今回解説・考察するのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NO の第18話「デラ=グラントの黄昏」です。
原作をやっていない方はいまいち分からないこともあると思うので、原作の話を降りませながらアニメを1話1話追い、その都度出てきた謎やわかったことを解説したり考察したりしていきます。
原作のゲームがとっくの昔に出ているので、その先のことやどうなるかは全て分かっているのですが、あくまでアニメの『その時点まで』をネタバレなしで記載してます。ネタバレが気になる方も読んで問題ありません。
それでは早速解説・考察を書いていきたいと思います。
ちなみに、YU-NOの全話レビューは別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。
未視聴の人が知らない方が良いネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。
目次
あらすじ
異世界・デラ=グラントにたどりついたたくや。
そこで、話すことができない少女・セーレスと出会う。
助けを求めて入った一軒の家で、2人は女剣士・アイリアと出会う…
今回の謎(★)とわかった(☆)ところ
- ★イデアとは?
- ☆異世界とわかって行っている
- ★セーレスは喋れない?
- ☆リフレクターデバイスを持っている
- ★リフレクターデバイスで現代に戻れるできる?
- ☆アイリアは病気
- ☆アイリアは神帝から託されてボーダーを守っている
- ★神帝とは?
- ☆アイリアにはアマンダと言う妹がいる
- ☆アイリアが死亡した
- ☆セーレスは巫女
- ☆砂漠は越えられない
- ★マザーとは?
解説・考察
★イデアとは?
最初に親父が出てきて語ったイデアとは何でしょう?下記のようなことになります。ちなみに、原作でこの概念、単語は登場していません。アニオリです。
古典期ギリシアの代表的哲学者プラトンの中心的概念。人間の認識の背後にある、完全な真実の世界をイデア界とし、その影が現実に或るものと考えた。この観念論がヨーロッパ哲学の源流の一つとなった。
☆異世界とわかって行っている
原作では、親父の指示通り三角山の洞窟へリフレクターデバイスに宝玉を全部填めて行ったら、突然異世界へ飛ばされれる巻き込まれ型の物語に近かったのですが、アニメでは神奈を救うためのとの明確な目的を持って異世界に行っていました。また、異世界の名前もデラ=グラントだと既に知っている状態です。
原作だとデラ=グラントの名前が判明するのは異世界に行ってから実に4年後で、それまでは今いる世界がなんて名前なのかもわかりませんでした。
★セーレスは喋れない?
セーレスは喋れません。正確には少し違うのですが、何故喋れないのか、喋らないのか、それは次回わかるはずです。
☆リフレクターデバイスを持っている
原作ではリフレクターデバイスは異世界に持ってこられませんでしたが、アニメではたくやがしっかりと持っていました。
★リフレクターデバイスで現代に戻れるできる?
リフレクターデバイスを実際に異世界で使ったわけではないので、まだ断言はできませんが、たくや曰く、「うかつに使うと神奈ちゃんのところに戻れなくなる」と言っていたので、現代と同じく、宝玉ロードで戻れるようです。
☆アイリアは病気
アイリアはたくやとセーレスが訪ねる前から病気でした。怪物にやられた傷と病気の両方で死んでしまったようです。原作ではもっと病気は重く、どのみちもう長くはないことをアイリア自身が悟っていました。
☆アイリアは神帝から託されてボーダーを守っている
アイリアは神帝から託されてこの辺境の地『ボーダー』を怪物から守る騎士(ナイト)です。ただ、原作では神帝から託されたとの言葉はありませんでした。
★神帝とは?
神帝は異世界編1話目で既に姿も声も出ました。原作では神帝との存在自体、まだ出てきませんでした。今回のアニメだと声は変声機で変えていました。
声優さんのキャストも『????』となっていましたが、勘の良い方はこの段階でわかってしまうかもしれません。神帝は原作だと姿や声は最後の最後まで出てきませんでした。
☆アイリアにはアマンダと言う妹がいる
アイリアにはアマンダと言う妹がいることがアイリア自身から語られていました。アマンダは異世界編では超重要人物です。
☆アイリアが死亡した
アイリアが異世界編1話目で登場、そしてその話の中で死亡しました。時間にすると登場時間は15分程度でしょうか。モブキャラに近い扱いになってしまいました。原作だともっと丁寧にアイリアのことは描写されていました。
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