安いが4K動画を撮影出来る「アクションカメラ AC600/Victure」レビュー【PR】 評価はまだありません

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特徴

  • 【プロの4Kビデオ&20MPのカメラ機能】HDビデオプロセッサが採用され、本機は高フレームレートビデオを撮影することができながら、高解像度の画面を提供し、20MPのカメラ機能もサポートします。また、H.264エンコード形式をサポートし、ハイダイナミックで詳細の豊かなビデオが還元できます。WDR機能が搭載され、画面の明暗が自動的に処理でき、画面がもっとはっきりしています。そして、露出や感度などのパラメーターが手動で調整でき、多種の撮影モードと機能を設定でき、所望する効果のビデオが録画できます。
  • 【WIFI機能搭載】WiFiの無線通信によって撮影した映像をスマホなどに送信することが可能です。スマートフォンの無料アプリ(OKCAM / ZSANYCAM / FinalCam / FNCam)でビデオや写真を同時にコントロール、再生、共有することができます。
  • 【2個の1050mAh電池/2インチ画面】強力な1050mAhの充電式リチウムイオンバッテリーを二個付属しているため、録画時間が二倍になります。最大240分の1080P、最大120分の4K録画時間を実現します。2インチの液晶スクリーンが搭載され、1.5インチより見やすく、操作しやすいです。170度広角レンズが搭載され、広範囲で高画質撮影ができます。
  • 【30m強力防水/スポーツに最適】保護等級IP68防水ケースで、サーフィン、ダイビング、シュノーケリング、水泳などのマリンスポーツに適応します。30メートルまでの水中撮影が可能です。小型軽量のデザインで、防水機能、耐衝撃機能を持っているためアウトドアスポーツに最適です。
  • 【豊富なアクセサリー】26個のアクセサリーが付属しており組み合わせてバイク・自転車・スキー・スノーボード・ダイビング・サーフィンなどのアウトドアスポーツ中の様子を鮮明に録画することができます。MicroHDMI端子が搭載され、変換アダプタケーブルと接続し、テレビ、プロジェクターなどの大画面に本機で記録した動画や画像を表示することができます。

 

長所と短所

  • ○4K動画が撮影できる
  • ○IP68の防塵・防水ケースでどこでも撮影できる
  • ○バッテリー持ちが良い
  • ○付属品が豊富
  • ○画面表示の情報が多く分かりやすい
  • ○夜間の撮影も問題なく撮れる
  • △手ぶれ補正機能は効果がいまいち分からない
  • ×日本語説明書が無い

 

はじめに

今回レビューするのは、Victureさんのアクションカメラ『AC600』です。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

外観チェック
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箱は白く細長い物でした。片手で持てるくらい小さく軽いので、中にカメラや豊富なアクセサリが入っているとは思えません。

 

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パッケージ内容は、アクションカメラ、防水ケース、電池×2、自転車スタンド、ベースマウント、クリップ、固定マウント、スイッチマウント×3、ヘルメットマウント、包帯、テザー、3M粘着テープ×2、USBケーブル、クリーニングクロス、説明書。

 

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電池は入っていないので、結局開けることになるのですが、アクションカメラは防水ケースに入った状態で届きます。防水ケースを装着したままだと水深30mまで潜って撮影することが可能です。

 

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ボタンは上に1つ、正面に1つ、側面に2つありますが、全て防水ケースをしたまま操作が可能です。

 

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防水ケースを外すとアクションカメラ本体が出てきます。勿論この状態での撮影も可能ですが、防水、防塵性能はなくなるので撮影シーンには注意が必要です。

 

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防水ケースをしたままではSDカードの脱着や、充電、PCへのファイルの転送などはできません。防水ケースを外してやる必要があります。

 

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説明書。

 

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説明書に日本語ページはありませんでした。

 

以上、外観チェックでした。

 

動画チェック

 

4K動画が撮影できる

最近はこのような撮影機材で多くなってきましたが、このアクションカメラは8千円を切るような低価格ながら4K動画の撮影が可能でした。ただし、フレームレート(1秒に撮影できる枚数)は24fps(枚)です。スポーツなど動きの激しい被写体を撮影してモニタで見る場合、カクつきを感じるかもしれません。

 

フレームレートに関してはこの価格帯のアクションカメラはどれも同じようなもので、以前いくつか使用した物も4Kの24fpsでした。動きの激しい被写体でカクつきを感じるかもしれないとは前述しましたが、私は車載動画やフットサルで撮影しても特に気になりませんでした。この辺りは個人でどこまで許容できるかで大きく違うので、実際に24fpsや25fpsの動画をyoutubeなどで確認してみてください。ちなみに、TVの映像は29.97fps、映画やアニメは24fpsです。

 

 

また、4K撮影だとバッテリー持ちも一気に悪くなり、フルハイビジョン(1920×1080)の半分程度(電池1個で60分程度)になってしまいます。

 

4Kと言う高解像度で撮影できるのは有り難いですし、綺麗ですし、面白いのですが、まだまだどのアクションカメラも実用的ではないかなと感じます。それはバッテリー持ちの面でもそうですし、フレームレートの面でもそうです。そして何より、4Kモニタがまだ普及していないので、映像をきちんと表示する環境が乏しいんです。

 

4K動画撮影は綺麗なのですが、私の環境ではまだそれほど必須の物にはなっていません。逆に4K2KTVやPCモニタを既に所有している方は、わざわざ4K動画撮影機能のない機種を選ぶこともありません。

 

IP68の防塵・防水ケースでどこでも撮影できる
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アクションカメラの命とも言えるハウジングケースですが、IPX68なので防塵、防水機能は両方とも最高等級です。

 

IPX68の『6』が、砂粒が機械にどれくらい侵入せず、動作に影響を与えないかを示す防塵性能です。下記防塵等級の表を見ると分かるように最高等級なので、どんなタフな状況でも問題ありません。砂漠で使用して砂に埋めようとも平気です。

 

また、IPX68の『8』が防水性能を表す等級です。こちらも防塵等級と同じく最高等級となっています。水没させても全く問題ないことは勿論、水深30mまで平気なので、人間が潜れる深さで問題になることはありません。

 

このように、IPX68と言う防塵も防水も現存する規格の最高等級になっているので、ハウジングケースを装着すればどんな状況下でも動画を撮影することができます。

 

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ちなみに、防水ケースの脱着は手袋をした状態でもできるほど簡単です。スライドスイッチをスライドさせながらではないと外せない物もあるのですが、このアクションカメラの防水ケースは、上の黒い部分を上に持ち上げるだけで外せたので楽でした。

 

バッテリー持ちが良い

バッテリーはこのパッケージで2個付属していました。1個だと今撮影しているバッテリーが切れたら終わりとなってしまうのですが、2個あると入れ替えて撮影を続行できるので、最初から2個付属しているのは有り難いです。

 

 

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このバッテリー1個の稼働時間は、実際に撮影したところ、フルハイビジョンの1920×1080、フレームレート60fpsで72分でした。

 

このアクションカメラで使用されているバッテリーは、広く一般的に普及しているLi-ionの3.7Vタイプです。Amazonで充電器+バッテリー2個で1500円程度で売っているので、少しでもバッテリー持ちが心配ならあらかじめ購入して揃えておいた方が良いです。

 

特にバッテリーを単体で充電できるようになる充電器は、アクションカメラを頻繁に使うなら必須だと思います。本体のみでしか充電できないと、撮影を一時止めて充電させる必要があるのですが、充電器があるとアクションカメラで撮影しつつ、車のシガーソケット(変換アダプタが必要)やモバイルバッテリーから充電なんてことも可能です。

 

付属品が豊富
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リーズナブルなアクションカメラですが、付属品が豊富でした。前述したようにバッテリーが2個あることは勿論、ハウジングケース、自転車スタンド、ヘルメットマウント、ベースマウント、クリップ等、取り敢えず使用するには不足のないアクセサリです。

 

ただ、私の場合は、胸に装着するベルトを最も使う物なのですが、頭に装着する物も含め、大型のアクセサリは付属していません。大型のアクセサリを使用する場合、別途アクセサリセットを購入することをお勧めします。サードパーティ製のアクセサリセットだと3千円を切りますし、質や丈夫さにも問題がありません。

 

個人的には一人称視点を気軽に撮影できる胸のベルトがお勧めです。街中で装着していても違和感は少ないですし、散歩やジョギング、バイクや自転車でも使用できます。

 

画面表示の情報が多く分かりやすい

使用してみて思ったのは、画面表示の情報が豊富で分かりやすいと言うことです。これまで使用してきたアクションカメラよりも画面に表示されている情報量が多かったです。

 

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1つの例でしかありませんが、手ぶれ補正が効いているのかどうかのアイコンも出ますし、現在撮影中の解像度は勿論、フレームレートまで表示されています。また、SDカードの有無もアイコンで表示されています。各種情報ができる限りアイコンで表示されているので、文字だけの情報よりも圧倒的に分かりやすかったです。

 

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また、設定やメニューも簡単でした。安価なアクションカメラだと、上下のボタンが無く、項目の移動が面倒になることがあります。しかし、このアクションカメラには側面にきちんと上下の移動ボタンがありました。項目を選びやすくて良かったです。

 

夜間の撮影も問題なく撮れる

安いアクションカメラの場合、暗い部分が必要以上に暗くなってしまいます。このアクションカメラの場合、昼間の撮影では影がやや暗いかなと思ったのですが、夜間は想像以上に明るく撮影できました。おそらく内部で調整しているのだと思われますが、その分若干ざらつきが感じられたので、このあたりはさすがにGoProと比較すると厳しいかなと言った感じです。4万円するGoProと比較するのは酷なんですけどね。

 

 

昼間のの撮影、夜間の撮影を総合的に見て、画質や明るさは余裕で許容範囲内なので、やはりこの価格のアクションカメラとしてはかなり性能は良いと思います。プロが使用してTVで流すようなYOUと出ない限り問題ありません。一般人が使用するアクションカメラとしては十分です。

 

気になるところ

最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。

 

手ぶれ補正機能は効果がいまいち分からない
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アクションカメラには手ぶれ補正機能のない物が多いです。それは、人間の体自体が上下左右にバランスを取るため、体に装着すると勝手に手ぶれ補正機能の役割も果たすからです。しかし、それでもぶれることはあるので、このアクションカメラの手ぶれ補正機能があると知り期待していたのですが、手ぶれ機能補正機能をオンにしてもいまいち効果が分かりませんでした。効いているのでしょうか…。手ぶれ補正機能には過度な期待をしない方が良いようです。

 

日本語説明書が無い

残念ながら日本語説明書はありませんでした。

 

操作方法は一般的なアクションカメラと同じなので、過去にこのようなアクションカメラを弄ったことのある方なら問題なく操作はできるのですが、初めてアクションカメラを使用する人には厳しい環境かなと思います。

 

総評

アクションカメラの代名詞と言えばGoProです。TV番組の撮影でもGoProが使用されています。色々なエディションがあるのですが、安くても2万5千円、高い物だと5万円を超えます。勿論、プロが使う物で人気もあるので高画質高機能ではあるのですが、一般人が遊びで使用するアクションカメラとしてそれだけの価値があるかどうかは微妙だと思っています。勿論、私も過去にGoProを使用したことがある上での判断です。

 

お金がある人や、このようなガジェットにこだわる人は高いお金を出してプロ御用達品を購入するのも良いのですが、一般人が遊びで使いたいなんて用途に箱のクラスで十分だと思います。特にこのアクションカメラの場合、8千円弱で4k動画を撮影できますし、その他の機能や操作性も特に不満点はありません。

 

高いカメラと安いカメラの差でよく言われることが『レンズの明るさ』です。暗い場所で撮影したり、光が乏しい場所できちんと明暗くっきり撮影できるかどうかなのですが、街灯の全くない場所で撮影でもしない限り、不便は全く感じませんでした。夜の車載カメラとして使用してもきちんと撮影できています。

 

8千円を切る安さなので、玩具感覚で購入できるアクションカメラです。それでいて必要な機能は一通り揃っており、操作性や上出上がる画質に特に不満のないコストパフォーマンスの高いアクションカメラです。4万円も5万円も出してプロ御用達のGoProを無理して購入するなら、このクラスのアクションカメラを気軽に購入して使い倒した方がお得だと思います。

 

こんな人にお勧め

  • 4k動画が撮影できるアクションカメラが欲しい人
  • 付属品が豊富なアクションカメラが欲しい人
  • コストパフォーマンスの高いアクションカメラが欲しい人

 

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