今回レビューするのは、Jacessさんのワイヤレスイヤホン『D05』です。
昨今流行のトゥルーワイヤレスのイヤホンです。バッテリーが大容量なところに魅力を感じます。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 気軽に音楽を楽しめる:本当なワイヤレスイヤホンです。最新な設計を採用し、透き通った高音域と確実な調律による没入感の溢れた音楽質感を享受することができます。お好きな音楽、映画、好みのゲーム、及び家族、友人、恋人との会話を毎日一番心よい環境で気軽に楽しむことができます。
- イヤホンを取り外せばご利用可能:複雑なペアリング操作が要らないです。充電器からイヤホンを取り外せば、自動的にON/OFFの切り替えを行い、そして自動的にスマホとペアリングすることができます。Bluetooth4.2のチップを採用し、10メートル以内が伝送可能です。IOSとAndroid両方とも対応可能です。
- 2100mAh高容量の充電機能がある収納ケース:ケースを入れば自動的に充電を行い、1回の充電により、最大180分間の連続再生することができます。お出かけや旅行などに電池がなくなる心配がありません。この高級感のある金属製充電ケースは自分へご褒美であり、素敵なお友達への最高なプレゼントでもあります。
- 操作しやすい設計:多機能の操作はワンボタンで行います。音楽の再生・停止 通話の終了・開始、着信拒否、Siriの呼び出しなどの操作がすべてワンボタンで実現できます。スマホの取り出すことなく、片手で操作できます。
- 人間工学の一致する設計:耳栓サイズの調節が可能です。運転中、会議中、料理または運動の時、気軽に音楽或いはスマホ通話を楽しめます。イヤホンのサイズは百円よりも小さい小型です。耳に掛ける時、後ろから全然見えません。5g超軽量なので、耳の装着感なく、音楽を楽しめて、長時間装着しても疲れは感じられません。
- 抜群な互換性:Bluetooth機能を搭載し、各種デバイスに対応。Apple iphone 8 / iphone 8 plus / iphone X / iPhone 7 / iPhone 7 Plus / iPhone SE / iPhone 6s / iPhone 6s Plus / iPhone 6 / iPhone 5s等のiPhone各機種、iPad Pro / iPad Air / iPad mini等のiPad各機種、iPod各機種、Sony Xpeira, Google Nexus, Samsung Galaxy, Huawei等のAndroid各機種、Windows,Mac搭載PCなど。
- 製品内容:充電ケース、一年間保証&取扱説明書(日本语&英語&ドイツ語&スペイン語&スペイン語&イタリア語)、収納ケース、110V充電アダプター、S/Lイヤーピース、D05 イヤホン本体 L/R、Micro USB*3
長所と短所
- ◎ペアリングが感動するほど簡単
- ◎両方を片耳イヤホンとして使用できる
- ◎2100mAh搭載の収納ケース
- ○音質は十分
- ◎曲送りができる
- △物理ボタンなので押し込むと耳が痛くなる
- △音楽再生は3時間ほどと長く持たない
- △大容量のバッテリーがある分どうしても収納ケースは大きい
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン
- 収納ケース
- 収納ポーチ
- USBケーブル×3
- イヤーチップ
- ACアダプタ
- サンキューカード
- 説明書
写真と動画
外観
イヤホンは最近流行りのトゥルーワイヤレスです。
100円玉と比較するといかに小さいかわかりやすいと思います。
重量は2つで10.5g。片方約5gです。
付属品一色。
収納ケースは2100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
この大容量バッテリーを受電するように、ACアダプターも付属しています。
動画
使用した感想
◎ペアリングが感動するほど簡単
一番良かった点を挙げると、ペアリングが驚くほど簡単だったことです。この手のトゥルーワイヤレスのイヤホンは、まだ技術が発展途上で、ボタンへ割り当てられる機能や、ペアリング方法が各機種によってまちまちです。なので、この辺りどうなのかは使い勝手に影響を及ぼします。
このイヤホンは最も面倒となりがちなペアリングが簡単です。下記にその操作方法を記載しておきます。
【初回ペアリング方法】
<両耳イヤホンとして使用する方法>
- 収納ケースから取り出すと自動的に電源が入りペアリング状態になる
- スマホ等の端末のBluetooth機能をオンにする
- スマホ等の端末の当該端末を選択する
<片耳イヤホンとして使用する方法>
- 両耳イヤホンとしてペアリングするとのちに片耳として使用できるようになるのでこの操作は必要なし
【2回目以降のペアリング方法】
<両耳イヤホンとして使用する方法>
- 収納ケースから取り出すと自動的に電源が入りペアリング状態になる
- スマホ等の端末のBluetooth機能をオンにすると自動的に接続される
<片耳イヤホンとして使用する方法>
- どちらか片方のイヤホンを収納ケースから取り出すと自動的に電源が入りペアリング状態になる
- スマホ等の端末のBluetooth機能をオンにすると自動的に接続される
【電源を切る方法】
- どちらかのイヤホンのボタンを長押しすると両方の電源が切れる
- もしくは収納ケースに仕舞うと自動的に電源オフになる
まずポイントとしては、収納ケースから取り出すと自動的に電源がオンとなり、ペアリング状態になることです。ボタンを押す必要はありません。収納ケースから取り出したら勝手にペアリング状態となるので、スマホなどの端末のBluetooth機能をオンにし、出てきたこのイヤホンを選択するだけで、初回のペアリングは終了します。このようなトゥルーワイヤレスのイヤホンは、初回のペアリングが面倒なことが多いです。しかし、このイヤホンはその面倒な初回ペアリングがたった3ステップで終わります。
また、2回目以降は収納ケースからイヤホンを取り出し、スマホ等の端末のBluetooth機能をオンにするだけでペアリングは終了。非常に簡単です。
最も驚いたことは、最初に両耳イヤホンとしてペアリングすると、既に片耳イヤホンとしてもペアリングされていると言うことです。どういうことかと言うと、初回に両耳イヤホンとしてペアリングしてしまえば、次に片耳を収納ケースから取り出し、スマホ等のBluetooth機能をオンにすると、片耳イヤホンとして勝手にペアリングされるんです。
一般的なトゥルーワイヤレスのイヤホンの場合、両耳で初回ペアリングをし、片耳でも初回ペアリングをしなければなりません。しかし、このイヤホンは片耳での初回ペアリング操作が不要なんです。また、右でも左でもこの状態になっています。右のイヤホンを収納ケースから取り出しても、左のイヤホンを収納ケースから取り出しても、同じように自動的に片耳イヤホンとして問題なくペアリングされるんです。
また、片耳イヤホンとして使用しているときに、もう片方のイヤホンを収納ケースから取り出すと、自動的に両耳イヤホンとして再ペアリングが自動的にされます。
このようなペアリング操作や挙動は素晴らしかったです。これまで多くのトゥルーワイヤレスのイヤホンを使用してきましたが、このイヤホンが最も簡単にペアリングできました。
◎両方を片耳イヤホンとして使用できる
先ほど少し触れましたが、このイヤホンは右も左もどちらも片耳イヤホンとして使用することができます。トゥルーワイヤレスのイヤホンは、左右どちらかしか片耳イヤホンとして使えないものも多いです。私がこれまで使用してきた経験だと、どちらか一方しか片耳イヤホンとして使えない物が多かったです。
左右両方を片耳イヤホンとして使用できると、どのようなメリットがあるのかと言うと、右を使って左を使って、股右を使って…との延々ループ方法が可能なんです。わかりやすく使い方を書くと下記のようになります。
- 左のイヤホンを取り出してバッテリーが切れるまで使用する(このイヤホンはおよそ3時間超)
- 左のイヤホンのバッテリーが切れたら収納ケースに仕舞う(自動的に充電される)
- 右のイヤホンを取り出してバッテリーが切れるまで使用する(このイヤホンはおよそ3時間超/この時点で6時間)
- 右のイヤホンのバッテリーが切れたら収納ケースに仕舞う(自動的に充電される)
- ※1に戻る(この時点で9時間)
つまり、どちらか片方のイヤホンをバッテリーが切れるまで使い、切れたらもう一方に交換する。これを繰り返していくと、延々と片耳イヤホンとして使用できるんです。勿論、このイヤホンの場合、音楽再生でのバッテリー持ちは3時間超なので、その時間ごとにイヤホンの入れ替えが必要です。一旦音楽などを止まってしまいますが、それでも擬似的な連続使用がずっと続けられるんです。
トゥルーワイヤレスのイヤホンはバッテリー持ちが悪いのは弱点ですが、両耳にこだわらず、片耳として使用しても良いのであれば、バッテリー持ちは気にならなくなるんです。
◎2100mAh搭載の収納ケース
ペアリングが驚くほど簡単なことの次に特徴的な点を挙げると、収納ケースに搭載されているバッテリー容量が2100mAhあると言うことです。一般的なトゥルーワイヤレスのイヤホンに付属している収納ケースのバッテリーは、平均するとおよそ350~450mAhと言ったところです。いかに規格外の大容量化がわかると思います。
また、トゥルーワイヤレスのイヤホン付属の収納ケースは、バッテリーが搭載されているとは言え、前述のように容量が小さいため、そのイヤホン専用の充電器となっています。その他のスマホやデジカメへの充電はできません。しかし、このイヤホンの収納ケースのバッテリーは大容量のため、外部機器に充電ができるんです。充電方法は一般的なモバイルバッテリーと同じで、USBケーブルでスマホ等外部機器と繋ぐだけです。
ちなみに、昨今の一般的なスマホのバッテリー容量は2500~3000mAhと言ったところです。空から満充電にはできませんが、容量が10%程度になってしまって緊急で充電しなければならない…なんて時には十分な容量です。
2100mAhとのバッテリー容量は、モバイルバッテリー体としても、小型で持ち運びしやすい物として、1000円程度で売っているレベルです。モバイルバッテリーとしても単体で売れるレベルなんです。
○音質は十分
私はイヤホンを選ぶ際、音質よりも取り回し(小ささや使いやすさ)を重視しているので、音質に関しては甘めの評価になりますが、音楽を楽しんで聴く分にはなんの問題もないレベルだと思います。
両耳で使用するとステレオ音声になりますし、出力(パワー)も問題なしです。また、背後に目立った『サーッ』とのホワイトノイズも確認できませんでした。高音で軽いシャリシャリしたチープさも感じませんでしたし、低音で割れたり歪むこともありませんでした。
音ズレに関しては、動画を再生したところ、口と声にもしかしたら0.1秒くらいズレがあるかも…と言った感じです。口元をじっくり見なければわからないレベルなので、よっぽど気にする人出なければ問題ないとは思いますが、一応あったかもしれないので、注意点として記載しておきます。
◎曲送りができる
トゥルーワイヤレスのイヤホンは小さい物が多いので、イヤホンにボタンを1つしか設置できません。なので、イヤホンからは音量や曲の変更ができない物が多いです。しかし、このイヤホンはダブルクリックで曲送りができます。私はランダム再生で音楽をいつも聞いていて、その時の気分じゃない曲はガンガン飛ばすので、曲送りがイヤホン本体からできるのは便利でした。
その他の曲戻し、音量の変更は、これまでのイヤホンと同じように、スマホなどの音楽を再生している端末を操作しないとなりません。
△物理ボタンなので押し込むと耳が痛くなる
最近のトゥルーワイヤレスのイヤホンは、タッチ式ボタンが多くなってきましたが、こちらは押して凹ませる物理ボタンです。
耳の穴にすっぽりと填めるタイプの装着方法なので、物理ボタンだと耳の穴にグイッとイヤホンを押し込むことになり、人によっては操作の際に耳が痛くなるかもしれません。前述もしましたが、このイヤホンはダブルクリックで曲送りができるのですが、少し力を入れてダブルクリックをすると耳の穴が痛くなります。頻繁に曲送りをする方は注意が必要かもしれません。
△音楽再生は3時間ほどと長く持たない
トゥルーワイヤレスのイヤホン全体の課題ですが、バッテリー持ちは良くないです。両耳イヤホンとして使用した場合、バッテリー持ちは音楽再生で3時間を超える程度です。ただ、これは前述もした収納ケース兼モバイルバッテリーである程度補われています。また、片耳イヤホンとして使用すると、両耳イヤホンとして使用するよりバッテリーは持ちます。
△大容量のバッテリーがある分どうしても収納ケースは大きい
大容量のバッテリーを搭載している収納ケースは便利なのですが、その分当たり前ですが大きくなっています。一般的な300~400mAh程度のバッテリーが搭載された収納ケースなら、ワイシャツの胸ポケットに入れても、全く違和感はないのですが、これは少し厳しいかなといった感じ。タバコの箱と同じくらいの大きさで、それよりも少し大きく重い感じでしょうか。男性のパンツのポケットには余裕で入ります。
総評
ペアリングの簡単さ、大容量のバッテリーを搭載した収納ケース、両方それぞれを片耳イヤホンとして使用できること。この3つが特に気に入りました。この3つはどれも素晴らしいです。ただ、物理ボタンなので、耳の穴にグイッと押し込む感じが不快になる方もいると思います。贅沢を入れ歯タッチ式なら完璧でした。
とにかく簡単に使いたい方には最適です。特に毎日使うような方の場合、ちょっとした使い方の簡単さがもろに影響してくるのでお勧めです。トゥルーワイヤレスのイヤホンは、ペアリングの複雑さが1つハードルだと思っていたのですが、ここまで簡単に使えるなら万人にお勧めできます。
こんな人にお勧め
- 完全コードレスのトゥルーワイヤレスのイヤホンが欲しい人
- ペアリングが簡単なイヤホンが欲しい人
- 大容量のバッテリーを搭載した収納ケースが欲しい人
- 両方のイヤホンを片耳イヤホンとして使用できるトゥルーワイヤレスのイヤホンは欲しい人
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