目次
特徴
- 高音質を楽しもう:Bluetooth 4.1機能と 8mm オーディオドライバーを搭載し、クリアでパワフルな音質で音楽をお楽しみいただけます。
- いつでもぴったり:付属の調整用イヤーチップとイヤーフックによって、自分にぴったりのフィット感を見つけられます。また使用後はマグネット機能で簡単収納でき、絡まることもありません。
- 驚きの連続再生時間:一度の充電で約10時間の連続再生が可能。大急ぎで、10分の充電で約1時間再生できます。
- 防水機能: IPX5防水規格対応の外装と、内部のナノコーティングによる2層の防水性能によって、どんな環境にも機器本体へ影響なくご使用いただけます。
- パッケージ内容:AlierGo SoundOn Neckband、イヤーチップ(S / M / L )、AirWingイヤーフック(S / M / L )Micro USBケーブル、シャツクリップ、トラベルポーチ、取扱説明書
長所と短所
- ○音楽再生で10時間の連続再生可能
- ○IPX5防水機能
- ○マグネットでネックレス状になる
- ○耳が痛くならない装着感
- △ケーブル途中にハウジングが2つある
はじめに
今回レビューするのは、AlierGoさんのワイヤレスイヤホン『A70』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージ外観は白い箱にこのイヤホンの線画です。ネックバンド式なのでその形状のまま入っているため平べったい箱でした。
パッケージ内容は、イヤホン、イヤーチップ×2組、イヤーフック×3組、USBケーブル、巾着袋、サンキューカード、説明書。
イヤホンはネックバンド式です。首にケーブルが擦れないので、衣擦れ音のジョリジョリした音がノイズとして乗ることはほとんどありません。
イヤホンのハウジング(機械部分)は全くといって良いほど無く、耳の負担になりません。
100円玉と比較しても、下記のようにこんなに小さいイヤホンです。
コントロールパネルは右側に付いており、オーソドックスな+、-、マルチファンクションボタンの3ボタン式です。ネックバンドの延長状にあるため、耳への負担にはなりません。
USB端子カバーは無く剥き出しです。少し不安ですが、IPX5防水なので問題ないのでしょう。
重量は両耳イヤホンとしては若干重い21.5gただ、ネックバンド式なので、このタイプではかなり計量です。また、ネックバンド式は首に乗っける形状になるため、数字ほど耳への負担はありません。イヤホンが引っ張られる感じは全くしませんでした。
USBケーブル。
サイズ違いのイヤーチップ2組。
サイズ違いのイヤーフック3組。イヤーチップのみで装着力が不安定な場合、このイヤーフックを追加することで、耳の穴の溝に小さく引っ掛けることができます。私の場合、イヤーチップのみで十分な装着力が得られました。
巾着袋はメッシュでスケスケです。
サンキューカード。
説明書。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
音楽再生で10時間の連続再生可能
なんといっても嬉しいのは音楽で10時間連続再生が可能なことです。
私は毎日スマホで音楽やラジオを聞き、その際にワイヤレスイヤホンを使用します。バッテリーが持たないと毎日充電しなければならないなんてことにもなるので、バッテリーが持つに越したことはありません。
ワイヤレスイヤホンのなにが一番面倒かといえば、頻繁に充電しなければならないことです。ちりも積もれば山となるで、毎値に充電するなら1年で365回、2日1回なら183回、3日に1回なら…1週間に1回なら52回…と、充電をしなくて良い日が1日延びるだけで劇的に面倒さが減ります。
仮に毎日2時間の通勤や通学で使用するとすると、5日に1回の充電で済むことになります。現実には待機時間もあるので4日に1回と想定しても、1週間に2回充電すれば良いだけです。「そろそろ充電かな」、「充電しなきゃ」など、バッテリーの減り具合を気にすることも少なくなるので、バッテリーが持つと飛躍的に手間が少なくなります。
IPX5防水機能
このイヤホンはIPX5の防水仕様となっています。
等級の5とは『あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。』となっています。これは、台風やゲリラ豪雨には注意が必要ですが、自然現象で起こる雨はほぼ全て防いでくれるレベルです。その上の6になると、シャワーを浴びながらも使える防水等級となりますが、普通に使う分には5もあれば十分です。
スポーツ時の汗は勿論、雨に濡れても全く問題のない防水等級なので、安心して外で使用できます。
マグネットでネックレス状になる
最近は多いですが、イヤホンの背中部分にマグネットが仕込んであり、イヤホンの背中同士がくっつきます。
何故この形状が売り文句になるかというと、一時的にイヤホンを耳から外す場合にネックレス状にできるからです。なにもこれはお洒落だからというわけではなく、紛失しない手助けになるんです。スーパーのレジや知人とばったり会ったときの雑談などで、一時的にイヤホンを耳から外す機会は日常生活で結構あります。このような時に、イヤホンがずり落ちてしまったり、元あった場所からずれてしまい、どこかなと探したことがある方は多いと思います。このようなことがネックレス状になるとなくなります。
また、仕舞うときでもネックレス状にしておけるため、ケーブルがグチャグチャしません。取り出すときにどこかに引っ掛かったりなんてことも少なくなるので、仕舞うときも取り出すときも楽になります。
私の場合、机の足がアルミ製のため、ここにイヤホンをくっつけてぶら下げています。これがかなり便利なんです。コードは絡まりませんし、くっつけるときはマグネットでピタッとくっつきますし、使用するときはそこから軽く引っぺがしてやるだけです。机などの一部がアルミ製の方にはお勧めです。
耳が痛くならない装着感
イヤーフックは耳たぶに大きく引っ掛けるタイプではなく、耳の穴の溝に小さく引っ掛ける鍵爪状のタイプです。
この小さいイヤーフックは、使用したことのない方からすると、本当に引っ掛かるのか、装着力が強くなるのか疑問でしょうが、これが気持ち良いくらい耳の穴の溝に引っ掛かるんです。なので、頭を振っても走ってもずれることもポロッと落ちることもありませんでした。
音質について
音質にこだわる方でも詳しい方でもないのですが、個人的に不満のある音質ではありません。低音で割れることも、」高音でチープなシャリシャリ音がすることも特にありませんでした。
PCでTVや動画を見て、音ズレをチェックしましたが、口の動きと声がずれることはありませんでした。
受信感度について
8mの距離で間に木製の扉2枚を挟み、その扉を閉め切った状態で音楽を聞いてみましたが、一切音が途切れることなく聞こえてきました。また、その状態で両耳やコントロールボックスを手で覆ってみましたが、それでも音は全く途切れませんでした。
数多くイヤホンを使用してきましたが、最強レベルの受信感度だと思います。ここまで受信感度の良いイヤホンは、10個に1個もありません。ただ、Bluetoothの受信感度は送信機(スマホやUSBドングル)によっても変わるので、参考までに受け取って置いてください。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
ケーブル途中にハウジングが2つある
これまで数多くのイヤホンを使用してきましたが、コントロールパネルはケーブル途中に1つあるだけでした。ところが、このイヤホンはコントロールボックスの他に、もう1つ同等の大きさのボックスがあります。ケーブル途中になにかあると嫌だとか、異物感が気になるという方は注意が必要です。
ただ、このイヤホンを見たとき、邪魔になるのではないか、異物感があるのではないかと心配したのですが、思ったほど気にはなりませんでした。両方に同じ大きさ、同じ重さの物があるため、バランス的には悪くなく、イヤホンが下に引っ張られる感じもしませんでした。
現実的なデメリットとしては、同じような形状のボックスが両耳下にあるので、たまにコントロールボックスとは逆のボックスを手で触って「あれ?」となってしまうことくらいでしょうか。
総評
音楽再生で10時間の連続再生が可能なイヤホンなので、毎日使うような方に最適のイヤホンだと思います。また、長時間装着しても耳が痛くならないことも、頻繁に、そして長時間使用する人向きだと思います。
唯一気になる点というか変わった点は、ケーブル途中にコントロールボックス以外に、もう1つ同サイズ同重量のボックスが反対側にあることですが、両方とも全く同じ大きさと重さなので、バランス的に良いのか、そこまで気になるものではありませんでした。
こんな人にお勧め
- 音楽再生で10時間バッテリーが持つイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
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