名人戦、クイーン戦決着「ちはやふる/末次由紀」(第25巻)レビュー

あらすじ

名人戦、クイーン戦第四試合から決着まで。

 

名人戦、クイーン戦ともに防衛で終わり、この名人戦で引退を宣言していた周防名人は、太一の挑発で現役を一年延長します。

 

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一方、ちはやたちも既に新たな大会へと出場し始め、かるた回の新しい一年が始まります。

 

決着

ようやく名人戦、クイーン戦の決着が付きました。

 

ここまでおよそまるまる二巻、原田先生がある意味主人公で、少女漫画としては型破りな展開でしたが、それも遂に決着しました。大方の予想通り、名人、クイーン共に防衛しましたね。周防名人の現役一年延長は意外でしたが。

 

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周防名人の過去

この巻では、今まで謎に包まれていた周防名人の過去が、かなり語られていました。

 

かるたを始めた切っ掛け。かるたへの情熱。引退に至った経緯。そして前巻からちらほら出てきた目の病気のこと。

 

 

面白い漫画の特徴でひとつに、脇役のキャラが魅力的で、その話が面白いと言うのがありますが、ちはやふるもこの例に漏れず、こういった脇役のキャラが良いんですよね。偏見かも知れませんが、少女漫画ってこういう事が少ない、薄い気がするのですが、ちはやふるはきっちり濃く描いてくれるので好きです。

 

 

そして新たな物語へ

今回、名人戦、クイーン戦が終わったことで、ちはやたちの新たな物語が動き出しました。

 

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これで原田先生の名人への思いも成仏(?)したでしょうし、クイーンと千早の因縁も積み上げられたので、高校最後のこの一年の話は、多分ちはやふるの最後の話になるんじゃないかなと。ジャンプ方式で人気がある限り続けるってことになると、大学生活に突入する可能性はありますが、千早も太一も名人戦、クイーン戦にあと一歩の所まで来ているので、これ以上引き延ばすのは難しいんじゃないかなと思っています。

 

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