今回レビューするのは、サンワサプライさんのCPUスタンド 『CP-033』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
W155~260mmの間で調節可能。キャスター付でCPUのメンテナンスに便利。
【材質】:本体/HIPS キャスター/ABS
【付属品】:クッションパッド(EVA)
【耐荷重】:10kg
長所と短所
- ○組み立てが簡単
- ◎PCを乗せたときの安定感が抜群に良い
- ×PCを乗せたまま幅の変更ができない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
CPUスタンド。
キャスター、六角レンチ。
ネジ、ナット、クッション。
説明書。
動画
スペック
- 【サイズ】:W225~330×D256×H125mm
- 【重量】:0.63kg
- 【梱包】:1個口
- 【出荷形態】:ノックダウン組立式
使用した感想
○組み立てが簡単
組み立て自体は一応簡単です。ただ、同じサンワサプライから出ているエックス字のCPUスタンドよりは組み立ての手間が掛かります。より組み立てが簡単なCPUスタンドが良い場合はそちらを購入した方が良いと思います。
組み立てるとこの画像のようになります。組み立て工程は動画にアップしていますが、基本的にネジとナットで4カ所を止め、任意の幅で底にあるネジをプラスドライバで締めて固定と言った感じです。
私の場合、以前エックス字のCPUスタンドを購入したのですが、頻繁にPCを弄るのでケースの蓋を開けたり閉めたり負担の掛かる使い方をしていたら段々と壊れてしまい…。最終的にはもう誤魔化して使うのも無理なくらい完全に壊れてしまったので、今回は土台がしっかりしていて頑丈を宇なこちらを購入しました。
◎PCを乗せたときの安定感が抜群に良い
以前使用していたエックス字のCPUスタンドは、PCを乗せたときの安定感はいまいちだったのですが、こちらはしっかり土台が存在しているので安定感抜群です。バランスも良く、グラつくことは一切ありません。
×PCを乗せたまま幅の変更ができない
使用してから分かったのですが、このCPUスタンドはPCを乗せてしまうと簡単に幅の変更ができません。幅の変更は底の裏側にあるネジをプラスドライバで締めて行います。1度設置してしまうと底の部分のネジをどうやっても締めたり緩めたりできるわけはなく…。ちなみに、エックス字のCPUスタンドはこのようなネジ締めがないので、PCを乗せたまま簡単に幅の変更ができます。ただ、前述しましたがその分固定が甘く、PCを乗せる『台』の面積が極端に少なくなるので安定感は犠牲になります。安定感を取るか、PCを乗せたまま幅が変更できるフレキシブルさを取るか…ですね。
1度PCを乗せて設置してしまうとこの画像のようになってしまいます。前述した底のプラスドライバは完全に下に隠れてしまい、幅の調整はできなくなってしまいます。私の場合、ネジをちょっとだけ緩め、少し力を入れると幅が変わるようにしてこの対策を行っています。これだとPCを乗せたままでも幅の変更が可能です。ただ、安定感は少しなくなります。目一杯広げるとどう考えても耐荷重10kg持つ意図は思えないグラつきになるので、幅の変更は慎重に行う必要があります。
PCを頻繁に弄る方は後者のX字のC追うスタンドの方が良いと思います。逆にそんなにCPUは弄らない、床置きは避けてケースファンが風を送るスペースを空けたいとか、たまに引っ張り出す程度なら前者のこのCPUスタンドでしょうか。
総評
CPUスタンドで人気があるのは、サンワサプライのこのタイプか、もう1つのエックス字タイプかになるので、用途に合わせてどちらかを選ぶと良いと思います。PCの床置きは余りお勧めできません。振動が床に伝わって騒音の原因にもなりますし、PCケースの底にケースファンがある場合、床とPCケースの底の距離が近すぎるとエアフローで問題が出てきます。2千円程度の安い物ですし、キャスターがあるので簡単に移動させられるのはなにかと便利です。
こんな人にお勧め
- PCを頻繁に弄る人
- 安定感のあるCPUスタンドが欲しい人
- エアフローをしっかり確保したい人
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