今回レビューするのは、YiFUARさんのプロジェクター『D035』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【150ANSI 明るさ・リアル1080P】このプロジェクターには、先進的な光源技術で高レベルの150ANSIルーメンの明るさを実施して、昼間でも鮮やかな映像を投影できます。そして、高精細、色鮮やか、高コントラストで4K映像を楽しめる新開発4K画像処理エンジンを搭載し、フルHD映像ソースの高精細画像を余すところなく投写できます。 市場最ポータブルのリアル解像度1080Pプロジェクターですが、150ANSIルーメンという明るさを実現したLEDランプを搭載し、ご家庭でも映画館並みの高画質映像を楽しめるモデルです。心揺さぶる感動の映像を体験していただけます。
- 【5G超低遅延WiFi&Bluetooth5.0機能】このデータプロジェクターは高速5GWiFi技術採用され、ミラーリングでゲームや4Kまでのビデオが高速伝送スピードの体験が実現する。iOS / AndroidスマホWindowsの場合には簡単にミラーリングできます。超低遅延で安定した大画面ビデオに満喫させて頂きます。最新Bluetooth5.0チップ搭載、BTイヤホーン、スピーカーと接続すれば、場所を選ばず、いつでもステレオで臨場感あふれる視聴体験を実現できます。内蔵HiFiスピーカーを搭載しており、外付けのスピーカーと接続しなくても使用できます。
- 【Android TV 9.0・Googleストア対応】YouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、Hulu 、tubi、pluto tvなどの100種類以上のアプリに対応しています。アプリを通じて無限のエンターテインメントを提供します。Googleストアでコンテンツを検索して、素晴らしいエンターテインメントの世界をお楽しみください。(Netflixが提供する著作権で保護されたコンテンツは、ミラーリングまたはスクリーンキャストすることができません。)
- 【自動台形補正・200インチ大画面】プロジェクター使用時の一番の課題が「焦点の調整」と「台形補正」言われています。手動でピントを調整、タテ台形歪みを補正できます。台形補正機能は縦に±45度の調整が行えます。200インチ大画面で家族と一緒に映画館のように体験できます、家族パーティーと野外キャンペーンのシーンもお勧めます。
- 【密閉光学エンジン・幅広い互換性・長寿命ledランプ】Bluetooth wifi モバイル家庭HDプロジェクターは最新の密閉光学エンジンを採用して、ほこりがプロジェクターの画質や、明るさを落とすことを最大限度で避けます。その同時にプロジェクターの防塵スクリーンに付着したホコリを定期的に清掃する手間が省けます。その上、省エネルギー技術で、ランプの長寿命(≧50000時間)が実現できます。AV/USB/HDMIなどの入力端子が搭載しており、パソコン/TV Stick/スマホ/DVDプレーヤー/USBメモリー/Google Chromecast/X-Box/PS3/PS4など様々な周辺機器に接続できます。
長所と短所
- ○ミニサイズで場所を取らない
- ○使い方が簡単
- ○映像が綺麗
- ◎縦横台形補正があり自動で行われる
- △入力ソースは最低限
- ◎スマホ内のメディアを投影できる
- ◎バッテリー内蔵でモバイルプロジェクターになる
- ◎Bluetoothでイヤホンやスピーカーと接続できる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
プロジェクター本体。
リモコン。
電源コード、アダプター。
説明書。日本語単独の物。
動画
スペック
- 標準解像度:フルHD1920×1080
- 対応解像度: 4k
- ANSIルーメン: 150ANSI(=9000ルーメン以上)
- Wi-Fi: 2.4G/5GHz
- Bluetooth: 5.0
- システム: Android9.0
- コントラスト: 6000:1
- アスペクト比: 16:9/4:3切り替え可能
使用した感想
○ミニサイズで場所を取らない
このプロジェクターは、一般的なプロジェクターと比べ、大きさは1/4くらいになっています。画像のように片手で握れるほどですし、千円札と比較出来るくらいの小ささです。また、重さも1113gなので軽く、移動は持ち運びも苦になりません。
大きさを計測すると、高さ約16.0cm×幅11.14cm×奥行き(下)13.74cm/(上)12.95cm。安定感を増すためか、やや下が大きくなっています。
後述しますが、バッテリーを内蔵しているので、コードレスでの使用が可能です。モバイルポロジェクターにもなるため、外に持ち運んで友人の家で使うなどもできます。その際にこの小ささと重さは有利で、バッグの中に入れて持ち出すことも楽にできます。
○使い方が簡単
使い方は非常に簡単です。リモコンが付属しているのですが、操作は全てそちらで行います。本体には上面に電源ボタン1つしかなく、電源のオン、オフしかできません。
リモコンは一般的な物で、電池は単四電池が2本必要です。付属していないので別途用意してください。
リモコンでは音量の変更は勿論、動画の早送りや巻き戻し、スキップ、次の動画への移動などがボタン1発でできます。また、マウス操作もできます。マウスボタンがあるので、それを押す画面にマウスカーソルが出てきます。YouTubeやWEB閲覧などもできるので、その場合にはマウス機能を使用した方が便利です。
メニューはシンプルでパネルのように並んでいます。ここから設定、操作したい項目を選び、リモコンでOKボタンを押したり、上下左右の矢印ボタンで移動していくだけです。
○映像が綺麗
映像は非常に綺麗で明るいです。コントラスト差があり、明暗がハッキリしていて、部屋を厳密に暗室のような真っ暗にしなくても綺麗に映像を観ることができました。
プロジェクターの強みとして、視野角の見え方に強いことも挙げられます。液晶モニターだと、左右や上下に角度を付けて見た場合、距離が遠いところが暗く見えたり、色が変わって見える場合があります。しかし、プロジェクターは画像のように真横や真上から見ても、明るさも色も全く変わりません。
映像の見え方に視野角の制限がほぼないため、どの場所から見ても同じように綺麗な映像を楽しむことができます。複数人で楽しむのも良いですし、寝転がって端っこや下から見ても綺麗に見えます。
明るさは前述したように十分で、部屋の明かりをいつものように付けた状態でもうっすら見えるくらい明るかったです。この状態でも文字が判別できました。厳密の部屋を真っ暗にしなくても綺麗に見ることができます。他にTVが付いているとか、PCのモニタが付いているとかで、部屋がある程度明るくても問題なく見られました。こちらの画像は、部屋を完全にいつものように明るくして使用している状況です。
◎縦横台形補正があり自動で行われる
今時のプロジェクターには必須の台形補正機能ですが、もちろんこちらにもあります。上下に角度を付けて投影すると、画像のように台形になってしまいます。リーズナブルなプロジェクターの場合、台形補正機能のない物もあります。また、あるとしてもツマミを自分で回す手動式が多いです。しかし、こちらは自動で台形を補正してくれるデジタル式です。自分で補正する操作はありません。
画像のように、前述の台形状態が自動で長方形に補正されます。台形補正機能がないと、投影するスクリーンと全く同じ高さにプロジェクターを置かなければなりません。実際に使用するとわかりますが、これはとても面倒です。台形補正機能があると、適当な場所に置き、上に傾けて使用できるので便利です。
△入力ソースは最低限
非常に小型のプロジェクターなのですが、性能や機能は一般的なプロジェクターと遜色がないどころか、台形補正機能やスマホとの接続などあるためそれ以上です。唯一機能が削られている点は、画像のように入力ソースが限られていることです。使用できる入力ソースは、USBメモリ、HDMI、そしてスマホとの接続のみとなります。
一般的な入力ソースが豊富なプロジェクターでも、これに追加してVGA端子、AV端子、SDカードの3つか追加されるくらいです。VGAはもうだいぶ前に使用されていたPCの映像端子ですし、AV端子は赤、白、黄色の、これも昔のビデオデッキなどの規格です。そのため、これらの端子を使う機会はあまりないと思います。また、SDカードもUSBメモリ型のリーダーに入れれば、実質USBメモリとなるのでこちらでも使用できます。
以上を考えると、このくらいの入力ソースで十分だと思います。今の映像機器はほぼHDMIですからね。また、どうしても必要なら変換アダプタを使用すれば使用できます。スマホと連携できるのが便利なので、こちらを主に使用すれば、これらの入力ソースは使うこと自体あまりなくなると思います。
◎スマホ内のメディアを投影できる
このプロジェクターの特徴として、スマホ画面をそのままプロジェクターに投影する機能があることが挙げられます。この機能を使用するための設定や手順を以下に記載します。
まずはプロジェクターでWi-Fiに接続する設定を行います。『設定』→『ネットワーク設定』→『Wi-Fi設定』でWi-Fiをオンにします。その後、リストから接続するネットワークを選択肢、Wi-Fiのパスワードを入力します。
専用アプリの『EShare』をスマホにダウンロードします。
スマホでEShareを起動し、画面の指示に従って当該プロジェクターを選択します。すると、スマホ内の動画や音声、画像を再生できるようになります。
もしこのデバイスリスト出てこないようなら、プロジェクターでQRコードを出して、アプリのカメラで読み込ませると出てくると思います。
あとはスマホ内の動画を選択するとプロジェクターに投影され、スマホから音量や早送りなどの操作もできるようになります。
EShareを使用してスマを接続すると大変使い勝手が良くなります。プロジェクターで動画を再生する場合、USBメモリに動画をコピーして差し込んで…などの手間が必要なくなります。スマホの中に入った動画や音声などを全てこのプロジェクターで再生できるようになるので、非常に使い勝手が良くなります。
設定や接続は非常に簡単なので、初心者でも問題なく使用することができると思います。要点をまとめると以下3ステップで終わりです。接続がされたら、アプリから再生したい動画などを選べばOKです。
- プロジェクターでパスワードを入力してWi-Fiに繋げる
- 専用アプリの『ESahare』をDLして起動する
- 自動的に検索されてリストに当該プロジェクターが出てくるので選択する
スマホとの連携で面白い機能としては、スマホのカメラ映像をこのプロジェクターに投影できることです。EShareでメニューからカメラを選択すると、リアルタイムでスマホカメラで撮影している映像が投影されます。
◎バッテリー内蔵でモバイルプロジェクターになる
前述しましたが、このプロジェクターには7500mAhの内蔵バッテリーが搭載されています。そのため、電源コード無しで使用することができます。つまり、モバイルプロジェクターとして単体で動かせるんです。
USBメモリに動画を入れておけば、スマホもPCも電源ケーブルも必要なく、ほぼこのプロジェクターのみで使用ができるので、外に持ち出して友人の家で使用したり、プレゼンに使用するなど、活用の幅はとても広がります。
スマホ画面を投影する場合は、アプリをダウンロードしてから投影するより、もっと簡単な方法があります。
- プロジェクターでパスワードを入力してWi-Fiに繋げる(プロジェクターとスマホは同じWi-Fiに繋げる)
- スマホのミラーリング機能を起動して直接に投影する
「画面ミラーリング」でクリックするだけで画面共有を開始しますのでもっと簡単で使いやすいです。また、ミラーリングでの投影はもって早いし、ほぼ遅延がないです。
◎Bluetoothでイヤホンやスピーカーと接続できる
プロジェクターは本体を冷やすために結構ファンの音がします。計測したところ、横20cmで57db前後でした。
動作音は50~60dbの間なので、『エアコンの室外機・静かな事務所』から『普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部』となっています。真横で使用するとファンの音が気になります。その場合、有線のイヤホンやヘッドホンを使用すると良いのですが、こちらはBluetooth機能があるので、Bluetoothのイヤホンやヘッドホン、スピーカーと接続して使用できます
こちらもWi-Fiと同じく設定は簡単で、プロジェクターのメニューからBluetooth機能を選ぶと、使用できるBluetooth機器が一覧に表示されるので選択するだけです。
このプロジェクターで使用しているOSはAndroid 9.0です。そのため、メニュー画面のパネルも、その他の設定もどこかスマホで見たようなことがあるGUIなので、直感的でわかりやすいです。
クーポン情報
- クーポン:6KFLA62W
- 割引額 :2500円
- 有効時間:2021-10-27 21:00 から 2021-12-27 23:59 まで
総評
一般的なプロジェクターの1/4ほどの小型プロジェクターのため、家で使用するにも設置場所や収納場所を取りません。また、7500mAhの内蔵バッテリーを搭載しているので、外に持ち出してモバイルプロジェクターとして使用するのも良いでしょう。
スマホとの連携もびっくりするくらい簡単で、自分で入力するのはWi-Fiのパスワードくらいでした。あとはアプリを立ち上げれば勝手に当該機が表示。それを選択してスマホ内の動画などを再生。こんなに簡単にプロジェクターとスマホを連携出来たのははじめてでした。大抵どこかでつまずくんですけどね。スマホと簡単に連携したい人にお勧めです。
こんな人にお勧め
- 小型で邪魔にならないプロジェクターが欲しい人
- プロジェクターでスマホ内の動画などを投影したい人
- プロジェクターとスマホの接続が簡単な物が欲しい人
- 内蔵バッテリーを搭載していてモバイルプロジェクターになる物が欲しい人
- Bluetoothでイヤホンやヘッドホン、スピーカーと接続したい人
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