目次
☆たくやはカオスの矯正でスタート地点に戻る
神奈に結晶化された超念石を渡した後、たくやはカオスの矯正でスタート地点の三角山へ戻っていました。カオスの矯正で記憶をなくす設定はアニメではないので、そのままユーノが現れる地点へ猛ダッシュ。無事にユーノと再会することができました。
☆宝玉のおかげでユーノは三角山に現れた
儀式前夜にユーノに宝玉を渡していましたがあれはなんだったのか。なんの役に立ったのか。アニメだと宝玉をユーノが持っていたから、この三角山に事象オーダーを遡る際にちょっとだけ出現できたということのようです。
原作だと三角山の洞窟を出てリフレクターデバイスが使える状態になると、A.D.A.M.Sの一カ所に何故か宝玉セーブのマークがありました。それをたくががロードするとユーノのところへ飛んで再会。カオスの矯正で異世界のこともなにもかも忘れて記憶がリセットされているはずなのですが、運命の少女ユーノと出会ったことにより、フラッシュバックのように全てを思い出しました。それこそ異世界のこともそうですが、これまで何回もカオスの矯正でリセットされた現代編の亜由美、美月、澪のことなども全てです。
つまり、原作だとリフレクターデバイスを使って宝玉の次元に移動してユーノに再会したのですが、アニメだと宝玉があったおかげで、たくやの持っているリフレクターデバイスの側にユーノは出現できた…ということのようです。リフレクターデバイスと宝玉の役割が逆になっているようです。
☆たくやとユーノは事象を遡る
たくやとユーノは事象オーダーを遡り始めます。その結果どうなるのかはマザーでもわかりませんでした。その間に消滅するのか、他の世界へ飛ばされるのか…。結果、たくやとユーノは事象の根源まで辿り着いてしまいました。物事が始まる前、または始まるその瞬間です。宇宙が始まったとされるビックバンよりもっと根源的な『無』からなにかが始まるところです。
事象の根源とは何なのか…。これは誰にも分かりませんし、作者も描写できるわけがないので、概念的な説明で出てきたブリンダーの木が芽吹くところを視覚的に見せて終了。プレイヤーや視聴者は概念的なものを見るしかありませんが、たくやとユーノはもっとハッキリとした事象の始まりを見ていたのかもしれません。
☆有馬広大は事象の間で恵子と再会できた
原作では最後の有馬広大のアドバイスでも、探している妻の恵子に会えておらず1人でいましたが、アニメでは横に恵子がいたので再会できたようです。これは個人的には良かったです。おめでとう有馬広大。ただ、そうすると亜由美の立場が…。まあ、亜由美は有馬広大に猛烈にアタックをし続け、心の中にまだ恵子がいることを知って、それでも結婚したそうなので良いのかもしれませんが…。
ただ、原作の『まだ出会えていない』と言うのも味があって良かったです。有馬広大はまだ旅の途中であること。まだこの先も有馬広大の冒険は続くのだろうなと想像を駆り立てられる部分でもあります。
☆最後の芽吹いた植物はブリンダーの木
最後に芽吹いた植物は絵理子先生が説明していたブリンダーの木です。実際にブリンダーの木というものがあるわけではなく、絵理子先生達の研究でモデリングされた概念であり、わかりやすく図解したものです。このブリンダーの木が芽吹いた描写を見ることにより、『ああ…たくやとユーノは事象の根源に辿り着いたんだな』とわかります。
★ブリンダーの木にユーノはなんて名前を付けたの?
ユーノはもうこの若葉にもう名前を決めていると言っていましたがなんでしょう。これは典型的なプレイヤーの、または視聴者の想像にお任せします的ものなので正解はありません。それぞれ好き勝手想像して良い類いのものです。
私はブリンダーの木が第一候補で、セーレスが第二候補です。まあ、本当にここは正解はないので、それぞれニヤニヤしながら想像するところです。
総評
これでYU-NOは終わりました。全26話の長丁場でしたがお付き合いいただき有り難うございました。まさか23年たってYU-NOがアニメ化するとは思いませんでした。
こんな人にお勧め
- タイムトラベル、タイムリープものが好きな人
- 異世界ものが好きな人
- 壮大な話が好きな人
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