簡易水冷の何が良いって、メンテナンスフリーなこと。正確にはケースファンと繋がっているので、ケースファンの掃除は必要ですが、それでもCPUクーラー部分ににファンが無いおかげで、CPUファンに埃が詰まることがないので、埃を取る作業をしなくて良くなります。
CPUファンに埃が詰まって熱暴走ってのは結構あるんですよね。ですから、定期的にケースを開けて、CPUファンにエアダスターを吹き付けて、埃を取ってやる必要があり、これが結構面倒くさいんです。空冷の時は一ヶ月に一度、CPUファンの掃除をやっていましたが、それでも奥に入り込んだ埃は取りづらいので、段々PCの動作がおかしくなるなんてことも珍しくありません。PCに詳しくない人は、知らず知らずのうちにこの辺のトラブル抱えている人が多いような気がします。素人はケースなんて開けませんからね。
水冷にしてからは二ヶ月に一回程度、思い立ったらケースファンの埃を取るだけで十分過ぎるくらいで、三ヶ月、四ヶ月に一回でも問題ありません。そろそろ掃除をしなきゃと、常に考えていなければならないというのは、結構精神的に面倒くさい物で、これから実質的に解放されたことは非常に有り難いです。
さて、この製品の感想ですが、まず取り付け段階でH50より遥かに進化していることを実感しました。無茶苦茶取り付けが簡単です。説明書見なくてもできます。まあその説明書自体図解だけなんですけどね。
冷却性のは今のところLOWで十分。下図の通りCPU使用率100%のときでも65度をたまーにちょこっと超えるくらい。(12月、室温22度)
付属ファンは冗談かと思うくらい五月蠅いので速攻変えました。実用に耐えられないレベル…。特に立ち上がりなんて、どこで工事をしているんだってくらいの爆音。簡易水冷付属のファンってなんでどれもこれもこう五月蠅いんでしょう。別売りの高級静音ファンでも、1,500円程度で売っているのに…。こんなのなら付属しない分1,000円安くして欲しい…。
ファンを付け替えてからは嘘のように静かになりました。
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