ちやすいに工夫されています。チルトスタンドはありません。
テンキー裏側。ゴム足が付いています。また、使用電池は単四電池1本。
USBレシーバーと説明書。説明書には日本語はありませんが、難しい操作や設定は一切ないので問題ありません。
以上、外観チェックでした。
左にテンキーを配置
左手にテンキーを配置したい理由は前述しましたが、実際の使い勝手はどうだったかについて。
一般的なキーボードは右側にテンキーがあるので、右でマウスを操作中に数値キーをテンキーで入力したくなった場合、いちいちマウスから手を離さなければなりません。ところがテンキーを左に配置したおかげで、マウス操作中に数値をテンキーで入力したい場面、マウスから右手を離すことなく、余っていた左手で数字を入力できてしまうんです。これは想像では便利だろうなと思っていたのですが、実際にやってみると本当に楽でした。エクセルでの数値入力する人や、数値のみを入力する作業がある人だと飛躍的に操作性は上がると思います。
やはりこれで思ったのはテンキーって左配置の方が便利だよなあと。昔はマウスなんて入力デバイスは無かったので、右配置のテンキーで良かったのですが、キーボードの後にマウスが出てきたことで、右配置のテンキーは理に適わなくなっているように思います。かと言って、ここまで普及したフルサイズキーボードのデザインを根本的に変えることももはやできないのでしょうね…。そのような人のために、テンキーレスキーボード+左にテンキーというやり方もありなのではないかなと思います。
打鍵感と静音性
打鍵感は底打ち感がほとんどなくフワフワ易しい感じです。
キーストロークは記載がないので自分で計測してみたところ3mmくらいでした。メジャーで測ったので正確ではないかもしれませんが、メンブレンでは浅めかなと思います。ちなみに、私がメインで使用している東プレのキーボードは4mmでしっかりとした打鍵感があります。
静音性は素晴らしいと思います。打った時の音は小さい音で「クチャ」という感じの音で、堅い「ガツン」との音は一切出ませんでした。かなり静かな部類だと思うので、静音性の高いテンキーを求める場合は良いんじゃないでしょうか。
Num Lock連動
このテンキーは同時使用しているキーボードとNum Lockの状態が連動しました。具体的に例を書くと、テンキーでNum Lockボタンを押しても、同時に使用している他のキーボードでNum Lockボタンを押しても、互いに状態が同期するので便利でした。
無線なので取り回しが楽
当然ですがこのテンキーは無線なので取り回しが楽です。キーボードはマウスと違って動かす物ではないので、有線でも良いでしょとの意見もあるのですが、無線で困ることはありません。特にテンキーのように、小さくて機能も限られている物が有線だとなんか損した気分になってしまうのは私だけでしょうか。
ちなみに、無線による遅延は一切感じませんでした。数多くキーボードを使用してきましたが、シビアな入力を要求されるアクション系のゲームはほとんどやらないから、無線キーボードで遅延を感じたことはありません。無線による遅延はゲームをやらない人なら全く気にする必要はないと思います。
レシーバーが極小
無線だとどうしても付いてくるのがUSBレシーバーですが、極小サイズで全く邪魔になりませんでした。具体的には、ロジクールの無線規格『Unifying』で使用されているレシーバーと全く同じくらいのサイズでした。
ちなみに、画像左は一番右がこのテンキーのレシーバー。画像右の手前がこのテンキーのレシーバーとなります。ロジクールの極小のレシーバーとほぼサイズが一緒です。
また、設定は何も要りません。USBレシーバーを挿し、テンキーに電池を入れれば準備は全てOK。そのままなんの設定も必要なく使用することができました。
スリープ機能でもたつきなし
このテンキーは使用していない時間が連続で2分続くと、省電力設計でスリープに入るとのこと。それはいいのですが、復帰時に入力がもたついては元も子もありません。実はこれBluetoothのキーボードに良くあるんです。
さて、肝心のこのキーボードではどうだったかというと、スリープ時に入力しても全くもたつくことなくそのまま入力できました。
チルトスタンドが無い
良いテンキーなのですが、1つだけ気になる点を挙げるとすると、チルトスタンドが無いことです。チルトスタンドとはキーボードなどにある爪を立てて角度を付ける物なのですが、これが無いのでこのテンキーの角度を変えることはできません。贅沢ですがこれがあればなお良かったかなと感じました。
総評
テンキーは多くの人に必要なデバイスではないのですが、数値入力を頻繁にする人は勿論、テンキーを左側に置きたいなんて人の場合にも、1つ購入しておいて損はないのではないでしょうか。安価な物だと1000円弱ですし、このテンキーのように無線など付加価値のある物でも2000円前後で買えてしまいます。また、どのように使うかそれぞれの工夫次第で、PC操作が一段楽になります。
今回私はキーボードの左側にテンキーを置くとの使い方をしたのですが、おかげで数値入力が以前より速くできるようになりました。また、マウス操作で使っていた右手を動かす頻度が減ったので腕も楽になりました。
こんな人にお勧め
- 無線のテンキーが欲しい人
- 標準的なテンキーが欲しい人
- 左側にテンキーを置きたい人
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