蛍光灯みたいな白色LEDケースファン「UCCLA12P/ENERMAX」レビュー 評価はまだありません

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ENERMAXの新ケースファン

定番の静音ケースファンはいくつもありますが、新しいケースファンがそれと同等か、それ以上か探るのもまた一興です。

 

今回はケースファンの有名メーカーであるENERMAXから新しく発売された「UCCLA12P」を購入してみました。

 

 

静音ケースファン定番「GELID Silent12PWM」との比較

UCCLA12Pは十分静音の部類に入るケースファンだと思います。

 

UCCLA12Pを購入する少し前に静音ケースファン定番GELID Silent12PWMを購入しているので、こちらとの比較をしていきながら語っていきたいと思います。

 

同回転での音の比較をすると、GELID Silent12PWMの方が「静かな気がする」程度でした。

 

数多くのケースファンを試してきましたが、そもそも静音ケースファンと言われる物や評判の物は、環境にもよりますが800回転以下はほぼ音が聞こえません。正確にはハードディスクの回転音や簡易水冷の動作音に消えてしまうと言う意味ではありますが、現実的には聞こえないのですから「音がしない」と表現して良いでしょう。このUCCLA12Pはそういった静音ケースファンと同じく、私の環境下では800回転以下でほぼ音がしませんでした。

 

動作音は耳を近付けるか動作音がするまで回転数を上げると、GELID Silent12PWMの場合、「ブオーン」と言う低い音であるのに対し、このUCCLA12Pは「ファオーン」という高い音がします。どちらが気になるのか、耳障りと感じるのかは人によると思いますが、私はどちらもただの回転音としか感じないので、どちらが耳触りと言うこともありませんでした。

 

総合的に見てGELID Silent12PWMの方が若干静音ではありますが、このUCCLA12Pも十分静音性に優れているケースファンです。

 

風圧は強力

風圧に関してはGELID Silent12PWMよりこのUCCLA12Pの方が明らかに強力です。

 

最大回転数は1,800回転まで回るので、どうしても強力に冷やしたいときには便利です。ただ1,800回転はさすがに常用に耐えません。ちょっとした扇風機並みの騒音になります。その分本当に扇風機並みの風圧にはなるのですが…。個人的には1,200回転くらいが常用に耐えられる限界の回転数だと思います。

 

白色LEDをケース内の蛍光灯代わりに

LEDでピカピカ光るケースファンが昨今流行っているようですが、実は私はこういった光るケースファンは苦手です。と言うのも、私はパソコンを寝室に設置しているので、ピカピカ光られると寝るときに邪魔なんです。LEDは物凄く明るく、光の直進性とでも言いますか、突き抜けるような強力な光なので本当に邪魔なんです。じゃあ何故こんな光るLEDケースファンを買ったかと言うと、ケース内の簡易照明になるからなんです。

 

私はパソコンを弄るのが好きなので、しょっちゅうパソコンのケースを開けて弄ります。本当は良くないのですが、ちょっとした確認や簡単な作業の場合、パソコンを動作させたまま弄ることも珍しくありません。そのときパソコンケース内って色んな物の影になっていてかなり見辛いんです。そういうときにこういった光るケースファンがあると、簡易的な照明になり作業が楽になるんです。しかもこれは白色LEDで物凄く眩しいので照明には最適です。スイッチでLEDをオンオフにできるのもポイントが高く、普段はオフにしておき、ケース内を弄るときにだけオンにすれば、まさに照明そのものの役割を果たしてくれるんです。

 

こんな人にお勧め

  • 風圧と静音性を両立されたケースファンが欲しい人
  • 明るい白色LEDケースファンが欲しい人
  • ケース内で簡易的な照明として白色LEDを使いたい人
  • 最大回転数が多く静かなのでCPUファンに使いたい人

 

多機能なケースファン

風圧はあり、それでいて静音性は定評のあるGELID Silent12PWMと遜色がないのですから優秀なケースファンです。また白色LEDが強力で明るく、スイッチでオンオフができるので、眩しければ消せますし、必要ならば付けられます。

 

ケースファンとしては高い部類なので、このUCCLA12Pを一杯と言う使い方は難しいでしょうが、CPUファンや簡易水冷のラジエーターファンとしてケース内に1個か2個入れておくと便利なケースファンだと思います。

 

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