装着感が良いイヤホン「Hippox Moov Waterproof/Hippox」レビュー【PR】 評価はまだありません

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特徴

  • 【高音質】 ノイズキャンセリングのDSP技術+HD音質 BluetoothなのにまるでCDを聴いてる様な音質、心地の良いマイルドでピュアな音が耳へまっすぐ響き渡るハイクウオリティーサウンド。
  • 【IPX7防水・防滴】従来の防水機能より高い、最新のIPX7防水・防滴機能搭載。強い雨の中のジョギングやサイクリング、激しい運動による汗にもイヤフォンを守ります。
  • 【安定したフィット感】人間工学に応じてのデザイン設計、スポーツ対応の安定シリコン耳掛けフックイヤホン 耳へしっかりと密着・安定したフィット感で激しい運動をしても脱落しません。
  • 【マイク内蔵・ハンズフリー】高品質なHD内蔵マイク搭載・ハンズフリー、最大8時間連続通話可能で220時間の待機時間。運転中でも簡単に通話可能。HD内蔵マイクなので、はっきりと相手に声が届き、相手の声も聞き取りやすい。
  • 【生涯保証】 万が一の時も安心な保証付 故障や破損、ずっと保証いたします。

 

長所と短所

  • ○IPX7防水
  • ○装着感抜群
  • ○耳が痛くならない
  • ○8時間音楽再生可能なロングライフバッテリー
  • ○充電時間がPCからでも1時間30分と驚異的な速さ
  • △USB端子のカバーが若干開けづらい
  • ×apt-x非対応

 

はじめに

今回はHippoxさんのイヤホンをレビューをしていきたいと思います。なんだかんだでイヤホンはこれまで10台ほど使用してきたことになります。さて、今回は…。

 

 

外観チェック

外箱は黒で高級感があります。

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箱を開けるとファスナー式の専用ポーチと、付属の大きさが違うイヤーピースが入っています。

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中身を取り出すと専用ポーチ、付属のイヤーフック2種類(標準で付いている物と合わせて3種類)、説明書、案内カード。

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一般的な操作方法なのですぐにわかりますが説明書には日本語無し。

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付属のイヤーフック。大きさ違いが3種類あるのでどれかは合うはずです。

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専用ポーチを開けると、イヤホン本体とUSBケーブル。

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付属のUSBケーブルは短いです。

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そしてイヤホン本体。

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このイヤーフックが優れものです。詳しくは後述します。

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イヤーフック部分。

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USB端子部分。カバーを開けると端子が出てきます。

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本体と付属品はこれで全てです。

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apt-x非対応

まずは短所から書いていきたいと思います。

 

まあ短所と言うほどではないのですが、あったら良かったなと思う機能のapt-xは非対応でした。apt-xはノイズが全くと言って良いほど無くなり、チープなシャリシャリ感も無くなるので、音質を求める人はこれがあると助かります。とは言ってもノイズキャンセリング機能があるので、特に音質に不満無く、悪いとも感じませんでした。apt-xについては以下の記事で詳しく書いています。

 

 

USB端子のカバーが若干開けづらい

これはこの手のイヤホンの宿命なのですが、USB端子のカバーが若干開けづらいです。多少でも爪が伸びていれば柔らかいゴムのカバーなので、強引にぐいっと爪を押し込むようにすれば開くのですが、爪をきっちり切っている方の場合は開けるのに苦労をするかも知れません。これはこのイヤホンに限った話ではなく、ほぼ全てのイヤホンの命題だと個人的には思っています。これまで開けやすいなと思ったイヤホンは10台ほど使っていて1,2台です。開けやすい方が珍しい部分です。

 

ただ、このUSB端子のゴムカバーはかなり柔らかい素材でできています。固いゴムカバーをしている他社製品もあるのですが、それに比べれば開けやすい部類だと思います。

 

装着感最高

このイヤホンの一番良いところは何かと聞かれたら私は自信を持って装着感だと答えます。

 

これまで10台ほどのイヤホンを使ってきましたが、その中で1番装着感が良いです。装着感とは何かと言うと3つの意味があって、1つは『耳にすっぽり綺麗にはまること』。2つ目は『動いても落下しないこと』。そして3つめは『耳が痛くならないこと』です。

 

私がカナル型(耳奥に填めるタイプ)ばかりを装着感の良さからこれまで数多くの使用してきました。そのせいもあって、1つめの耳にすっぽりはまることと、2つめの動いても落下しないことまではクリアするイヤホンはいくつもあったのですが、どうしても3つ目の耳が痛くならないことをクリアするイヤホンはありませんでした。2時間で耳が痛くなるか、4時間で耳が痛くなるかなど程度の差はあれ、どれも長時間装着していると耳のどこかしらの部分が痛くなっていました。ところがこのイヤホンはいつまで装着しても耳が痛くなりません。

 

このイヤホンで耳が痛くならないのには理由があり、1つはイヤーフック部分が非常に柔らかいゴムでできていること。このおかげで耳の外郭に負荷が全く掛かりません。それどころか気持ちが良いくらいです。プラスチックのイヤーフックに比べて装着力は弱くなるのですが、それでも頭を激しく振って取れるような物ではなく十分です。と言うか、プラスチックのイヤーフックは固すぎて耳を痛くする要因になってしまうこともしばしば。装着力は最強なのですが…。

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もう1つはカナル型のイヤホンは耳奥にイヤーピースが深くズッポリと填まるのですが、このイヤホンは若干浅く填まります。これは個人の耳の形や穴の深さによるので一概には言えないのですが、少なくともこれまで私が使用してきたイヤホンよりは浅めに填まります。なので、耳奥にズッポリ填まってこそカナル型の魅力なんだと言う方には物足りないかも知れません。私もこのタイプであり、だからこそ頑なにカナル型1本でこれまで来たのですが、最初こそこそばゆい感じが少ししましたが、10分もしたら慣れてしまいました。そんなことよりも耳が痛くならないメリットが大きいと感じました。

 

私は毎週1回、片道2時間半の移動中にイヤホンで音楽を聴いているのですが、このとき填め具合が悪いと耳が痛くなっていました。ところがこれは耳が痛くなることが全くありません。このようなイヤホントでもヘッドフォンでもそうなのですが、耳に填めたり圧迫する機器を装着すると、耳が痛いとまではならなくても耳が疲れたなんて感じた方も多いはず。しかしこれはそれすらありませんでした。

 

昨今、カナル方より耳掛け型が売れている、発売されている理由は、カナル型は程度の差はあれ、おそらく耳が痛くなったり耳が疲れるからなのだと思います。耳掛け型は1度だけ少し使ったことがありますが、余りにも装着感が不安定で音漏れも気になるためすぐに手放してしまいました。耳が痛くならず疲れもしないイヤホンを使用して、おかしな話ですが耳が疲れない耳掛け型が売れる理由が分かりました。耳が痛くならないイヤホンは素晴らしいです。

 

このイヤホンは、カナル型の装着感がありながら、耳掛け型の耳の痛さや疲れなさが両立したイヤホンだと思います。

 

直付けイヤーフックの効果

このイヤホンは写真からも分かるように取り外しのできない直付けのイヤーフックが付いているのですが、この部分について少し書いていきたいと思います。

 

昨今のイヤホンは軽いので、イヤーピース部分を耳穴に填めれば普通に生活する分には取れないくらいの装着感はあるのですが、それは個人の耳の形や穴の大きさに依るところが大きく、人によっては外れやすいイヤホンと言う物が存在します。余りにも人によって合う合わないがあると、商品としては欠陥で訴求力も弱くなってしまいます。そこで各社取り外し可能なオプションとしてイヤーフックを付属しているのですが、動きが激しく取れやすい環境で使うスポーツタイプのイヤホンでは直付けのイヤホンが多くなっています。

 

この直付けタイプには功罪あって、短所だと前述もしたように長時間使用すると耳の外郭が痛くなることで、長所だと激しい動きをしても取れないことです。

 

今回、このグニャグニャと柔らかいゴム製の直付けイヤーフックを使用して感じたことは、柔らかいゴムで柔軟性があるので、それぞれの耳の形に合ったポジションにイヤーピース部分を耳の穴に入れてくれることです。これが直付けイヤーフックが無いイヤホンだと、「もっと填まるはず」とグイグイ奥に押し込んでしまい、結果遮音性や填まり具合は良くなるのですが、無理に押し込んでいるのでかなり早い段階で耳が痛くなっていました。

 

また、プラスチック製の直付けイヤーフックのイヤホンだと、柔軟性が乏しいので耳の外郭が痛くなりがちなのは勿論、イヤーピース部分が填まる位置や深さもそれぞれの耳の形に関係なく「ここ」と決め打ちされてしまうので、耳の形がそのイヤホンに合わないとやはり痛さや装着感の悪さが出てしまいます。ところがこのイヤホンのイヤーピースは非常に柔らかいゴム製なので、それぞれの耳の形に合った位置にイヤーピースを『押し返してくれる』んです。填まりすぎず、かと言って浅すぎず、ベストポジションにイヤーピースを持って行ってくれます。

 

このようなことがこのイヤホンの装着感の良さの要因ではないかと思います。今までイヤホンのイヤーピースと言えば付属品のオマケであり、直付けだとしてもただ単に外れずらくするだけの効果しかないと思っていたのですが、『直付けのイヤーピースがグニャグニャ柔らかい』と言うだけでここまでの効果があるとは思いませんでした。

 

動画でわかりやすくこの当たりを撮影しましたので興味のある方は見て見てください。

 

IPX7防水

このイヤホンはIPX7防水対応です。

 

IPXとはなんぞやと言う方に説明すると防水規格のことで、以下のようになっています。

 

  • 0級:特に保護がされていない
  • 1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
  • 2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
  • 3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
  • 4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
  • 5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
  • 6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
  • 7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
  • 8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

 

この7級に当たるので、『一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)』と言うことになります。かなり頑強な防水機能が備わっており、スポーツをする際の汗は勿論、雨に濡れても全く問題無く、お風呂場やプールで一時的に水没しても問題無いことになります。あくまで水からの『保護機能』であり、決して完全防水では無いのでそこは留意してください。完全防水はIPX8のみであり、IPX7は保護機能です。

 

平面コード

これはもうこの手のイヤホンでは常識になりつつあるようですが、コードは平面のコードになっており、その効果で衣擦れ音がかなり低減されています。

 

これが普通にコードだと、服にコードが擦れる度に「ゴソゴソ」音が壮大に乗ってしまい、音楽に集中できないくらいのノイズになってしまうこともあります。

 

操作性

操作性は至ってノーマルで、1度でもこの手のイヤホンを操作したことがある人なら説明書を読まなくてもそのまま今までの操作通り使えます。基本的なことを一応書いておくと、電源の長押し(3秒)で電源オン/オフ、長押し(6秒)でペアリング、電源短押しで一時停止/再生、音量+長押しで曲送り、-長押しで曲戻しです。

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音声案内

イヤホンには何か操作すると音が鳴ったり、音声ガイダンスがあったり、それはメーカーや機種によってまちまちなのですが、このイヤホンは音量の上下で音声が一切出ません。イヤホンの使用環境を考えると、移動しながら聞くことも多く、そうなると周りの環境が変わる度に音量を変えることは多いので、ここでいちいち警告音や音声が出ると鬱陶しいので有り難いです。

 

また、音量の幅は0(ミュート)から27(最大)までで細かい音量調整が可能でした。これ以上音量が上がらない、または下がらないとの限界値まで達する「ピー」との機械音が鳴っていました。

 

バッテリー持ち実験

さて、この手の製品恒例のバッテリー持ち実験です。仕様上は8時間となっていますが果たして…。

 

実験環境を記載しておくと、タブレットで192kbpsのMP3を音量真ん中の14で再生し続けました。このバッテリー持ちは、気温や再生する音楽ファイルの種類や音質によって多少前後しますので参考にまで見ておいてください。

 

結果、満充電から空になるまでは約8時間でした。仕様通りですね。

 

また、充電時間ですがこちらも実感しました。その結果、PCのUSBポートからの充電で約1時間30分。この充電時間は驚異的な速さです。他の7,8時間持つと謳われるバッテリーを持つイヤホンの場合、大抵2時間~2時間半掛かっていました。これだけ充電時間が短いのはありがたいです。最初は本当に満充電になったのか不審に思ってしまいました。

 

総評

イヤホンは程度の差はあれ、耳が疲れたり耳が痛くなることがある物なのですが、これは一切耳が疲れないイヤホンでした。

 

装着感は純粋なカナル型に比べると若干浮いた感じになり、耳奥までズッポリは填められないのですが、その効果として耳が疲れることも痛くなることもありません。装着感は独特で、カナル型とイヤーフックの中間より少しカナル型と言った感じです。わかりやすく(?)表現すると以下のような事なのですがわかりますかね…。

 

<カナル型>○○○●○○○○○○<耳掛け型>

 

カナル型は填まりすぎていや、耳が痛くなるからいやと言う人や、耳掛け型は耳が痛くならないけど装着感が気に入らない。そんな人にもお勧めできるイヤホンだと思います。とにかくこのグニャグニャの柔らかいゴムの直付けイヤーピースの素晴らしさは使ってみないとわからないと思います。この効果は本当に凄かったです。

 

こんな人にお勧め

  • 装着感の良いイヤホンが欲しい人
  • 耳が疲れないカナル型のイヤホンが欲しい人
  • 長時間イヤホンを装着する人

 

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