今回レビューするのは、TayogoさんのMP3イヤホン 『wpm11』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- 【国際防水等級IPX8】国際最高防水等級IPX8です。水下3mまで、最大5時間浸水することができます。海水対応/防塵/耐寒熱性能を備えています。Tayogoの商品はアマゾンでTayogo jpだけ販売しおております。お客様の利益を守るため、2-4万円の価格で販売しておりません。
- 【ヘッドホン一体型MP3プレーヤー】ヘッドホン一体型 防水・水泳MP3プレーヤー です。軽量で、長時間装着しても全然疲れません。水泳、ランニング、トレーニングなどスポーツ活動に大活躍です。
- 【8GBメモリー・ bluetooth・Tayogo APP・運動歩数計】幾千のミュージックをダウンロードすることができます。音楽を聴きながら、水泳などのスポッツを楽しみましょう。Bluetoothで通話でき、Tayogo APPでヘッドホンを簡単に操作でき、毎日運動歩数のデータを保存します。
- 【対応音楽フォーマット】MP3/WAV/FLAC/DRM/OGG/APE/ACELP/AAC-LCなど。
長所と短所
- ◎Bluetoothのワイヤレスイヤホンとオーディオプレイヤーの2役
- ○ネックバンドTypeなので耳に負担が掛からない
- ○IPX8の完璧な防水性だから水泳で使用できる
- ○音量と曲のボタンが別れているので押し間違いがない
- △首の後ろにボタンがあるので手を動かす距離が多い
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- △音楽再生でのバッテリー持ちは6時間
- ○充電が簡単
- ○ファイルのやりとりが簡単
外観
パッケージ外観
![E121C6A3 E121C6A3](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/E121C6A3.jpg)
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![EA5F9B88 EA5F9B88](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/EA5F9B88.jpg)
イヤホン。
![5FE6DE10 5FE6DE10](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/5FE6DE10.jpg)
イヤーピース。
![30ACCF31 30ACCF31](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/30ACCF31.jpg)
ケース。
![BCDEB475 BCDEB475](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/BCDEB475.jpg)
サンキューカード。
![8D874B1F 8D874B1F](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/8D874B1F.jpg)
説明書。日本語単独の物です。
![F5FD6BBD F5FD6BBD](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/F5FD6BBD.jpg)
動画
使用した感想
◎Bluetoothのワイヤレスイヤホンとオーディオプレイヤーの2役
このイヤホンと言うかヘッドホンはBluetoothのワイヤレスイヤホンであり、単体のオーディオプレイヤーでもあります。スマホとBluetoothで接続すればネックバンド式のワイヤレスイヤホンで使用できますし、本体にMP3などのファイルを転送して再生することもできるオーディオプレイヤーにもなります。
Bluetoothでの接続は一般的なワイヤレスイヤホンと同じく、ネックバンドの1番右のマルチボタンを長押しして電源をオンにしてペアリング状態にします。次にスマホなどの端末でBluetooth機能をオンにし、検索すると『Tayogo W11』が出てくるので検索。これで普通のネックバンド式ワイヤレスイヤホンとして使用できます。
![9DE232E6 9DE232E6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/9DE232E6.jpg)
単体のオーディオプレイヤーとして使用するときは電源をオンにした後、今度は1番左のボタンを長押しすると切り替わります。さらにオーディオプレイヤーの状態でもう1度ここを長押しするとFMラジオを聴くことができます。FMラジオに関してはオマケ程度と考えておいてください。外でないとまともに入りませんでした。
○ネックバンドタイプなので耳に負担が掛からない
イヤホンのタイプとしては前述したように、首の後ろにバンドが乗っかるネックバンドタイプになります。ただ、このイヤホンの場合はバンドよりも更に大きく太いので厳密にバンドと言って良いかは微妙です。ただ、軽くてサラサラした表面になっているので、首の後ろに乗せても重いと感じることや不快なこともありませんでした。
ネックバンド部分にバッテリーや操作体系、機械部分が全て詰まっている構造なので、耳に填めるイヤホン部分は極小です。ネックバンドも含めた総重量は45.5gでした。一般的なネックバンドは20~30g程度なので、やはりそれよりはゴツくて重いです。
![CD0163E9 CD0163E9](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/CD0163E9.jpg)
イヤホンを耳に填めた状態が画像のようになります。極小なので軽く填めるだけですし、二重構造のイヤーピースと羽根部分が耳にピッタリフィットする独特な感覚です。
![BE2DFF16 BE2DFF16](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/BE2DFF16.jpg)
装着した様子を四方から見ると画像のようになります。極小なので耳から飛び出ることもなく装着しても違和感がありません。
![8CAD576E 8CAD576E](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/8CAD576E.jpg)
○IPX8の完璧な防水性だから水泳で使用できる
ワイヤレスイヤホンとオーディオプレイヤー一体型も特徴なのですが、もう1つ特徴的なことはIPX8の最高レベルの防水性能を備えていることです。水没で問題なく使用できるので、公式でも水泳での仕様が売りになっているようです。
水泳用としてよく考えられているのはイヤーピースの形状で、水が入らないように二重構造になっていることが1つ。もう1つは羽根のような部分があり、それが耳の穴をピタッと塞いでくれることです。
![04C4EC49 04C4EC49](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/04C4EC49.jpg)
装着したところを接写すると画像のようになり、耳の穴をイヤーピースで可能な限り愚妻でいることが分かると思います。勿論、完全に水が入らないわけではありませんが、プールの中でイヤホンをした時のなんとも言えない感覚はかなり低減してくれました。
![74AF3A98 74AF3A98](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/74AF3A98.jpg)
この独特のイヤーピースは水泳以外でも役に立ちます。それは遮音性がかなり高くなることです。周囲の雑音はかなりカットしてくれますし、音漏れも他のイヤホンに比べると随分少ない構造です。
○音量と曲のボタンが別れているので押し間違いがない
ボタン類は全てネックバンド部分にあります。一般的なイヤホンはマルチボタン、+、-の3つの場合が多いのですが、こちらは音量の変更と曲の変更がそれぞれ別ボタンになっています。このおかげで押し間違いもなくなりますし、長押しで数秒待つことも無く、短押しでポンポン軽快にに操作できます。
![20AFF6B9 20AFF6B9](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/20AFF6B9.jpg)
少し操作性が複雑になっているのですが、それはワイヤレスイヤホン、オーディオプレイヤーの1台2役のガジェットだからです。1度覚えてしまえば迷うことはなくなりました。
△首の後ろにボタンがあるので手を動かす距離が多い
前述したようにボタンは首の後ろに全部あるので、なにをするにも手を首の後ろまで持っていかなければなりません。一般的なイヤホンだと鎖骨のあたりに来るリモコンか、イヤホン部分にあるボタンを操作するため、手の動きも最小限で良いのですが、このイヤホンの場合は首の後ろという遠い位置まで手を動かさなければなりません。たかがそれだけのことではありますが、頻繁に操作する場合は面倒にかじる場合があるかも…。
水泳などスポーツで使用する場合は、1度音楽を流し始めたら細かく操作することはなくなるので良いのですが、街中で普通のワイヤレスイヤホンとして使用する場合は面倒に感じることがありました。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質は無線接続、オーディオプレイヤー使用でどちらも問題ありませんでした。遮音性が高いので外で使用しても水泳で使用しても十分音楽を集中して楽しめます。高音も低音も割れることもなく普通に聴けています。
受信感度は屋内で壁や扉で2枚隔てた程度の状態で音が途切れることは全くありませんでした。この状態で安定しているので、日常生活で問題になるようなことはないと思います。音ズレもスマホで動画を見たところ感じることはありませんでした。
△音楽再生でのバッテリー持ちは7時間
音楽再生ではバッテリーが7時間持つとなっていたので、実際に使用してどれくらい持つのか試してみました。その結果、Bluetoothでのワイヤレス接続で音楽を再生したところ、6時間14分バッテリーが持ちました。
![B3B8ADCA B3B8ADCA](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/B3B8ADCA.jpg)
このイヤホンはスマホと接続しなくても単体でオーディオプレイオヤーにもなるので、その場合はどれくらいバッテリーが持つかも実験したところ、9時間6分バッテリーが持ちました。
![](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/414AEC94.jpg)
また、充電はどれくらい掛かるかも試してみました。その結果、空から満充電までは1時間39分掛かりました。
![](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/71C98A80.jpg)
○充電が簡単
充電方法は少し変わっていますが簡単です。このイヤホンは真ん中の本体と左右のアームの3つに分解できます。これは力づくでエイッと引き抜いてしまってください。結構な力がいるのですが、乱暴に扱っても端子部分などが壊れることはありません。物凄く頑丈なので安心して良いです。
![5DDCF093 5DDCF093](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/5DDCF093.jpg)
分解すると本体左右に端子があるので、そのうち4本ラインがある方がUSBに差し込む端子です。もう片方の2本ラインの端子は、合体させたときに音楽をイヤホンに送るためのデータ専用端子なので使用しません。
![7FFA3C3C 7FFA3C3C](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/7FFA3C3C.jpg)
充電はUSBケーブルが必要ないので外に持ち出すときも荷物が1つ減ります。分解して真ん中の本体をUSB端子へ差すだけなので、デスクトップPCやノートpチェ差し込むこともできます。
○ファイルのやりとりが簡単
分解した真ん中の本体には8GBのストレージが内蔵されています。ここにMP3、WMA、APE、FLAC、WAVを転送するとそれらを再生できるようになります。
ファイルの転送方法はPCでの操作と全く同じです。本体をPCに差し込むとUSBメモリと同じようにエクスプローラーなどに表示されるのでそこに放り込むだけです。
![4A85F7E9 4A85F7E9](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2019/10/4A85F7E9.jpg)
総評
水泳で使用できることが売りのワイヤレスイヤホン&オーディオプレイヤーです。スマホとBluetooth接続してワイヤレスイヤホンとして使用しても良いですし、本体にオーディオファイルを入れて単体で使用してもOK。
水泳で使用するときにBluetooth接続でスマホと一緒に使用すると、腕に防水ケースを付けてスマホを一緒に持ち運ばなければならず、どうしても違和感が出るのですが、こちらは単体でオーディオプレイヤーになります。このネックバンドタイプのイヤホンだけで完結するのは手軽ですし動きが邪魔されません。水泳だけではなくランニングなどでも活用できます。逆に街中ではスマホと連携してワイヤレスイヤホンとして使用すれば、何百何千と入れた音楽を自由自在に聴けるでスマホの資産も無駄にしません。
オマケ機能としてFMラジオを聴けたり、アプリと連携すると歩数計になったりもしますし、色々なシーンで活用できるフレキシブルなイヤホンです。しかし、やはりIPX8の完全防水を考えると、水泳で使用する方に1番向いていると思います。
こんな人にお勧め
- 水泳でワイヤレスイヤホンやオーディオプレイヤーを使用したい人
- ワイヤレスイヤホンとオーディオプレイヤーの2役で使用したい人
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