目次
特徴
- 伸縮段数:4段階(レバー式ロック/3箇所)
- 収納縮長:425mm
- 最大地上高:1250mm
- 最低地上高:410mm
- 耐荷重:1.5kg以下
- カメラ取付けネジ:一般的なUNC1/4インチネジ
- 材質:アルミ、他
- 重量:542g
- 付属品:専用キャリングケース
- 保証期間:初期不良のみ
- 生産国:中国
- 対応機種:カメラネジ穴を備えた重量1,500g以下の機器
- ※重量内のすべての機種の対応を保証するものではありません。
長所と短所
- ○激安
- ○縮時42.5cm
- △足が細い
- ×ポールの伸縮がハンドルではない
- ×作りが安っぽい
はじめに
今まではAmazonオリジナルブランドの三脚を使用していたのですが、乱暴に扱っていたら壊れてしまいまして…。今回その代わりとして新しい三脚を購入しました。。
今回購入したのはサンワサプライの激安三脚で、サンワサプライの公式通販サイトから購入すると送料込みでなんと1000円ですよ1000円。非常に安かったためサクッとポチってしまいました。
外観チェック
外箱は白く薄い箱で何の飾り気もありません。開けたらポイです。
箱の中にはキャリングケースに三脚が既に入った状態。
持ち手は肩にも背負える形の物。
収納袋の中の激安三脚が姿を現します。
同梱品は三脚本体、収納袋、1枚のペラ紙説明書。
三脚は非常にコンパクトで縮時41cm。
以上、外観チェックでした。縮時41cmのコンパクトさはちんまりしていてびっくりしました。これは使わないときの収納時助かります。
安すぎる
この三脚の何が凄いってとにかく安いことです。送料込みで1000円ですよ。先日、Amazonが全品送料無料をやめてニュースになっていましたが、こちらは合わせ買いで○円以上なら送料無料等の条件無く、この三脚を1個1000円を購入すれば送料無料です。と言うことは、実質650円くらいで購入できたことになってしまいます。安すぎます。
この値段なら何も悩むこと無く、精査することも無く購入できてしまいます。
作りはチープ
まずた短所から。
この値段なので致し方なしで文句ではないのですがやはり作りは安っぽいです。その最たる例が足の細さで、物凄く足が細いので頑丈さが心配です。ポキッと折れそう…。まあ実際にポキッと折れたわけでもないのに、ここに先の心配をしても仕方がありませんね。ただ、今まで使っていた3000円弱のAmazonオリジナルブランド三脚の1/3程度の細さになっていて心許ないのは確かです。
センターポールはハンドル式ではない
ある程度の値段の物だとセンターポールの伸縮はハンドル式で、手元でぐるぐる回すだけで簡単に、そして細かい調整ができるのですが、このセンターポールはネジを緩めて伸縮し、好きなところでまたネジを締めて止めると言う物でした。2000円を切るような安い三脚は大抵このタイプなので、コストカットはこの部分に出ているのでしょうね。
勿論、この部分はハンドル式の方が使いやすいのは当然なのですが、1000円の三脚にさすがにそこまで求めるのも酷かなと思います。1000円の三脚なので多少の不便さには目を瞑れます。
4段式
Amazonの三脚は3段だったのですがこちらは4段。これを細かく弄れるから良いと思うか、細かすぎて面倒だと思うかは人によると思います。私はそこまで頻繁に高さを変えるような使い方でもなければ、毎日三脚を使うわけでもないので特に問題ありませんでした。
最大長125cm
この三脚は最長使用時125cmです。3000円程度の三脚だと150cm前後まで伸びるので、それと比べると30cmほど低いことになります。使用シーンをよく考えてから購入しないと後悔することになるかも知れません。大人が立った状態で無理なく景色を撮ったり、バードウィッチングをするなんて用途の場合物足りなさを感じるかも知れません。私の場合使用は屋内に限られ、購入した物を撮影するくらいの用途なので全く問題ありませんでした。
下の写真では右側のチェストが約90cmの高さです。
最小時41cm
最小にすると41cmなので、低い対象物を撮影するときには便利です。私は床に置いた物を撮ることも多いのでこれは有り難いです。Amazonの三脚は最小時で60cmだったので、それより20cm低い位置から撮影することが可能です。
収納時42.5cm
収納時は雲台が若干出っ張るので42.5cmです。この収納時の小ささは驚きでした。三脚は必要なときにさっと出して使い、不要なときは仕舞っておくのが基本だと思うので、いかにコンパクトに畳めるかは大事です。Amazonの三脚はポールが太く、縮時も60cm以上あったので仕舞うのも億劫でした。そのため部屋の隅にポンとそのまま置いていて邪魔で目障りになっていたのですが、このコンパクトさだと本棚の余ったスペースにすら置けてしまいます。実際私は畳んだあとに余った本棚にこの三脚を入れています。
総評
作りのチープさやコストカットの部分は見える物の、伸縮機能や水平器、雲台、クイックシュー、キャリングケースと一通り三脚の機能を取り入れており、1000円三脚と侮れない物でした。
この安さなら三脚ってどんな感じなんだろうと、取り敢えず使ってみたい人にも最適な三脚です。また、使用頻度が少なく、数千円の三脚を購入するのを躊躇している人なんかも、1回のご飯代で購入できてしまうので良いのではないでしょうか。
こんな人にお勧め
- 安い三脚が欲しい人
- 初めて三脚を使う人
- 三脚の使用頻度が少なく購入するまでもないと思っている人
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