目次
特徴
- 【高音質】最新のBluetooth 4.1テクノロジーの採用で、より質の高いクリアなデジタルサウンドをお楽しみいただきます。また、内蔵式マイクとノイズリダクション搭載により雑音を極力低減させ、スムーズに通話が楽しめます。
- 【スポーツ専用】汗や雨などの水分に負けない高い防水構造。耳掛け式で、どんなに激しいスポーツをしてもついていき、スポーツに最適なBluetoothイヤホンです。
- 【HD高音質】aptXコーディックとCVC6.0ノイズキャンセリング技術を採用し、ハンズフリー通話の時、相手の声が聞き取りやすく雑音や風切り音などを効率良く除去できます。その上、同時に2台のデバイスに接続可能です。
- 【超長い再生時間】たった2時間満充電だけで、最大8時間連続音楽再生ができ、180時間の待機時間もあり、電量不足を心配せず安心してお好きな音楽をお楽しみいただけます。デバイスでバッテリー残量が表示できます。
- 【パッケージの内容】1x Bluetooth 4.1イヤホン + 1x USB充電ケーブル + 2x イヤーピース + 1x クリップ + 1x 固定用ボタン + 説明書および12ヶ月の保証期間。
長所と短所
- ○apt-x対応で高音質、低遅延
- ○耳が全く痛くならない
- ○音楽再生8時間のロングライフバッテリー
- △イヤーフックとコードが真っ赤で目立つ
- ×イヤホン部分が大きい
- ×+/-ボタンに刻印が無い
はじめに
今回レビューするのは、J & L since 2015さんのワイヤレスイヤホンです。
この製品は昨今多くなってきた耳掛け型のイヤホンであり、音楽再生で8時間のロングライフバッテリー当サイトのこと。また、見た目で目立つ赤いコードが特徴的です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。昨今のイヤホンは簡素な段ボール素材が多いのですが、珍しくしっかりした化粧箱に入っていました。
同梱品。イヤホン本体、専用ポーチ、USBケーブル、イヤーピース、説明書。説明書は日本語無し。
イヤホン本体。真っ赤なケーブルとイヤーフックが印象的です。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になる点
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
イヤホン部分が大きい
後述しますが、バッテリー持ちや耳が痛くならない構造などで良いイヤホンなのですが、イヤホン部分が若干大きく、状況によっては邪魔になったり、目立って嫌だと言う人がいるかも知れません。また、イヤーフックとコードが鮮やかな赤色となっており、コードやイヤーフックがかなり目立ちます。これを悪目立ちと考えるか、人と違って良い、ファッションのアクセントとなって良いと考えるかは好みが分かれそうです。
ただ、大きめのイヤホンとは対照的に超軽量で、重さを感じることはありません。イヤホン部分なんてm中身が入っているのかわからないほど軽いです。ちなみに、ケーブル含めた総重量は18.6gでした。
+/-ボタンに刻印が無い
+/-のボタンに刻印が何もありません。パッと見ただけではどちらがボリュームアップで、どちらがボリュームダウンなのか、曲送りなのか曲戻しなのか分かりません。まあ、操作するときは目視でする操作でも無いので、敢えてこの部分は何も刻印をしなかったのかも知れませんが最初は戸惑ってしまいました。慣れればそれこそ、目で見て操作するわけではなく、手探り状態で操作するので問題無いんですけどね。
説明書に図解や表が無い
前述もしたように、このイヤホンには説明書に日本語ページがありませんでした。それだけならよくあることなのですが、図解でのボタンの解説や、表によるボタン操作の割り当て、LEDランプ点滅の仕方の説明などがなかったため、初めてイヤホンを使用する人や、PCやスマホに詳しくない人には厳しいかも知れません。
図解や表があると、言語が違っても直感的に分かるのですが、残念ながらありませんでした。
耳が全く痛くならない
このイヤホンは以前、当ブログで紹介した下記イヤホンと形が酷似しています。カナル型であることやイヤホンの形、そして特徴的なイヤーフック。その記事でも書いたのですが、このほぼゴムでできているグニャグニャと柔らかいイヤーフックがあるイヤホンは、耳たぶの外郭や耳の穴に負担が全くと言って良いほど掛からないので、耳が痛くなることはまず無いと思います。
耳の形は千差万別で、どこがどう痛くなるかもそれぞれだと思うので、参考までに受け取っていただきたいのですが、30~40種類の色々なイヤホンを使用しましたが、おそらく現在、耳が痛くならないイヤホンではこの(イヤーフックがグニャグニャ柔らかい)タイプが最強だと思います。
上記記事でも耳が痛くならない構造は触れているので、今回は簡単に触れておきます。
まずイヤホンで痛くなる1つの大きな要因は硬いイヤーフックで、これが耳の外郭に引っ掛かるのでマウント力は良くなり、どんなに動いてもイヤホンが取れなくなるメリットはあるのですが、逆にゴリゴリと耳の外郭に触れるので痛くなるんです。また、カナル型のイヤホンは、マウント力を良くするために、ついつい必要以上にグイグイ押し込んで、耳の穴が痛くなってしまうこともしばしば。おそらくイヤホンを使用している方は、多かれ少なかれ場所はそれぞれ違っても、耳のどこかが痛くなったり疲れたりした経験はあると思います。その耳の痛みや疲れを解消してくれるのが、このグニャグニャのイヤーフックなんです。
この柔軟性のあるイヤーフックの効果は、耳の外郭が痛くならないだけではなく、意外な副産物もあります。柔軟性のあるイヤーフックで、ある程度カナル型のイヤーピースが入る位置も固定されているため、意識無意識関わらず、イヤーピースを耳の置くに入れすぎることは物理的に不可能なんです。もしグイグイ押し込みすぎたとしても、ゴム素材のイヤーフックが緩やかに押し戻してくれるんです。ちなみに、これが硬いプラスチックのイヤーフックだと、押し込んだところでガッチリ固定されてしまうことがあり、余計に痛さ倍増なんてことがあります。
以上のようなことから、耳たぶの外郭や耳の穴が痛くなることもまずあり得ません。イヤーフックをゴムのような素材にするだけで、これだけの効果があるのは意外でした。
一つ補足しておくと、このイヤホンのイヤーフックは、前述した記事で出したイヤホンのイヤーフックよりは硬めです。なので、マウント力は前述のイヤホンより強くなるのですが、逆に耳への負担は若干増します。とは言っても、動画や写真を見ていただければ分かるように、これでも十分に柔軟性のある素材なので、耳が痛くなることはありませんでしたけどね。自分は人一倍耳が痛くなるとか、耳に掛かる痛さが心配でたまらず、とにかく耳が痛くならない物を求めるなら、安全を期して前述のイヤホンを選択した方が良いかも知れません。
8時間のロングライフバッテリーで安心
このイヤホンは音楽再生で8時間のロングバッテリーを搭載しています。以前にも書いてきたように、イヤホンで8時間の音楽再生ができると、5時間、6時間の物に比べ、充電頻度が劇的に少なくなり、日中ヘビーに使用しても不足を感じることは無いので安心です。
また、USB端子カバーも爪で軽く引っ掻くだけで軽く開きました。余り細かいところに気を遣っていないイヤホンの場合、ここがやたら開けづらい物もあるのですが、このイヤホンは問題ありませんでした。
受信感度十分
電波強度を自宅で実験してみました。
距離約8m、木の扉2枚を隔てた状況で音楽が途切れることは一切ありませんでした。ただ、そこで耳を両手で覆うと音楽がブツブツ途切れ、離すとまた滞りなく聞けるようになりました。これは他のイヤホンでも大抵こんな感じなので、受信感度が弱いと言うことはありませんでした。
最新規格に対応
このイヤホンはBluetoothの最新規格4.1となっており、省電力、低遅延が保証されています。また、高音質規格の標準となっているapt-xにも対応しており、対応端末と接続すると、こちらもCD音質並で低遅延が保証されています。
apt-xについて少し説明すると、前述もしたようにCD並の高音質と低遅延が謳われています。現在のイヤホンで高音質を求めるなら、apt-xに対応しているかどうかを基準に見ていけば間違いありません。音質に拘りの無い私でも、apt-xだと一段階上のクリアな音になったことが分かるくらい音質が良いです。
音質十分
肝心の音質についてですが、音質に拘りがある方ではありませんし、細かく聞き分けられる高級な耳をしているわけでもないのですが、前述したように高音質規格のapt-x対応とのこともあり、音楽をそのままフラットに聴く分には全く問題の無い音質だと思います。
apt-xの特徴なのですが、音楽の後ろのサーッというホワイトノイズは完全に無くなり、非常にクリアで澄んだ音になります。
総評
最初の『気になる点』で、3つほど気になるところを挙げましたが、『色のこと』と『刻印文字』のことは機能的には問題無いことなので、このイヤホン自体の評価としては、ほとんど減点項目のない良いイヤホンだと思います。
このようなイヤーフックがゴム素材のイヤホンは、現状考えられる最強の『耳が痛くならない』イヤホンだと思います。イヤホンをして耳が痛くなって気になっている人には最適なイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
- イヤーフックが柔らかいゴム素材のイヤホンが欲しい人
- イヤーフックがゴム素材ながらある程度の硬さも欲しい人
- apt-x対応の高音質イヤホンが欲しい人
- 8時間の音楽再生が可能なロングライフバッテリーのイヤホンが欲しい人
- 赤いコードやイヤーフックが人と違ってお洒落だなと思う人
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