目次
あらすじ
1987年11月11日放送。
前回、三鷹さんは九条家に行ったときに、明日菜さんとの縁談を断ったと思っていたのですが、明日菜さんはそうは受け取っておらず、三鷹さんのテニススクールに入って来てしまいます。一方五代君はバイト先のキャバレーで福利厚生部長に昇進(?)し、本格的に従業員の子供を世話する係になります。そんな矢先、五代君に子供を預けたままま、キャバレーで働くかすみさんは失踪してしまいます。
今回は三話+α
前回の時にも書きましたが、さすがに原作漫画三話分をアニメ一話に詰め込むと展開が忙しいです。
三鷹さんと明日菜さんのお見合いの話。五代君が子供を預かる話。軸がそれぞれしっかりある話を一話に詰め込んでいますからね。話の軸があっちに行ったりこっちに行ったりで、今何をしているのか見失っちゃいそうになります。
この辺は妄想がちょくちょく出てくる
めぞん一刻は初期に、よく五代君が白昼夢を見たり、妄想をしたりしていたのですが、中盤から後半に掛けて、それがほとんど無くなっていました。しかしこの終盤に来て、またこういった白昼夢や妄想がたびたび出てくるようになります。
ただ初期と妄想違うのは、「響子さんの将来」だったり、「響子さんと自分の未来」だったりすることですね。初期は短期的な妄想が多かったんです。具体的に言うと、このあと響子さんとどうなりたいとかどうしたいとか。もっとぶっちゃけると、響子さんをこのあと押し倒す妄想だったりですね。
この辺の妄想では、将来像や未来像の妄想なので、初期の短期的、短絡的な妄想とは違い、長期的、具体的な妄想なんです。
林原めぐみの声優としての上達ぶりが凄い
かすみさんの子供の太郎を林原めぐみが演じていますが、初期の名も無いキャラの声をやっていた林原めぐみとは、まるで別人のように上手くなっています。
名も無き女子高生からウエイトレス、保育園児、八神の同級生など、このめぞん一刻だけでも、色んなキャラをやってきましたからね。
ちなみにこの頃の林原めぐみは、看護師の仕事をしながら声優をやっていたんですよね。
アニメのかすみさんは可愛い
原作漫画のかすみさんは、体の線が太めで、お世辞にも可愛くはなかったのですが、アニメのかすみさんは、スリムになっていて凄く可愛いんです。
あの訛りキャラだったり、五代君を陥れたり、強いお母さんを感じるキャラからすると、原作漫画の少しぽっちゃりしたかすみさんの方がしっくり来るんですけどね。見た目だけで言えば、アニメのかすみさんは凄く可愛いんです。可愛すぎるので「お母さん」のキャラが薄くなっている気がしますが。
原作漫画では
話が忙しい
一寸この二、三話は、原作漫画を詰め込み、そこにアニメオリジナルの要素まで入れているので、なにがどれだけ話が進んだか分かり辛いですね。
一つの話を進めるのではなく、話があっちに行きこっちに行き進んでいくので、この話は一体どれだけ進んだのか、実感が沸きづらいんです。話的には物凄く動いているんですけどね。
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