目次
特徴
- 【4kミニアクションカメラ】:小さなボディで美しさをそのままに録画できるの最新登場のアクションカメラです! 4K / 25FPS、2.7K / 30FPS、1080P / 60FPS、1080P / 30FPS、720P / 120FPSビデオ解像度を提供します(ビデオ最大解像度4Kです!)。あらゆる映像とエキサイティングな瞬間を記録して、素晴らしいメモリーを作る可能です。
- 【タッチスクリーン】:2.0インチの大画面液晶スクリーンを搭載して、タッチスクリーン機能も活用してから普通のと比較して、より使いやすいです。タイムラプス動画機能やループ録画機能などの機能操作がすごく順調便利で、様々な場所に利用できます。
- 【170度広角&30メートル防水】:広角170°超ワイドアングルでダイナミックな映像表現を実現します。防水ケース装着で水深30m対応でき、神秘的な水中世界を思うがままに記録する可能です。地上、空、水中など、さまざまな視点で臨場感ある映像の撮影が可能です。
- 【Wi-Fi搭載とリモコン付き】:Wi-Fi機能搭載、スマホと接続して記録したデータを共有可能です(先ず、Wi-Fiアプリをダウンロード必要です)。リモコンが付き、離れた場所からでも操作と閲覧OKです!リモコンは最大15メートル遠隔操作可能です。
- 【アクセサリー充実】:複数のアクセサリを組み合わせて自転車・バイク・スキー・スノーボード・ダイビング・水泳など場所で取り付けることができます。モーターサイクリング、スキー、スノーボード、レーシング カー、マウンテンバイク、ラフティング、などのアウトドアスポーツに最適です。
長所と短所
- ○4K撮影ができる
- ○小型のアクセサリが豊富
- ○この価格でタッチパネル操作
- ○画質は必要十分
- △タッチパネルの感度は良くない
はじめに
今回レビューするのは、Coruxさんのアクションカメラ『S350』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージは細長い箱です。写真がふんだんに使われており安物には見えません。
パッケージ内容は、アクションカメラ、各種アクセサリ、バッテリー×2(1個は装着済み)、リモコン、説明書。アクセサリは非常に豊富です。
アクションカメラは30m防水のケースが装着済みです。
ケースを外すと素のアクションカメラが出てきます。防水、防塵を気にしなければこの状態での撮影も可能です。
液晶画面はこのクラスでは珍しい2インチの大画面。ちなみにタッチパネルです。
100円玉と比較すると写真のようなサイズ感になります。
重量は61.7g。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
4K撮影ができる
最近ではこの価格帯でも当たり前になってきましたが、このアクションカメラでも4K解像度の撮影が可能です。ただし、フレームレート(1秒間に撮影できる枚数)は25fps(枚)です。4K撮影ができるアクションカメラも増えましたが、その中でもこのフレームレートはまだ少しバラバラで、このような安価なアクションカメラは25fpsだったり、頑張って30fpsが撮影できたりなど色々です。
基本的にフレームレートが多いとヌルヌル滑らかな動画になり、少ないとカクカクした動画になります。ちなみに、実写のTV番組は30fpsで、アニメや映画は24fpsです。スポーツは60が良いとか120は欲しいとか言われますが、私は25fpsの撮影でカクつきを感じるとかの不満はありません。まあ、映像マニアではないからかもしれませんが…。ただ、それでも日常生活や自分や仲間内のスポーツを撮影する程度なら不満は出ないと思います。
4Kの25fpsでカクつきを感じて不満なら、フルハイビジョンの1920×1080で最大60fps。ハイビジョンの1280×720で最大120fpsの撮影ができます。
小型のアクセサリが豊富
最近のアクションカメラの傾向としては小型のアクセサリが多いことが上げられます。2,3年前はアクセサリはほとんど付属しなかったんですけどね。しかもこのような7千円程度の安価なアクションカメラでも豊富です。特に有り難いのは、本体を操作しなくても撮影の開始と停止ができるリモコンと予備バッテリーです。
最近は予備バテリーが付属しているアクションカメラも多いですね。要は最初からバッテリーが2個付属しているんです。2個あるので、1個が切れても交換してすぐにまた撮影を再開できます。これが1個しかない場合、付属のバッテリーが切れたら撮影はそこで一旦中断するしかありませんでした。バッテリーが1個あるのと2個あるのでは、使い勝手に雲泥の差が出ます。
また、USB充電器も付属していました。これもこの価格帯では非常に珍しいです。USB充電器があるおかげで、空になったバッテリーを本体無しで充電できます。USB充電器が無いと、本体にUSBケーブルを差し込んで充電させてやらなければなりません。そうすると当然ですがこれでも撮影が止まります。
バッテリーが2個あること。USB充電器があること。特にこの2つの要素があることにより、撮影が非常に楽になります。
この価格でタッチパネル操作
このアクションカメラで一番驚いたのはこの価格でタッチパネル搭載だったことです。画面のアイコンに触れるとそのメニューが開く…と言う、スマホのアレです。ただ、タッチパネルでできることは限定的な操作だけでした。
上記写真で言うと、ラインが引かれた下1/4程度に表示されているアイコンしかタッチパネルで反応しません。あとのアイコンは表示のみです。勿論、これはこの画面だけの話で、メニューの詳細に入ると、真ん中でも上でも触って操作できるのですが、スマホのように画面全てのアイコンを触って操作できるわけではありません。肝心の録画の開始などは物理ボタンでやる必要があります。
写真のようなメニューの場合、全ての画面を触ってのタッチ操作が可能です。上下のスクロールもスワイプでできます。いちいち物理ボタンで上下移動させてやらなくても良いので、やはりタッチパネルは便利です。
基本的にタッチパネルで操作できることは、『設定』と『モードの変更』(ビデオ録画モードから写真撮影モードに変更など)のみと思っておいて間違いありません。
画質は必要十分
画質は若干ざらつきを感じたものの、一般人が普通に使う分には全く問題ないレベルだと思います。影や暗部も黒潰れは確認できませんでした。きちんと撮影できていると思います。
ちなみに、ファイルはフルハイビジョンだと15分ごとに次々ファイルが生成されていくTypeでした。容量は1ファイル約3Gほどです。また、ファイル名の形式は日付を基準に連番が割り振られていくのでわかりやすいです。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
タッチパネルの感度は良くない
タッチパネルがあるのは間違いなく便利なのですが、やはり決してスマホのように細かいタッチができるわけではありません。まあ、常識的に考えてこの価格のアクションカメでスマホ並みのタッチ精度なわけはないので、そこはあくまで『タッチ操作ができる』との範疇です。
しかし、思ったよりはきちんと操作できているかなと思います。タッチ操作が使いづらくてイライラ…とまではいきません。タッチしてもたまに反応がないことがある程度です。この感度の鈍さを考慮しても、間違いなく物理ボタンだけのアクションカメよりも使いやすいです。
総評
なんと言っても特徴はタッチパネルですね。まさかこの価格でタッチパネルのアクションカメがあるとは思いませんでした。そして、タッチパネル操作はやはり便利です。前述したように、タッチ操作でできる操作は限られていますし、決して感度の良い物ではないのですが、それでも物理ボタンのみの操作よりも『画面の絵を触る』という直感的な操作ができるため、機械に疎い人にも使いやすいユーザーインターフェイスになっています。
画質も全く問題ありませんでした。この手のアクションカメではいつも思うのですが、一般人が遊びで使うなら、4万円も5万円もするGoProは必要ないと思います。あれはもはやプロ御用達か、お金が余っている方用だと思っています。
普通に日常生活の散歩、ジョギング、サイクリング、ドライブレコーダー、自分がやるスポーツなどなど、このあたりに遊びで使う分に全く不足を感じていません。
こんな人にお勧め
- タッチパネル操作できるアクションカメが欲しい人
- バッテリーが2個付属しているアクションカメが欲しい人
- バッテリーのUSB充電器のあるアクションカメが欲しい人
- リモコンのあるアクションカメが欲しい人
- 4K撮影できるアクションカメが欲しい人
- 安いアクションカメが欲しい人
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