今回レビューするのは、Mpowさんの目覚まし時計『HM127Q』です。
最も特徴的な機能として、時刻のプロジェクター表示がありますが、これが使えるなら、寝ているときに体を起こさずとも時刻が簡単に確認できますが、果たして有用な機能なのでしょうか。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【デジタル投影機能】デジタル時計の上部にあるプロジェクターは、壁や天井に時間を投影し、昼夜を問わず暗い所でハッキリと時刻を確認できます。目覚まし時に、天井に投射の青いライトで時間を簡単に読み取れます。投影が柔らかく、2種輝度が調整可能、邪魔にならない。時間投影角度が120°に調整することができ、最適な投影距離は2〜3mです。
- 【便利なダブルアラーム】異なる時間に起きたり、また子供を学校に通わせたり、平日に仕事に行きたり場合には、2つアラームが設定できます。ブザーまたはラジオアラームサウンドに目を覚ますことができます。5〜60分間スヌーズ機能付きので(デフォルト:9分間)、寝過ごし対策に便利です。
- 【見やすい大型液晶】大きな文字で見やすい大型ディスプレイ、遠くから簡単に読み取れ、調光器により、調整可能な3種輝度(明るい、暗い、オフ)があり、昼間に明るい設定と夜に柔らかい設定にディスプレイの輝度を設定できます。円弧LEDディスプレイデザインため、多角度から投影時間を読み取れます。
- 【USB充電ポート】ACアダプタによりUSBで電源を素早く安全に充電することができます。CR2032リチウム電池を装着されますと、時刻・設定内容が保存され再設定の必要が有りません。自宅で置き時計として又、旅行先でのご利用にも便利です。時計の背面にある5V/1AのUSB出力ポートが装備されていますので、携帯電話で便利的に充電も可能です。
長所と短所
- ◎天井や壁に時刻を投影できる
- ○投影する時刻の明るさを変えられる
- ○画面が大きく見やすい
- ○液晶に表示される時刻の明るさを変えられる
- ○FMラジオが聴ける
- ○USB充電できる
- △投影する時刻の大きさは変えられない
外観
パッケージ外観
パッケージは何のデザインもないシンプルな段ボール素材です。
![F07521C2 F07521C2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/F07521C2.jpg)
パッケージ内容
![9B734778 9B734778](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/9B734778.jpg)
セット内容
- 目覚まし時計
- USBケーブル
- ACアダプター
- 透明シール×2
- クリーニングクロス
- 説明書
![160607E6 160607E6](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/160607E6.jpg)
写真と動画
外観
目覚まし時計は5インチ液晶で時刻が見やすい大画面です。
![A4F8156F A4F8156F](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/A4F8156F.jpg)
操作ボタンは全て上面にあります。操作はシンプルでわかりやすいです。
![729BC6D2 729BC6D2](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/729BC6D2.jpg)
写真を見てわかるとおり、液晶画面は湾曲しています。このおかげで左右から見ても、前後から見ても全く色が変わらず歪みもありません。
![F4CFEDE0 F4CFEDE0](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/F4CFEDE0.jpg)
最も特徴的なプロジェクター機能。右端に角度調整可能なレンズが付いています。
![E421A3FC E421A3FC](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/E421A3FC.jpg)
背面は真ん中にスピーカー、左下に給電用のUSBポートがあります。また、ボタン電池内蔵なので、電源を外してもセットした時刻やアラームなどの設定が記憶されるようになっています。
![E3B70767 E3B70767](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/E3B70767.jpg)
底面にはゴム足が付いており滑りません。
![2CB8ADB4 2CB8ADB4](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/2CB8ADB4.jpg)
付属品。
![5D337BBC 5D337BBC](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/5D337BBC.jpg)
動画
使用した感想
◎天井や壁に時刻を投影できる
なんと言っても最大の特徴は天井や壁に時刻を投影できることです。目覚まし時計の右端に小さなプロジェクターのレンズが付いています。
![074701F8 074701F8](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/074701F8.jpg)
このレンズは真正面に90度、後ろに30度の合計120度の角度調整が可能です。特に天上に投影するのは便利で、寝ているときにいちいち体を半分起こしたり、枕元にある目覚まし時計に腕を伸ばして手に取り時刻を見必要がありません。ただそのまま目を開ければ、そこに時刻が表示されている状態にできます。真上だけではなく微妙な角度調整ができるので、枕元に目覚まし時計を置いても、離れた位置の机に置いても、目に見える天上に投影できます。ただ、左右の角度調整はできないので、どこに置いても自由自在に投影したい位置に投影できるというわけではありません。
![B089BD61 B089BD61](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/B089BD61.jpg)
プロジェクター機能をオンにするとぼんやり青色にレンズが光り、投影されていることがわかります。
![35E77C74 35E77C74](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/35E77C74.jpg)
○投影する時刻の明るさを変えられる
壁や天上に投影した時刻の明るさは3段階に変更可能です。消灯、弱、強です。投影しないようにプロジェクター機能をオフにもできるので、必要ないなら表示させないことも可能です。
![9E989A52 9E989A52](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/9E989A52.jpg)
ちなみに、左から2番目のボタンで明るさの変更ができるのですが、長押しすると反転表示されます。これも地味ですがなくてはならない機能でした。
![63FE0A0A 63FE0A0A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/63FE0A0A.jpg)
プロジェクター機能で明るさの変更をするボタンは写真の左から2番目です。ここを短押しすると明るさ表示が順次切り替わり、長押しすると反転します。操作は簡単です。
![5EE59C9A 5EE59C9A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/5EE59C9A.jpg)
○画面が大きく見やすい
液晶画面は5インチです。時刻はかなり大きく見やすいです。また、画面は湾曲しており、これも見やすい要因の1つとなっているようです。真横から見ても、真上、真下から見ても、全く文字がにじむことも、色が変わることもありませんでした。液晶画面の場合、この視野角が狭くて問題になることもあるのですが、そのようなことは一切ありませんでした。
![D7C422AA D7C422AA](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/D7C422AA.jpg)
○液晶に表示される時刻の明るさを変えられる
プロジェクターで投影された時刻の明るさ変更ができることは前述しましたが、当然液晶に表示された時刻の明るさも変更可能です。
こちらは、消灯/弱/中/強の4段階です。LED表示を完全に消灯することも可能です。明るさ変更の操作は、液晶画面の場合、真ん中の大きいボタンを押すことで順次切り替わっていきます。
![B3F36178 B3F36178](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/B3F36178.jpg)
○FMラジオが聴ける
この目覚まし時計はFMラジオを聞くことができます。この目覚まし時計だけの問題ではありませんが、ラジオの受信の場合、窓から離れた部屋の奥に受信機がある場合、かなり受信状況が悪くなります。FMラジオのアンテナケーブルがあるので、これをできるだけ窓の方に伸ばしましょう。それだけで受信感度は段違いになります。ちなみに、残念ながらワイドFM(FMラジオでAMラジオが聴ける機能)には対応していません。
![01AC10AB 01AC10AB](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/01AC10AB.jpg)
○USB充電できる
目覚まし時計はすぐ手の届くところにあったり、枕元にあると思うのですが、この目覚まし時計からUSB充電ができるので便利です。側面左下に充電用の出力USBポートがあります。ここからスマホなどを充電できます。
![1EEBBC5D 1EEBBC5D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/1EEBBC5D.jpg)
この目覚まし時計を枕元に置いた場合、寝ながら手軽に充電することができますし、机の上に置いた場合でも、長いケーブルをいちいちPCやコンセントから伸ばさなくても充電できます。この機能は意外と使えます。
△投影する時刻の大きさは変えられない
プロジェクター機能で投影する時刻の大きさは変えられません。これができれば最高だったんですけどね。前述もしたように、投影距離は2~3mです。私の環境の場合、2mの距離に投影して横幅15cmくらいでした。目が悪い方の場合、これだと裸眼でよく見えないかもしれません。技術的に難しいのかもしれませんが、時刻表示を1mとかに拡大できれば最高でした。
![4D9CC6E0 4D9CC6E0](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2018/03/4D9CC6E0.jpg)
逆に言うと、2m~3mの距離に収まってさえいれば、ピンボケも全くなくかなりくっきりした状態で綺麗な時刻表示に見えます。ザラザラの天上に投影したのですが、予想よりも綺麗にくっきり映っていて驚きました。
総評
プロジェクター機能があり、天上や壁に投影できるのがかなり便利な目覚まし時計でした。天上だけではなく、真正面にレンズを向けることもできるので、壁にも投影できます。寝ているときにいちいち体を半分起こしたり、時計を手に取らなくても、天上に映った時刻を見だけで、今の時間が確認できるのはかなり使い勝手が良いです。
プロジェクター機能だけではなく、液晶に表示される時刻も明るい青色LEDで、湾曲画面なのでどの角度からも見やすかったです。ただ、5インチの大きさの液晶画面なので、決して小さい目覚まし時計ではありません。ある程度置き場所を取ってしまうので、そこだけは購入前に置き場所に問題がないかだけ確認しておいてください。
こんな人にお勧め
- 時刻表示の大きな目覚まし時計が欲しい人
- 天井や壁に時刻を投影できる目覚まし時計が欲しい人
- 時刻表示の明るさを変えられる目覚まし時計が欲しい人
- モバイルで使用できる目覚まし時計が欲しい人
- USB充電できる目覚まし時計が欲しい人
関連リンク