目次
はじめに
クリアしました!いやあ長かった。プレイ時間は80時間も掛かってしまいました。事前の情報だと、プレイ時間は概ね50時間くらいと言われていたのですが、
私の場合、クエストを全てこなしたからか、レベル上げを最後丹念にやったからか、それを大幅に超える80時間くらいでした。ただ、余程早いクリアを目指すプレイをしない限り、クエストをしなかったとしても、おそらく60時間は切らないんじゃないかなと思います。
ボリューム不足が実は1つ心配事だったので、ボリュームに関しては満足しています。
前回は天空魔城の最深部直前まで行き、あとはラスボスのウルノーガを倒すのみとのところでやめました。今回は再開後すぐにラスボス戦です。
ちなみに、このウルノーガの見た目は、サマディーで勇者の星を粉砕したあの魔物ですね。命の大樹のパワーを得たためムキムキに変身したみたいです。つまり、以前の記事でサマディーとホムラの里のイベントは本編に関係ないかもと書いたのですが、あれは間違いだったみたいです。
慎重に見極め、苦戦しないように十分レベルを上げて挑んだつもりなのですが、ウルノーガとの戦闘中、メンバーが何回か死んでしまいました。全員死ぬようなことはなかったので、ザオリクを使える人が2人いれば大丈夫な気がします。私は最後の戦闘に主人公とロウがおり、この2人がザオリクを使えたので、1人や2人死んでも結構余裕がありました。
また、先発メンバーにはシルビアがいたのですが、特技のハッスルダンスが凄い役に立ちました。シルビアの魅力にもよりますが、全員のHPを150オーバー回復してくれます。ロウのベホマラーも同じく全員を150オーバー回復してくれるので、適当に選んだ先発メンバーでしたがはまりました。
誰かが死んだら主人公かロウのザオリクで蘇らせる。HPがオレンジ色になったらシルビアのハッスルダンスかロウのベホマラー。余裕があればシルビアのバイキルトで主人公とマルティナの攻撃力アップ。このパターンでそれほど焦るようなことはなく勝てました。レベルは主人公が66で、他がもう少し低くて62~64といったところでした。
ドラクエではお約束ですが、当然ラスボスの変身がありました。極悪な場合、2回変身するなんてことも過去のドラクエにありましたが、今回は1回のみでした。
双頭の骸骨のような見た目で、片方が邪竜ウルノーガ、片方が魔王ウルノーガとのこと。こちらの良い効果を消す攻撃や、混乱させるメダパニなど、いやらしい攻撃を邪竜の方がしてくるので、先にこちらを倒しました。
エンディングはあっさり味
待望のエンディングですが、結構あっさりしたものでした。
ラスボスの変身と同じく、こちらもドラクエのお約束ですが、最後は主人公と仲間達が故郷に帰るところを見せながらのエンディングです。1人1人故郷に帰っていく画は寂しかったのですが、最後には皆主人公の元に再集結していました。
シルビアは故郷のソルティコへ残してきた世直しパレードの仲間や父親と再会。
それぞれ仲間を故郷に送ったあと、ケトスで立ち去る際のお見送りが切ない…。
ロウはユグノアに留まることにしたのか、主人公達と行くことを拒んだようです。
セーニャはラムダへ帰郷。魔王を倒すという目的を成し遂げたものの、双子の姉ベロニカがいないことで泣いてしまった模様。
セーニャも主人公達をお見送り。どんどん仲間が減っていきます。
カミュは妹のマヤを預けていたクレイモランの教会へ。マヤも目を覚ましたようです。
そして…主人公、グレイグ、マルティナは元イシの村である最後の砦へ。
主人公にとっては故郷ですし、幼なじみのエマや義母ペルラがいるので当然ですね。
グレイグにとっては仕えていた王のデルカダール王がいます。
マルティナにとっては父親のデルカダール王がいます。
主人公、グレイグ、マルティナは最後まで一緒でした。そして何故か最後は皆最後の砦に集結。
実はこれ、すぐ後に明かされるのですが、数日後にベロニカの弔いのため、一旦主人公のいる最後の砦に集まったみたいです。
さらに最後には思わせぶりな映像が…。そういえばあの半透明の生き物の謎はほったらかしでした。
ちなみに、ラスボスを倒した直後から録画禁止区間に入り、キャプチャも録画もできなくなりました。なので、ペルソナ5と同じく、苦しいですがデジカメで写真を撮りました。PCでこのような録画禁止区間でもキャプチャできるパーツを買えば、画像や動画を取り込めるんですけどね。
過去にタイムスリップ
さて、クリア後ですが、『The End』という文字の後すぐに『to be continued』と出て、その後の展開を予想させるテロップが出ました。これはもうやらざるを得ないでしょう。
クリア後の話を進めていくとわかるのですが、クリア後こそサブタイトルの意味の通りなので、『クリア後』というよりはエピローグというか、プレイすること必須な気がします。それは追々書いていきます。
クリアした後に始めると、仲間と一緒にベロニカのお墓を前で弔っているシーンから始まりました。
そんな中、カミュがケトスから見たキラキラが気になるとのことで、世界が救われた後の世界を見て回るついでに見てこようと言い出します。こんなところはロウも見たことがないとか。
神の民の建造物に似ています。そこで色々調べてみると、本に時を戻せる方法が書いてありました。
サブタイトルの『過ぎ去りし時を求めて』ってこのことですよね。本編では時の話は一切出てこなかったので、いつ出てくるのだろうと思っていたのですが、まさかクリア後のエピソードをサブタイトルにするとは…。
ベロニカが生き返るならやるしかないでしょう。
過ぎ去りし時を求めて
ということで、神秘の歯車を見付けた一行は、情報を元に命の大樹の北のさびれた塔に行くことになります。
忘れられた地へと行くと半透明の生物が一杯です。
また、塔の中には半透明の生物の親分のような者がいました。時の番人だとか。
時の番人によると、ここにある時のオーブを壊すと確かに過去に戻れるとか。しかし、過去に戻れるのは特別な力を持った勇者のみで、しかも失敗すると時の間を永遠に漂い続けるそうです。また、主人公は過去に戻ってしまうと、ここにはもう戻ってこられないとか。つまり、この時の流れでは主人公と仲間達の永遠の別れになるようです。
これってつまり、『STEINS;GATE』であった並行世界設定って事ですかね。ドラゴンボールもそうですね。トランクスは過去に戻って悪を倒しても、世界が崩壊してしまった自分のいた未来は変わらない。なので、違う世界が平行に存在するってあれです。
流れや設定もドラゴンボールに似ていますね。世界が半分崩壊して多くの命が失われた未来。そこから過去に戻って失った命を助ける。しかし、元いた世界は変わらず半分崩壊した世界。トランクスの話とそっくりです。違うのは、主人公は元いた世界へ戻れないってことですね。
行くかどうかの選択肢で『はい』、『いいえ』があったので『いいえ』を選んでみたのですが、強制会話から外れて行動が自由になるだけでなにも変わりませんでした。つまり、行かないって選択肢を選んでストーリーが分岐することはないってことですね。
最初はそんな危険な旅に1人だけで行かせられないと仲間に止められます。
結局過去に行くことになるのですがやはり別れは辛い。
いやあドラクエの話は面白い…。
そして、過去の思い出が新しい順から古い順に流れていき時を遡っていきます。この演出はこれまでのことが思い出されてグッときます。
目が覚めると聖地ラムダで命の大樹が健在です。どうやらタイムスリップに成功したようです。
戻った地点は命の大樹へ行くため、祭壇にオーブを捧げる直前でした。ラムダで状況を確かめるために歩いて回っていると…ベロニカ生がきていました!まあ過去に戻れたのだから当然なのですが、ベロニカ死亡からクリアまで結構長かったので随分久しぶりの感じがします。
ベロニカは過去、主人公の知らないところでこんな誓いを立てていたんですね。そしてそれを実行したと…。
勿論仲間も勢揃いします。
ただし…主人公はレベルを引き継いでいるのですが、他の仲間は当時のレベルのまま…。皆レベル30台中盤です。当然といえば当然なのですが、救済措置でレベルが元に戻ることはないのでしょうか。ないんでしょうね…。真のラスボスを倒す前にまたレベル上げか…。
命の大樹で歴史を変える
命の大樹へ行く直前からの再開なので、以前と同じように始祖の森の祭壇へ行き、命の大樹最深部にある勇者の剣を取りに向かいます。ここでは皆何故か既視感を感じている模様。
前回は背後からホメロスに不意打ちされて一旦全滅したのですが、主人公は分かっているのでそれを躱しますます。
ホメロスは前回戦ったとき、闇の力に覆われて一切攻撃が効かなかったのですが、主人公が未来で手に入れた魔王の剣でその不思議な力を掻き消し、攻撃が当たるようになりました。
ホメロスを倒すと前回と話の展開が随分変わり、ここでウルノーガは出現しませんでした。
ここでは部下のホメロスを切り捨て、姿を現さずに主人公達をデルカダール城に招待します。取り敢えずここでの全滅=ベロニカ死亡は回避できた模様。
二度目のウルノーガ撃破
デルカダール城で正体を表してウルノーガと戦うことになるのですが、命の大樹のパワーを得ていないウルノーガは、前回戦ったときのようにムキムキではありませんし弱かったです。レベル66の主人公と、レベル30台中盤の仲間で倒せました。
ウルノーガは最後、黒い半透明の生物を見て、主人公が時を遡ってきたことを悟ったようです。そして、時を遡ってきたのはお前だけではないぞと。最初はウルノーガが時を遡ってくるのかなと思ったのですがそうではなく、他の何かも時を遡ってきたことを見て、調子に乗るなよお前だけじゃないぞということのようです。
勇者の星落ちる
勇者の星と言われている赤い星ですが、前回はウルノーガが破壊したおかげで地上に落ちませんでした。しかし、今回はそのウルノーガがいないため地上に落ちてしまいました。星とはいっても本当に星ではないようで、なにかまがまがしい物ができたみたいです。
黒い半透明の生物は、前回はウルノーガに破壊されたが…といっていたので、この黒い半透明の生物が時を遡ってきて、今度は勇者の星を地上に落としたようです。この黒い半透明の生物は、セリフから想像すると、勇者の星=体、半透明の生物=その魂(?)のような感じかなと。
ちなみに、勇者の星が落ちたらグレイグが仲間になりました。これでフルメンバーの8人ですね。ベロニカとグレイグが一緒にパーティーにいるので感慨深いです。
予言者
主人公が海で溺れそうになったときに現れた予言者ですが、見る者によって姿は変わると言っていたとおり、今回はウルノーガと戦った直後だったからか、ウルノーガの姿になっていました。
予言者の謎は明かされるのでしょうか。それとも予言者という神秘的な存在というだけなのでしょうか。気になります。
神の民がいっぱい
予言者の忠告通りベロニカの笛を吹くと、以前乗っていたケトスに乗れるようになりました。これでまた空も移動できるようになります。
前回は子供1人以外全滅していた神の民ですが、今回は全員生き残っていました。ウルノーガの最初の暴走を止めたおかげで、世界中の色々な人が生き残っているようです。
今回は神の民の里に下りたところで終えました。
総評
クリアしたことは勿論なのですが、その後もストーリー的にはだいぶ進みました。クリア後は1時間ほどろくに戦闘がなく、ひたすらストーリーが進むのでこんなに進んだんです。時間的にはそれほどやっていないんですけどね。
クリアしてエンディングは見たのですが、そのエンディングはあっさりでしたし、エンドロールで『to be continued』と出ましたからね。また、サブタイトルは完全にクリア後のことを指しているので、多分これは本当のエンディングじゃないですよね。クリア後のオマケ的立ち位置とはだいぶ毛色が違うと思います。完全に話の続きです。
クリア後にできることといえば、これまでのゲームの場合、ラスボスよりも強い敵がおり、そいつを倒すことが主目的で、ストーリーはあまりないことが多かったと思います。しかし、今回は完全にクリア後に話が続いています。クリアはしたものの、まだ終わったという実感は全くありません。
ちなみに、OPの背景ですがまた変わりました。今度は命の大樹とケトスの画です。
ということで、クリアしましたがまだプレイ日記は続きます。
ではまた次回。
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