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トリプルモニタへの挑戦
トリプルモニタにするに至った経緯や、顛末は「トリプルモニタ環境へ「24型ワイドディスプレイ GL2460HM/BenQ」レビュー」に、ビデオカードについては、「トリプルモニタ環境へ「GALAXY ビデオカード Geforce GT740搭載 GF-GT740-LE2GHD/OC/玄人志向 」レビュー」、「ファンレスのビデオカード「RH6450-LE1GH/SHORT/玄人志向」レビュー」に書いてあるので、そちらを見て頂くとして、ざっくりと説明すると、現在デュアルモニタ環境ではある物の、サブモニタを動画再生専用として使っていたので、実際の作業領域は広がっておらず、シングルモニタと同じような使い勝手になっていたんです。そこでもう1枚モニタを追加してトリプルモニタにして、作業領域を広げようかなと思った次第です。
モニタアームと言う物
ただモニタを並べるだけなら、モニタに付属しているスタンドで普通に机の上に置けば良いのですが、1度モニタアームの便利さを知ってしまうともう戻れません。これはデュアルモニタやSSDに似ていますね。知らなければそれで良いのですが、知ってしまうとその便利さから離れられなくなる物です。
まずモニタアームの何が良いって、モニタの位置や高さ、角度が自由自在って事なんです。機種にもよりますが、エルゴトロン製のモニタアームなんて、それはもうびっくりするくらい自由自在で、目の前にタブレットを操作するような下の位置にすることも、見上げるような高い位置にすることも、どんな位置にも自由自在なんです。
また、本来スタンドを設置するとスペースが死んでしまう、モニタ下が「空く」ので、そのデッドスペースを有効に活用できるんです。
私の場合、スタンドを置くとその下に何も置けなかったデッドスペースに、3段の小物入れ、セロテープと筆記用具スタンド、鰹節と海苔を入れた調味料入れ、その上にデジタル時計、調味料回転台(醤油、めんつゆ、白だし、塩、黒こしょう、焼き肉のたれ、すき焼きのたれ、眼鏡スタンド、コンタクトレンズケース、コンタクトレンズ洗浄液)がおけるようになりました。妙に生活臭が強いのは気にしないで下さい。この机でご飯も食べているので。
このように、モニタを自由自在の位置に気軽に移動できること、そしてモニタ下のデッドスペースを有効活用できることがモニタアームの特徴なのですが、言葉で説明するより実際に使ってみれば、どれだけ便利か実感できると思います。
買ったモニタアーム
デュアルモニタの頃にもモニタアームを使っていました。使っていたのは、エルゴトロンの「45-241-026 LX デスクマウントアーム」です。エルゴトロンは物凄く柔軟に動いて最高のモニタアームなのですが、値段も高いんですよねえ。これは1台のみに対応しているのですが、1台使いで値段が高くても良いなら絶対的にお勧めです。お金に余裕があるならエルゴトロン製のモニタアームを買うべきです。
今回は、縦置きにしようと思ったので、縦置きにできるモニタアームを探していました。エルゴトロンでもあったのですが、いかんせん高すぎる…。25,000円弱ですよ。さすがにこれではモニタよりも高くなってしまうので却下。
そこで探して購入したのがサンワサプライの「100-LA021」です。これは縦にデュアルモニタできる物で6,000円弱。これなら十分手軽に購入可能でした。エルゴトロンのモニタアームほど柔軟性は無い物の取り敢えずこれを買いました。取り敢えずと言うのは、いずれこのモニタアームに不満が出た場合、改めて25,000円弱のエルゴトロン製モニタアームを買えば良いかなと。一件無駄な出費に見えますが、今回はモニタも一緒に買ったので、モニタ、モニタアーム、ビデオカードと3つ買ううちのモニタアームで、プラス25,000円はさすがに購入にかかる金額がでかくなりすぎるんですよね。これで満足できれば問題ないですし、満足できなければ数ヶ月後にエルゴトロンのモニタアームを買おうかなって算段です。
サンワサプライのモニターアームの実力
さて、実際にこのサンワサプライのモニタアームを使ってみての感想ですが、十分実用的で満足しました。高級機のエルゴトロン製モニタアームに柔軟性や位置の自由度は敵いませんが、正面に取り付ける分には何も問題がありませんでした。
唯一不安だったのは、私の使っている机は結構大きいので、「こちら側」にアームを伸ばせないのは見辛くないかな?との点でしたが、これも全く問題ありませんでした。奥行きに関しての位置調整も、10数センチ可能なのでそこで調整すれば問題ないでしょう。左右の角度調整はかなり広範囲にできて200度動きます。上下も30℃動くので十分でしょう。
またこれは、モニタアームからブラケットを取り外し、モニタに取り付ける方法なので、重いモニタを支えながらねじ止めなんて事もせずに済み楽でした。ブラケットをモニタに取り付けたら、モニタアームの溝に差し込むだけなので、物凄く楽ちんでした。
嬉しい気づかい
ちょっと嬉しい気づかいとして、机を挟む部分がゴム製になっています。ラバーパッドです。私の机は金属部分の梁があるので、机を挟む部分が金属製だと、この梁を傷つけてしまうんですよね。エルゴトロンのモニタアームは金属製でした。まあ気にするほどのことではないのですが、こういう細かい気づかいは嬉しかったです。
シングルのモニタアームとしても
このモニタアームは勿論縦型なのですが、既に1つモニタアームを持っている場合、将来の拡張性を考慮して1枚のモニタを取り付ける場合に購入しても問題ないと思います。まずは既に持っているモニタアームとこのモニタアームで左右にデュアルディスプレイ環境を構築し、近い将来もう1枚モニタを買い、上下+横の3枚構成するのもアリなんじゃないでしょうか。
今は15,000円でモニタが買えますからね。こういう買い方、選び方もアリだと思います。私ももうモニタアームを1個持っているので、近い将来この様な形になることも考えています。
こんな人にお勧め
- 上下にデュアルモニタを設置した人
- 既にモニタアームを持っていて将来を見据えて拡張性を考える人
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